試合当日にアヤックスの財政ディレクター Jeroen Slopが「勝つか選手を売るか」とTelesportにコメントし、『今シーズン最も重要な試合』と改めて位置づけられたPO第1戦。アヤックスはディナモ・キエフとのアウエーゲームを先制するも1-1で引き分けた。来週アレナで第2戦を行う。
Opstelling Ajax:
Stekelenburg; Van der Wiel, Oleguer, Vertonghen, Anita;
De Zeeuw, De Jong, Enoh; Suarez, El Hamdaoui, Emanuelson.
アヤックスは序盤からディナモ・キエフのプレッシャーに勝てず、ほぼハーフコートで圧倒される展開。アヤックスにようやくファーストチャンスが来たのは21分。中央でエル・ハムダウイとのコンビでスアレスが狙うが角度が無くGKにセーブされる。
その後もポゼッションを取れず、本来のフットボールがまったくできないアヤックスだが、それほど大きなピンチも創らせず、スアレスが高い位置で奪ってのカウンターで惜しい場面も。37分には上がってきたエノーが相手のバックパスに詰めたがギリギリで相手GKのクリア。
55分 フェルトンゲンへのファールでガルマシュが2枚目のイエローカードを受け退場。それで得たこの試合(遠目ではあるが)初めてのFKのチャンスをデ・ゼーウが蹴ったボールにフェルトンゲンが頭で合わせてアヤックス先制。大きなアウエーゴールを奪う。
先制と相手の退場でようやく本来のフットボールができるようになったアヤックス。しかし66分ディナモ・キエフのゴールキックからグセフに抜け出されあっさり同点ゴールを許してしまう。
68分エノーを下げてエリクセンを投入。
その後は前半とは逆に守りを固めるディナモ・キエフに対してアヤックスがなかなかチャンスを作れない展開が続く。86分にスアレスが抜け出しかけたが、GKをかわす際にボールをコントロールできず。
結局1-1で終了。
圧倒された前半を凌ぎ、後半相手に退場者が出てからは2-0以上で勝てる展開のゲームだっただけに、あまりにも不用意に同点ゴールを許してしまったアヤックスとしては少なからず失望感の残るゲームだろう。
半分以上フットボールしてなかったのでエル・ハムダウイとスアレスの連携はよく分からず。できあがるにはもう少し時間がかかりますかね。