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オランイェ、ドタバタ劇も連勝はキープ

火曜夜にアムステルダム・アレナで行われたEK予選、オランダ代表はハンガリー相手に両チーム多くのゴールが生まれる奇妙な試合の末に5-3で勝利した。オランイェ・フットボールと改名されたバルセロナ・プレーで普段通りのスタートを見せたオランイェだったが、後半状況が一変。一時ハンガリー相手に劣勢に立たされ、ボンズコーチ ベルト・ファン・マルワイクのもとでの欧州予選通算14試合目で初の勝ち点を落とすかと思われたが、ディルク・カイトの2ゴールで結果5-3と勝利。オランイェはEK予選グループEの首位を走っており、夏以降残りの4試合を戦うが、ハンガリーに連勝したことでライバルは試合数の少ないスウェーデンのみとなった。

先制点は金曜の試合よりも数分遅れたものの、やはり15分以内に生まれた。ウェズレイスナイデルのCKからジョン・ハイティンハが頭で流し、ファン・ペルシが決めて1-0。5分後にはファン・ペルシのパスからカイトがハンガリーGKと1対1になるがシュートは枠を逸れてしまう。前半セットプレーのみチャンスシーンだったハンガリー。19分に素早いセットプレーでゴール前に抜け出したバラーシュ・ジュジャクがネットを揺らしたが、ノルウェー人主審 Sveinn Oddvar Moenが蹴るのが早すぎるとこれを認めずに取り消した。

ハンガリーは予想されたほど守りを固めてこなかったものの、オランイェのボール回しに対してハードな当たりで対抗。特にファン・ペルシ、スナイデル、ラファエル・ファン・デル・ファールトが度々激しいタックルを受け、スナイデルは数回主審に激しく抗議していた。ファン・ペルシは前半ハンガリーのDF Vanczákのファールで膝を負傷しHTにルート・ファン・ニステルローイに交代することになる。

しかし後半が始まるや否や奇妙な逆転劇に。ハンガリーのCKからFW ルドルフのシュートがDF陣に当たってそのままゴールし1-1となると、5分後にはゾルタン・ゲーラが見事なシュートを決めてアムステルダム・アレナの雰囲気を一変させた。ベンチで怒りを露わにするファン・マルワイク。スナイデルが相手DFに当たったボールのリバウンドをそのまま決めて同点に追いついたが、チーム全体が前掛かりになったことで守備に生じた不協和音は消えず、後半はある種の綱渡り状態が続いた。

ファン・ニステルローイのゴールで3-2となり決勝点と思われたが、それも違った。ゲーラにオフサイドラインを破られて追いつかれ、最終的にアムステルダムで祝福されたのは終盤に素晴らしい2ゴールを決めたディルク・カイトだった。

Statistieken:

Nederland – Hongarije 5-3 (1-0).

Scoreverloop: 13. Van Persie 1-0, 46. Rudolf 1-1, 51. Gera 1-2, 61. Sneijder 2-2, 72. Van Nistelrooy 3-2, 75. Gera 3-3, 78. Kuyt 4-3, 80. Kuyt 5-3.

Geel: Lázár, Pintér, Juhász (Hongarije).

Opstelling Nederland: Vorm, Van der Wiel, Heitinga, Mathijsen. Pieters (64. Emanuelson), De Jong, Kuyt (90. Elia), Van der Vaart, Van Persie (46. Van Nistelrooy), Sneijder, Afellay.

Opstelling Hongarije: Fülöp, Lázár, Vanczák, Juhász, Laczkó, Vadócz, Dzsudzsák, Rudolf, Priskin, Gera, Pintér (46. Koman).

試合前に行われたジョバンニ・ファン・ブロンクホルストのお別れセレモニー

KNVB ベルト・ファン・オーストフェーン ディレクター

「君は代表106試合で6つのゴールを決めたが、最後のゴールはみんないつまでも忘れることはない。あれはWKで最も美しいゴールだった」

ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト

「お別れの時に当たって、この14年間支えてくれたファンに感謝したい。そしてコーチ、選手のEKでの成功を願っている」

ファン・ブロンクホルストがスピーチをしている最中、息子のジョシュ君がカメラに向かってダンスを始め「どうしたのジョシュ?」と笑った後に「オランイェでの素晴らしい時間も、ジョシュア、ジェイキ、妻のマリーケの支え無しには何年も力を出せてなかっただろう。みんな愛してる」

スピーチ後には‘Gio, bedankt'のチャントがスタンドから歌われた。

ベルト・ファン・マルワイク

「こういうゲームはなかなかないね。観客にとってがいい試合だっただろう。ゴールが多かったからね。チームとしても負けていた状態から試合中に立ち直れた。でも大部分私は不満だ」

「金曜のハンガリー戦でかなり良いプレーをしていたから、試合前の期待感があまりにも高かった。それでチームとして成長したところを見せなければならなかった。我々も毎回ああいうレベルのプレーを見せたいが、相手もそれをさせにアムステルダム・アレナに来たわけではない」

「序盤はまだ良かったが、その後は2点目をとれず、不注意で怠慢になってしまった。最終的には1-0でHTに入れて満足しなければならなかった」

「輝くプレーもあったが後半の我々のプレーは大部分ナイーブだった。不必要にボールを相手に与えたり、プレーに奥行きを出さなかったために自分たち相手にプレーをしてしまった。相手が上手ければカウンターでやられていただろう。これで終わりだと思ったのが数回あった。今回はラッキーだったに過ぎない」

アフェライだけは良かった。全てを上手くやっていた。難しい局面でもメンタリティを見せ、切り替えをしっかりやっていた。これはとても難しいこと。アフェライには試合が終わった後に特別の賛辞を贈ったよ」

「ファン・ペルシは膝がももと当たったようだ。ちょっと運が良ければ週末アーセナルでもプレーできるだろう。ピータースは最初の失点は不運だったが、後半の彼は全体的に良くなかった。最初から試合にフィットできていなかったんだ。彼をスタメンで使う時点で私はリスクを冒していたし、彼に問題があるのも分かっていた。以前からあったもののようだ」

ラファエル・ファン・デル・ファールト

「スペクタクルな試合だったね。フットボールはエンターテイメント、今日の試合はそう言えるんじゃないかな。監督は何もかも不満だろうけどね。後半の僕らは酷かった。悲劇的なスタートですぐ1-2にされた時は悪い映画の中に入ってしまったと思ったよ。そこから僕らはまたフットボールを始めたけど、かなり危なかったね。後ろへ向かって走ってばかりで、ラインが離れすぎてしまったんだ。出だしも遅かった。チャンスをつかんでゴールも決めたのに、またそこからやられてしまった。でも勝つには勝った」

4-0の勝利の後で優越感があったかも?

「前半は良かったんだ。みんなパス回しを楽しんでいたし、オートマティズムもあった。HT前に2-0か3-0にできていればまた良いゲームになっていた」

後半開始直後は何があったのか?

ハンガリーが彼らが良いチームだということを示した。それに僕らは・・・ティーの中に何が入ってたのか分からないけど、薬にはならなかったようだ」

この奇妙な夜の教訓は?

「多分良いレッスンだった。僕らはキャラクターを示したし、後半はそういう状況になればみんなちゃんとフットボールができるということをまた見せることもできた」

ディルク・カイト

「信じられない試合だ。今日の僕らは酷いパフォーマンスだったけど、でも勝ったのが重要。守備が怠慢でチームとして守れていなかった。チームとして守らなければどんな相手にも得点を許してしまう。僕らは決まり事をしっかり守っていなかった」

「1点目はアフェライのクロスに走り込んで合わせるだけだった。ボールがインサイドに上手く当たって、コーナーに完璧に決まってくれた。2点目?正直に言おうか、あれは狙ってなかった。ルート・ファン・ニステルローイにクロスを上げようとしたんだけど、上手い具合にループになったね」

ルート・ファン・ニステルローイ

「ちょっと雑なプレーだった。多分簡単に考えすぎていたんじゃないかな」

「自分の怪我の間はオランイェに戻ってまたプレーすることを目標にしていた。WKは残念ながら早すぎたが、今はどんどん良くなっている。今日のゴールも格別な気分だ」

ジョン・ハイティンハ

「6試合で18pts。まだ負けてないのは誇りに思うべきだと思う」

「前の3失点?オーストリア戦以来じゃないかな。あの時は4-3で勝った。もちろん3失点は困ったことだけど、いまはハンガリー相手に2連勝できて良い気分だ」

ベルタス就任以降、安定感を求めてチームを作ってきたオランイェですが、久々の馬鹿試合。要因はいくつかあるでしょうが、ブダペストでの快勝で久しぶりにオランダらしい傲慢さが生まれてハンガリーにつけ込まれたというところでしょうか。前半もう1点取れてれば違ったでしょうが、良いフットボールをしよう、という姿勢をハンガリーのハードなプレーに乱され、中央良いパスを狙いすぎてはカッとされてを繰り返して結局中途半端なプレーで結局前半1点止まり。こういう時にロッベンがいると一人でサイド突破してくれるので楽なんですが・・・。後半は前半の出来でハンガリーに自信を与えたことに気づかなかったのか、不注意なまま開始直後にあっさり逆転。まぁかつての典型的負けパターンの一つですね。

試合の入りはファン・デル・ファールトを始めとして普通に良かっただけに、こうなってしまったのは残念ですが、それでもこういう試合に勝てたのはオランダとしては大きい経験。オランダ的メンタリティの良い部分を残しつつ悪い部分を直して行ければ、タイトルに近づけるはず。

1点目はショートコーナーから対応したスナイデルが足を滑らせるなど不運もありましたが、2点目はピータースのミス、3点目はコントローラー二人が前に出すぎて生まれたスペースからアヤックス恒例、エマヌエルソンの裏のスペースにパス一本で勝負あり。他にも1-2にされた後の時間帯には数回危ない場面がありましたが、DFのミスもあれば、中盤の怠慢から招いた場面も。もちろんファン・デル・ファールトも悪かったですが、スナイデルもプレスさぼりまくってたので、あの状況ではコントローラー替えたところで結果は同じでしょう。