Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

エル・アマーディ、8シーズン過ごしたフェイエノールトを去る

火曜に全ての書類手続きが終わり、カリム・エル・アマーディは計8シーズンを過ごしたフェイエノールトを去る事が決まった。クラブで4つのタイトルを獲得した33歳のMFはサウジ・アラビアのAl-Ittihadと2年契約でサイン。フェイエノールトとの契約は2019年夏までだった。

 

3つの期間
エル・アマーディのフェイエノールトでの8年間は3つの期間に分かれていた。2008年に夏にFC トゥエンテから移ると、そこから4シーズンでリーグ戦計94試合に出場し4得点。その間2010-2011シーズン後半にはドバイのAl Ahliに半年レンタルされていた。WKでモロッコ代表と共にグループステージ敗退したこのモロッコ代表選手2012年にAston Villaへ移籍した後、2年後にロッテルダムに戻った。

 

フットボーラー・ファン・ヘット・ヤール
2015-2016シーズンにエル・アマーディはKNVBベーカーでフェイエノールトでの最初のタイトルを獲得。翌シーズンはエル・アマーディにとってランズティートル獲得とフットボーラー・ファン・ヘット・ヤールの表彰でキャリアの絶対的なハイライトとなった。このシーズン彼は第2キャプテンとしてキャリア最多の6得点も記録している。昨シーズンもエル・アマーディはキャプテンとしてフェイエノールトでヨハン・クライフ・スハールと3年間で2回目のKNVBベーカーとタイトル獲得に成功している。

 

カリム・エル・アマーディ:
「何年も経ってどんどん自分をロッテルダマーと感じるようになったし、自分がフェイエノールダーだと心から思うようになったよ。ロッテルダムのカルチャーが僕を人間としてさらに作り上げてくれた。特にカンピューンスハップは決して忘れられないハイライト。フェイエノールトはずっと僕に良くしてくれたし、今回もまたこの移籍を許してくれた。ここでファンタスティックな時間を過ごせたし、満足した気分で去る事ができるよ」

 

マルティン・ファン・ヘール:
「カリムは近年このクラブにとって大きな意味を持つ存在だった。常にフェイエノールトのために全力を出すエヒテ・プロフェッショナルだった。2017年に契約を延長した時に、我々は契約最終年にこういうことが起きるチャンスがあれば、それに応じようと言っていたんだ。彼の年齢とキャリアの段階を見れば、我々は彼にこの素晴らしいチャンスを是非与えてあげたいし、彼の成功を願っている」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/el-ahmadi-vertrekt-na-acht-seizoenen-bij-feyenoord

 

この4年間クラブのベストプレイヤーであり、近年最高のフェイエノールダーだったカリムが遂に去ります。本人がその気なら止めるのも酷ということでフリー移籍・・・ サウジのクラブならいくらくらいか簡単に払ってくれそうですが、まぁファン・ヘールらしいやり方です。

 

カリムはクラーシの後のコントローラーとして絶対的な存在でしたが、彼の穴をどうするかはジオとファン・ヘールにとって大きな仕事になります。とりあえずアムラバトを獲得してはいますが、ターピアも去れば数が足りなくなるのは否定できず、ヴェールマンとアシュラフに自信が持てなければ市場で誰か探す事に。クラーシのレンタルでの出戻りがあるかどうか。