ジョバンニ・ファン・ブロンクホルストは日曜日にデ・カイプで17年の現役生活を終える。
「デ・カイプでのお別れができるのは嬉しい。このスタジアムは私にとってすべての始まりだからね。1993年のFCバルセロナのドリームチームとの試合で初めてプレーしたんだ。もの凄い体験だった。同じ場所でお別れを言えるのは素晴らしい事。今はまだ冷静だけれど、きっと日曜日には感傷的になるだろう」
この数週間はWK決勝を振り返っていた。
「もちろんWKを勝ち取るチャンスを逃してしまった失望は大きかった。オランダにとってそうそうあるチャンスではないからね。でもたくさん良いものを見せられたと思うし、それが敗戦の痛みを和らげてくれている」
WK期間中には高いパフォーマンスからマリオ・ベーンに引退撤回を望まれた。
「監督にそう言って貰えたのは嬉しかった。でも私は自分の決断を変えるつもりはない」
木曜日、金曜日と新シーズンに臨むセレクションに加わってトレーニングし、奇妙な気分ながら、新しいチームにポジティブな印象を抱いてもいる。
「目に見えて若いグループだけれど、トレーニングでは良い印象を抱いているよ。“If you’re good enough, you’re old enough”とイングランドでは言われるけれど、そのこのグループにも確実に当てはまる。このセレクションは大きく成長できるだろう」
引退後はコーチライセンスを取りつつフェイエノールトのセレクションと、O/19、そしてヨング・オランイェで研修を行う。
「とても楽しみにしているよ。成長過程の選手たちに関われるのはとても良いことだと思う」
日曜のReal Mallorca戦では、ファン・ブロンクホルストは自分の希望通り左MFでスタメン出場する。
「このポジションが私のキャリアの始まりだったんだ。だからそこで終わりにするのが素敵だと思う」
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20100723_bronckhorst
マリオ・ベーン
「WK中オランイェで最もフィットしていた選手なのは間違いない。彼が引退するのは残念。もう1年やって貰えれば嬉しいんだけれどね」
日曜の試合はジオの引退試合であると同時に、若いチームにとって真剣な試合でもある。
「グループ内のみんなが熱意に満ちているのは良いね。確かにベテランを多く失ったが、ピッチ内の他の選手たちにリーダーシップが求められると言うこと。若い選手たちも責任感を持たなければならないだろう。それは楽しいプロセスだ。少なくともトレーニングのレベルは昨シーズンと変わらない。大きな試合でそれがどう出るか、私は楽しみにしている」
マイケル・ルムブとフェドル・スモロフは後半にデ・カイプでのデビューを飾る予定。
Feyenoord – Real Mallorca
Zondag 25 juli 2010 om 14.30 uur in De Kuip
Scheidsrechter: Janssen
Vermoedelijke opstellingen:
Feyenoord: Mulder; Fernández, Vlaar, Bahia, De Cler; Fer, Bruins, Van Bronckhorst; Schaken, Wijnaldum en Biseswar.
Real Mallorca: Tomeu Nadal; Josemi, Nunes, Martí Crespí, Ayoze; Martí, Pina, Keita, Nsue; Víctor en Sergi.