土曜のデ･カイプでNEC相手に0-1の敗戦を喫したフェイエノールト。ロナルド･クーマンのチームは暗黒のシーズンとなった昨シーズン同様の酷さを時折味わっているが、テクニカル･ディレクター マルティン･ファン･ヘールは「我々は5位を狙い続ける」と心配していない。
アレナでのアヤックス相手の素晴らしいパフォーマンスから間もなくして、選手たちが自信を失ってしまったのが目立たないか？
「アヤックス相手の後は多幸症だったが、実際我々は現実的なままだった。試合の後のメディアは我々の選手をオランイェと結びつけたりしていたがね。アレナでの試合の良さがおそらくフェイエノールトの基本的な力ではないように、ユーロボルフでのFC フローニンゲン戦の酷さももちろんそれは同じ。ゴー･アヘッド･イーグルス相手のベーカー戦敗退とFC フローニンゲン戦の6-0で自信が多少失われてしまったが、『危機』という言葉はナンセンス。フェイエノールトは予想よりも良いスタートを切ったし、今は少し調子が落ちているだけ」
まだ5位、6位を十分争えると？
「全くその通り。だが我々は1400万ユーロの選手を売ったし、セレクションはレンタルと若いタレントで埋めなければならない。一歩一歩上への道を見つけていくしかないんだ。2週間後にはアーネムでのフィテッセ戦。ここからまた良い結果を目指していく。今年のエールディヴィジは例年に無いリーグ戦になっている。FC ユトレヒトがアヤックス相手にチャンスがあるとは誰も思わなかったからね。あのチームは不調だったし。だが彼らが6-4で勝ったんだ。それが物語っている･･･」
