Ajax - Real Madrid 0-4 (0-2)
36' Karim Benzema: 0 - 1 / 44' Álvaro Arbeloa: 0 - 2 / 70' Cristiano Ronaldo: 0 - 3 / 81' Cristiano Ronaldo: 0 - 4 - (Penalty)
Rood: 87' Xabi Alonso(2x Geel), 90' Sergio Ramos(2x Geel)
バッカルに噛みついたスアレスはいつも通りキャプテンで出場。ヨルは試合前にNOSのカメラに「彼の頭の中が落ち着くことは無いよ。彼は間違いなく感情的な人間。たいていの場合彼と上手くやれているが、そうでない時もある」とコメント。
左ウィングにスレイマニを起用し、エマヌエルソンを中盤に下げてエノーと組ませたアヤックス。しかしレアル・マドリーのハイテンポの攻撃の前にエノーのファールが嵩む。
エノーのレオンへのタックルはレオンがジャンプでかわし、接触は無かったがファールを取られてイエローカード。そこからのロングボールをアヤックスゴール前でエジルがヒールで落とし、走り込んだベンゼマが決めて先制。
さらにロナウドのFKが壁に当たったリバウンドをアルベロアが豪快なミドルで2点目とし、ほぼ決まり。
「スアレスがマルセロを自由にしているのが中盤での人数不足とレアルの決定機に繋がっている」とNOSで解説のヤンス。
アヤックスは足首を負傷したエル・ハムダウイをHTに下げてデ・ゼーウ投入。シーム・デ・ヨングをスピッツに上げるも、試合の流れにはほとんど影響なし。
前半ロナウドへのファールでイエローカードを受けているエノーが、再びロナウドの後ろからかかとを踏みつけると、アピールするロナウドの手をデ・ゼーウが叩いて両チームもみ合い。結局デ・ゼーウとロナウドにイエローカード。
エマヌエルソンの横パスを奪われてからカウンターで3失点目。エリア内でエマヌエルソンがエジルを倒してPKで4-0。
アヤックスは何度か良い位置でFKを得るも、精彩を欠いたスアレスが再三壁に当て、フェルトンゲンのキックもカシージャスにセーブされた。
最後はアロンソとラモスが二人続けてFKの遅延行為で2枚目イエローカードをもらい、綺麗な体になって退場。
クライフの批判からヨルとブリントの軋轢、トッパーでのスアレスの噛みつきと続いたアヤックスの苦しい時期はまだ終わっていない。
Stand groep G
1. Real Madrid 13pts
2. AC Milan 8pts
3. ajax 4pts
4. Auxerre 3pts
マルティン・ヨル
「選手たちを責めることはしない。彼らはやれるだけのことをやってくれた。こういう敗戦はまったく望むものではないが、こういうふうに経験を得られたのはポジティブなこと。レアル・マドリーは世界最高のチームの一つ。彼らはこのレベルでの経験の違いを見せた。それは我々にとって本当に良い経験」
ジョゼ・モウリーニョ
「再び我々の素晴らしいストーリィを見せることができた。アヤックス相手に良いフットボールが勝てたのは嬉しい。これだけカードが出たのは好ましくない。何も得るモノが無くても2週間後のオセール戦にも勝ちたい。」
Inter - FC Twente 1-0 (0-0)
55' Esteban Cambiasso: 1 - 0
いつものスタメンのトゥエンテに対し、インテルはやや怪我人が多い。
序盤主導権を取ったのはトゥエンテ。ロイゲルスがビアビアニーに対し劣勢に回ると、クロスにいきなりゴール前フリーのスナイデルに跳びこまれてあわやのスタート。
さらにヴィスヘルホフのファールでスナイデルがFKで狙いバー直撃。エトーがオフサイドラインぎりぎりで反転シュートもミハイロフが好対応。
防戦一方だったトゥエンテも次第にペースをつかむ。チャドリがスタンコビッチにエリア内で倒されるもこれはノーファール。
ルーク・デ・ヨングがトゥエンテ陣内でザネッティ相手に粘ると、最後はテオ・ヤンセンが強烈シュートもGK正面。さらにチャドリのクロスもヤンコに一歩合わずと決定機を逃す。
HT直前にはカンビアッソの決定的シュートもロイゲルスが頭に当ててクリアと前半はお互い決定機を逃し0-0。
後半も主導権をつかんだインテル。トゥエンテも落ち着いて守るものの、圧力を強めたインテルの前にセカンドボールが拾えなくなり、ボールを取っても激しいプレスを受けてボールを運べなくなる。
下がってボールを受けに来たヤンコがボールを失うと、そこからボールを追ってスナイデルへのタックルでFK。スナイデルのFKが壁に当たってのこぼれ球をライン裏フリースペースで持ったカンビアッソが決めて決勝ゴール。
トゥエンテは残り20分 ヤンコを下げてランツァートを投入し、ややボールを運べるようになったが決定機はランツァートの狙い澄ましたミドルがバー直撃したのみで、インテルが落ち着いて凌ぎきった。
Stand groep A
1. Tottenham Hotspur 10pts
2. Inter 10pts
3. FC Twente 5pts
4. W. Bremen 2pts
ミシェル・プレドーム
「ヤンコのタックルはファールではなかった」
「失望はしていない。我々にもたくさんチャンスはあったからね。だがこのグループで3位になれば満足すべきだろう」
マルク・ヤンコ
「不当だ、あれはファールではなかった。主審は私はまずボールに触れて、その後スナイデルに当たったと言った。最終的にスナイデルにスナイデルに触ったから彼はFKを与えたんだ。信じられないよ」
「トゥエンテは本当に強くなっている。素晴らしかったと思うよ。組織が良くて、相手にするのは簡単では無い。エンスヘデでも、ここでもそうだった。
僕らは苦しんだけれど、勝ちさえすれば次のラウンドに進めることは分かっていたから、その通りやった」
「個人的には今夜はちょっと運がなかったけど、こういう時もある」
ティロ・ロイゲルス
「ピッチ上でスナイデルやエトー、ルシオ、マテラッツィを相手にするんだ。月曜夜にセカンドチームでプレーするのとは別世界だよ」