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エル・アマーディ、ついに夢のイングランド挑戦へ

カリム・エル・アマーディのフェイエノールトからAston Villaへの移籍が決定した。27歳のMFはプレミア・リーグのクラブと3年契約でサイン。クラブ間で月曜に移籍金など条件面で合意済み。エル・アマーディ自身もすでに個人合意していた。残っていたフェイエノールトとの契約は1年。

 

Aston Villaとの契約は良い雰囲気で行われたとテクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘール。「カリムはあのクラブへのステップ・アップを強く望んでいた。我々にとってもカリムの契約は今シーズン末までだったし、彼のポジションをできるMFが多くいたこともあり、この決断をするに至った」

 

エル・アマーディは2008年にFC トゥエンテからフェイエノールトへ移籍。このモロッコ代表は過去4シーズンで94試合出場、4得点を挙げている。2010/2011シーズン後半には半年間ドゥバイのAl Ahliへレンタルされていた。

 

フェイエノールトで特に大きな印象を残したのが昨シーズン。監督 ロナルド・クーマンのもとで常にスタメンをつかむと、昨シーズンのリーグ2位にチーム内で決定的な役目を果たした。

 

Aston Villaは昨シーズンプレミア・リーグ16位。先月 Paul Lambertを新監督に迎えている。エル・アマーディはAston Villaでは元フェイエノールダーでAZから移籍するブレッド・ホルマンとチームメイトになる。

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail/S1/10010000040462-999-10010000000003.aspx

 

カリム・エル・アマーディ

「最初の数シーズンはいつも簡単じゃ無かった。でもいま僕はフェイエノールトで良い数年間を過ごせたと振りかえることができるよ。特に昨シーズンは全てが上手くいって2位になった後にスタムでセレモニーができたのが最高だった。あれだけ良いパフォーマンスを出せるとはほとんど誰も期待していなかったからね。僕にとっては本当にタイトルを獲ったような気分だったよ」

 

フェイエノールトと契約した時もそうだったけど、ステップ・アップのチャンスは逃したくなかった。プレミア・リーグがずっとプレーしたかったビッグリーグだし、Aston Villaのフロントとの話し合いもとても有意義で信頼を感じた。監督のPaul Lambertはしばらく僕を追ってくれて、重要な選手だと気に入ってくれたらしい。とても興奮しているよ」

 

「もちろんフェイエノールトでCL予選をプレーしたかったけれど、このグループにはまだ大きなクオリティがある。昨シーズンもキープレイヤーが何人も抜けた分をしっかり埋められたし、今年も良い選手たちが加わった。何よりもいつもクラブを支えてくれるファンタスティックなサポーターがいるんだ。彼らが昨シーズンからの流れを継続させてくれると期待しているよ」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120702_reactie_ahmadi

 

 

バッカルに続いて中盤スタメンの移籍。チームにとっては代え難いクオリティを失う事になりますが、カリムにとってはずっと夢だったイングランドでの挑戦。移籍金も多少ですが入るので快く送り出してあげたい気分。

 

4年間いろいろありましたが、最後のシーズンでエールディヴィジ最高のMFとしてのクオリティをやっと証明してくれました。素晴らしい選手ですからイングランドでも通用するでしょう。頑張れカリム。