O/19オランイェはグループステージ最後の試合であるオーストリア戦、試合終了の5分前にPKを与えて1-0で敗れ、結局グループ4位、準決勝進出も来年のコロンビアでのWK枠も逃した。
イマド・ナジャの出場停止により、ヴィム・ファン・ズワム監督はリカルド・ファン・ラインをCBで起用し、ティム・ エークマンを右バックに置いた。
やや不安定なスタートの後にオランイェは主導権を握ったが、ルク・カスタイニョス、イェルソン・カブラルがチャンスを逃し、逆にブルーノ・マルティンス・インディのスリップでのピンチをGK イェロエン・ズートのセーブに救われた。HT直前にはキャプテンのジョルディ・クラシーが負傷、ダフィー・プレッペルに交代。
後半が始まるとフランスがイングランド相手に先制し、このままでも準決勝進出が決まる状況に。それでも決定的なゴールを目指すオランイェだが、カブラルのクロスにあわせたカスタイニョスのシュートはクロスバーを直撃。
80分にレアンドロ・バクナが2枚目のイエローカードを受けて退場に。カスタイニョスのシュートが再びバーを叩く。勝てばコロンビア行きがほぼ決まるオーストリアが最後の粘りを見せて、ファン・ラインのファールで得たPKをDjuricinが決め、その後ロスタイム最後の失点で1-1となったフランス-イングランドの結果もまったく関係なく、O/19オランイェは失望と共に敗退した。
Statistieken:
Nederland-Oostenrijk 0-1 (0-0).
Scoreverloop: 87. Djuricin 0-1.
Geel: Clasie, Martins Indi (Nederland), Schimpelsberger, Gucher, Teigl (Oostenrijk).
Rood: Bacuna (Nederland).
Opstelling: Jeroen Zoet; Tim Eekman, Ricardo van Rhijn, Bruno Martins Indi, Rodney Sneijder; Leandro Bacuna, Jordy Clasie (44. Davy Pröpper), Ricky van Haaren, Steven Berghuis (64. Lorenzo Ebicilio); Luc Castaignos, Jerson Cabral (85. Rajiv Van la Parra).
ヴィム・ファン・ズワム
「引き分けなら我々はすべては手にしていたはずだが、結局何も得られなかった。最悪のシナリオだ」
「PKの判定には疑問が残る。倒れていたリカルド・ファン・ラインに、相手がつまづいて倒れたんだ。あれがファールかどうかと言われたら、私は違うと思う。それにあれはペナルティエリアの外だった」
「あの時オーストリアのコーナーフラッグ付近からのスローインからだった。我々は10人で、あまりに攻撃的になりスペースを与えてしまった」
「レアンドロは相手の背中にパンチした。これ以上ない愚かな行為だ。それまで我々は試合をコントロールしていたのに、あの後いろいろなことが起きた。レアンドロはチームを裏切った」
「試合を決めるチャンスはあった。ルク・カスタイニョスが2回バーを叩いたのは本当に不運。一人少なくなった後もロレンゾ・エビシリオに大きなチャンスがあった。だが残念ながら、トップスポーツとはこういうもの。我々は何も手にできなかった。リンブルフでのEK予選のレベルに一瞬も近づくことができなかった。フォームになかったのはとても残念」