Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

第8節結果

Speelronde 8

 

Vitesse - Willem II 0-0

序盤からアイサティを中心として圧倒的に優勢に進めたフィテッセだがバラジテが好機を逃すと次第にペースダウン。

イェネルが何度も力強いミドルで枠と捉えたが、数回良い動きを見せたプレッペルは消えがちに。

後半やや勢いを持ったヴィレムIIがセットプレーでゴールに近づくも終盤は再びフィテッセペース。

しかしCKからカシアが決定的シュートを浮かして最後まで決定力を欠いた。

 

ヴィレムIIは昨季から続いた連敗を14で止めて遂に今季初の勝ち点をゲット。

 

テオ・ボス

「試合を観ての通り、引き分けたのは残念。出だしはかなり良くてヴィレムIIを完全に押し込んでいた。いくつかチャンスを作っていたし、それを決めていれば楽に進められたはず。試合が進むにつれて独り相撲になってしまった」

 

ヘルト・へールケス

「何事も一歩から。これがスタートだ。勝ったわけではないが初めての勝ち点だし、一つ痕を残せた。最初の勝ち点のプレッシャーから抜け出せた。一安心できたのは確か」

 

NAC Breda - NEC 2-0 (1-0)

30' Matthew Amoah: 1 - 0 / 89' Fouad Idabdelhay: 2 - 0

 

NACは負傷のフデリに代わりクーンダースが中盤でスタメン。NECは怪我のジョージに代わりダーヴィッツが左サイドで起用された。

前節フェイエノールト戦の快勝で勢いに乗るNECがアウエーで互角以上のプレーを見せるも、クロスボールに飛び出したシレセンが競り合いで触れず、オフサイドライン上のぎりぎりにいたアモアが詰めて先制。

 

後半積極的なフットボールで攻め続けたNECだがシェーネ、ホーセンスの強烈ミドルをテン・ラウウェラールにセーブされるとシブンのスルーパスで得た決定的もフレミンクスが枠を外してしまう。ほとんどフットボールをしなかったNACだが終盤カウンターから右サイドのブサボンからアモアに代わって途中出場のイダブデルハイに見事なパスが通ってトドメ。ロスタイムのフレミンクスのシュートもテン・ラウウェラールが足でストップ。

NACはホームで4連勝。

 

テン・ラウウェラール

「間違いなくアンフェアな結果。勝利に相応しかったのは一チームだけで、それはNECだった。もちろん我々が3pts取れて嬉しいのは否定できないけどね」

「勝てたのは二人の優秀なスピッツのおかげ。私がNECの得点を2回防いで我々は2得点した。もちそんこれもクオリティだけれど、我々のプレーはかなり劣っていた」

 

ラッセ・シェーネ

「僕らは85%くらいポゼッションしていたと思う。しかし彼らはワンチャンスを2回決めた。酷い気分だ。僕らは十分チャンスをつくったけど彼らはそうじゃない。僕らは良いプレーをしたけど、NACはどこにもいなかった」

 

Excelsior - Roda JC Kerkrade 1-2 (1-0)

38' Wouter Gudde: 1 - 0 / 69' Pa-Modou Kah: 1 - 1 / 88' Anouar Hadouir: 1 - 2

 

フェルナンデスを出場停止で、ベルフカンプを怪我で欠くエクセルシオールはワタマレオをスピッツに起用。サンデルス主審(25)がエールディヴィジデビュー。

主導権を得ていたローダだが次第にエクセルシオールのカウンターが利きだし、CKからなぜかゴール前ドフリーのフッデが決めて先制。先制して冴え渡るエクセルシオールのカウンター。HT前に再びCKからまたなぜかフリーのボーフェンベルフが決定的ヘディングもティトンが必死に抑える。

 

後半に入り必死に攻めるローダ。しかしセットプレーのこぼれ球からオフサイドラインを破ったカーのシュートをスタインソンがゴールライン上でクリア。エクセルシオールにほとんどチャンスを作らせないものの攻めあぐねていたローダだが、再びCKの流れからのクロスにゴール前でカーが高さを見せて同点に。

残り10分を切って両足をつったフッデにかわりラムスタインがエールディヴィジデビュー。こぼれ球を拾った途中出場のアルジッチが決定機をつかんだがシュートはゴール右に外した。

残り5分ハイセヘムスがスタインソンに倒されて得たゴール正面FK。ハドウィルが一度は壁に当てたが、リバウンドを冷静に壁の下を通して勝ち越し。

エクセルシオールは勝ち点を稼いでいたホームで連敗。ローダはアウエーでアヤックスに敗れた以外3勝目。

 

アレックス・パストール

「試合終了直前に決勝点を奪われて負けるのは衝撃が大きい。感情的にもなる。だが泣いても怒っても結果は変わらない」

 

 

Ajax - FC Utrecht 1-2 (0-2)

6' Ricky van Wolfswinkel: 0 - 1 - (Penalty) / 15' Ricky van Wolfswinkel: 0 - 2 - (Penalty) / 90' Siem de Jong: 1 - 2

 

アヤックスは怪我のアニタに代わりエマヌエルソンが左バック。左サイドにはスレイマニが。ユトレヒトはいつも通り負傷のアサレに代わりデュプラン。数年ぶりにアムステルダムに来たユトレヒトサポは30人ほど。

 

いきなりムレンガがサイドからバー直撃。これで勢いに乗ったユトレヒトアヤックスフットボールを始める前に連続CKからスアレスがハンドでPK。VWが決めて先制。さらに抜け出しかけたVWフェルトンゲンに倒されたがカイパースがスルー。裏に抜けたメルテンスのクロスに走り込んだデュプランをエノーが倒して再びイエロー&PK。デュプランの前に完全にスペースが空いていたことを考えれば一発レッドカードが相当だっただろう。PKをVWが逆コースに決めて2点目。

リバプール戦で得た自信そのまま持ち込んだユトレヒトに対し、アヤックスはミスが多く攻めあぐねたが30分過ぎからようやくいつもの調子になり初シュートからFKなどでゴールに迫ったが決定的には至らずHT。

 

アヤックスはHT明けにアルデルワイレルトとエノーを下げてリングレンとエリクセンを投入。ユトレヒトも負傷したコルネリッセをVdマーレルに交代。

さらにテンポを上げて攻めるアヤックススアレスのFKがバー直撃。ユトレヒトもカウンターから試合を決めにかかるが、メルテンスのクロスにフリーのムレンガがヘディングで狙うもミス。

 

ユトレヒトは早々にELの疲れが見えるメルテンスマグワイアに交代。

スレイマニのミドルをフォルムが弾き、こぼれたボールに詰めたスアレスにフォルムが接触し脇腹を痛める。オフサイド位置にいたデ・ゼーウも詰めていたがカパースはスアレスのファールを取った。

不調のデ・ゼーウの飛び出してのシュートもサイドネットで残り20分を切ってヨーゼフゾーンに交代。ユトレヒトもレンスキーを下げてナイホルトを投入し、15分残して両チーム交代枠を使い切る。

焦りからか最後までミスの多いアヤックス。残り10分スアレスが単独でチャンスを作るがゴールを奪うまでには至らず。ロスタイムにようやくデ・ヨングのミドルで1点を返すに留まった。

最後の10分は数十人しかいないユトレヒトサポーターの歌う"helemaal niets in Amsterdam!"がアレナに響き渡った。

 

昨シーズン、欧州戦ウィークのアウエーゲームが続く日程に不満を漏らしていたヨルだが、その状況のユトレヒトに序盤圧倒されて敗戦となった。

 

マルティン・ヨル

「完全に負けて当然。ユトレヒトは良いプレーをした」

「後半我々はやれるだけに事をしたが、ゴールを割れなかった。ユトレヒトは守備も良かった。デ・ヨングがロスタイムにゴールしたが、遅すぎた」

スアレスがなぜハンドをしてPKを与えたのかもちろん私には分からない。彼自身も分からないだろう。2回目のPKの前も我々はミスを犯し、15分で2点のビハインドを負うことになった」

 

ルイス・スアレス

「前半はとても酷かった。集中力を欠いてスタートして、何度もボールを失いフィニッシュも良くなかった」

「あの時間帯のハンドは本当に馬鹿な真似だった。この試合のことは早く忘れたい」

「後半は前半より多くのチャンスを作ったけれど、僕一人に対しても10人で守るユトレヒト相手にどうしようもなかった。たくさんのチャンスを逃したことがとても残念」

 

トン・ドゥ・シャティニエル

「木曜のリバプール戦からあまり休みを取れなかったが、今日は素晴らしいプレーができた。我々がグループとして新しいステップに進んだことは誰が見ても明らかだろう」

「前半のPK二つはどちらも正当なもの。映像を見返してはいないが、もう一つPKを与えられるべきだったかもしれない」

 

「試合が終わって階段を下りる時に、おちんちんを下に下げなければならなかったよ。ここで3ptsを取れたのは素晴らしい気分。みんな満面笑みだ」

 

リッキー・ファン・ヴォルフスヴィンケル

「二つの正当なPKでリードを奪ったけれど、3点目も自分たちで決めなければならなかっただろう。でも僕らの守備は良かった。すべてCBのおかげだよ。チームとしてとても良いプレーができたから、僕らは勝利に相応しかっただろう」

 

FC Twente - FC Groningen 4-2 (1-1)

28' Andreas Granqvist: 0 - 1 - (Penalty) / 30' Bryan Ruiz: 1 - 1 / 49' Bryan Ruiz: 2 - 1 - (Penalty) / 72' Marc Janko: 3 - 1 / 76' Tim Matavz: 3 - 2 / 89' Theo Janssen: 4 - 2

 

トゥエンテはランツァートを外してトップ下にデ・ヨングのスタメン。

エリア内でダグラスがハンドを取られてグランクフィストがミハイロフとのPK対決を制して先制。しかし優勢に試合を進めていたトゥエンテがダグラスの突進からゴール前の混戦のこぼれ球を最後はルイスが拾って同点。

 

後半に入るとすぐにエリア内でボールを持ってルシアーノをかわしながらウロチョロしていたルークを慌てて戻ったタディッチが倒してPK。ルイスが決めて逆転。

ルークのクロスにヤンコが頭であわせて3点目。フローニンゲンもタディッチのクロスにマタフスがジャンピングボレーで1点差に詰め寄ったが、ロスタイム直前にテオ・ヤンセンが決定的な4点目。オフサイドを主張して抗議したハイストラが退席処分に。

ロスタイムに足を痛めたテオ・ヤンセンが交代。

 

ミシェル・プレドーム

「よく組織されたプレーをして素晴らしいメンタリティを備えたチームだと言うことは分かっていた。この試合も彼らは最後のホイッスルまでファイトしていた。88分のテオ・ヤンセンの4点目でやっと良いエンディングが迎えられると確信できたよ」

 

ブライアン・ルイス

「効率の良さが戻って来た。今季のベストゲームでないことは間違いない。僕らはCLトッテナム戦の疲れがまだ少し残っていた。でも素晴らしい勝利だ」

 

ピーター・ハイストラ

「私はオフサイドだと思ったが、そうではなかったと今になって分かった。私はブロムに何も言っていないが、私が感情を露わにしすぎたと彼が思ったのは間違いないだろう。なぜ私が退席しなければならないのか尋ねたが、彼は応えなかった」

 

AZ - Heracles Almelo 2-1 (1-1)

41' Willy Overtoom: 0 - 1 / 44' Kolbeinn Sigþórsson: 1 - 1 / 88' Jonathas: 2 - 1

 

ヨナタス混戦から決勝点。初の脱ぎパフォでイエローカードもゲット。

 

De Graafschap - Feyenoord 1-1 (1-1)

20' Hugo Bargas: 1 - 0 / 32' Luigi Bruins: 1 - 1 - (Penalty)

 

ロゼがフェルを倒すもブラームハールがまさかのスルーで失点。

モコチョが華麗なステップでサーイスのファールを誘い、ブラインスがPKを決めて同点。

後半もデ・フラーフスハップに主導権を握られてピンチを招いたがバーとファン・ダイクがセーブ。デ・フライもライン上でクリア。

フェイエノールトも何度かあったチャンスを活かせず、とりあえず上位との連戦を前に連敗を止める。

 

 

SC Heerenveen - ADO Den Haag 0-0

 

PSV - VVV-Venlo 3-0(0-0)

56' Jonathan Reis: 1 - 0 / 63' Wilfred Bouma: 2 - 0 / 78' Jonathan Reis: 3 - 0

 

序盤から圧倒したPSVだがウクライナ遠征疲れか次第にペースダウン。特に前線のクーフェルマンスの動きが悪く、VVVにまったくチャンスを与えないものの、PSVもテンポが上がらずにgdgdの展開に。

首位に立つために勝たなければならないPSVはHT明けにクーフェルマンスを下げてまさかのライス投入。

テンポは上がらないPSVだが何度かライスが絡みCKなどからチャンスを作ると、デ・レフトがライスにまったく気づかずにバックパス。あっさりかっ攫われてPSV先制。さらにCKからバウマが頭で決めて2点目。

後はひたすらPSVがVVVをサンドバッグ状態で殴り続け、エンゲラールのスルーパスからレンスのクロスにライスがあわせて3点目で危なげなく勝利。

 

フレッド・ルテン

「監督の私にとって、我々は良い試合をしたと思う。前半VVVが待ち構えてきたことで我々はこじ開けるのに苦労した部分があった。だがいずれ決まると思っていたよ。VVVの選手たちは35分過ぎには息を切らしていたからね。監督としては選手たちが忍耐強いプレーをしたことに満足している。ほとんどチャンスを与えずにプロフェッショナルなプレーをした」

 

 

Stand

1 PSV 8 (5 3 0) 18 21 - 6

2 Ajax 8 (5 2 1) 17 21 - 9

3 FC Twente 8 (4 4 0) 16 15 - 5

4 FC Groningen 8 (4 3 1) 15 14 - 9

5 Roda JC Kerkrade 8 (4 3 1) 15 13 - 10

6 NAC Breda 8 (4 2 2) 13 11 - 8

7 ADO Den Haag 8 (3 3 2) 12 16 - 16

8 AZ 8 (3 3 2) 12 9 - 9

9 FC Utrecht 8 (4 0 4) 12 12 - 13

10 sc Heerenveen 8 (2 4 2) 10 12 - 12

11 NEC 8 (3 1 4) 10 14 - 15

12 Excelsior 8 (3 1 4) 10 11 - 15

13 Feyenoord 8 (2 2 4) 8 12 - 13

14 Vitesse 8 (2 2 4) 8 8 - 14

15 De Graafschap 8 (2 2 4) 8 10 - 19

16 VVV-Venlo 8 (2 0 6) 6 7 - 14

17 Heracles Almelo 8 (1 2 5) 5 10 - 13

18 Willem II 8 (0 1 7) 1 6 - 22

 

Topscorers

speler club goals pen. wed. gem.(%)

Van Wolfswinkel FC Utrecht 9 5 8 112

Toivonen PSV 7 0 7 100

Bulykin ADO Den Haag 6 0 6 100

Suarez Ajax 6 2 6 100

El Hamdaoui Ajax 6 0 8 75

 

Assists

Verhoek ADO Den Haag 7

Dzsudzsak PSV 4

Luuk de Jong FC Twente 4

 

 

PSVが首位に返り咲きました。トップ3の争いは続くとして今季初黒星のフローニンゲンも十分にチャンスを作ったゲームで、上位に留まりそうです。

しぶとく勝ち点を重ねるローダ、NACと次第に浮上してくるAZとユトレヒト。EL枠争いはまだまだ予想が付きません。

 

残留争いは・・・ヴィレムII、VVV、ヘラクレス、デ・フラーフスハップ、そしてフェイエノールトか。トマソンとシセが戻るまで頑張らないと。