もちろんオランイェはブラジルに2-1で勝利してWKの準決勝に進んだのはファンタスティックなことだ。本当に素晴らしいよ。何と言ってもブラジル相手にここまでで最高の試合をしたんだからね。美しくはなかっただろうが、洞察力、メンタリティ、チームスピリットの面では最高だった。それにとても闘志に溢れていたね。
ただ現実的に観るなら、オランイェはかなりラッキーだったと結論づけざるを得ない。それがブラジル相手には決定的な要因だったと思う。最初のゴールの入り方を見れば、ラッキー以外の何者でもない。もちろん、「幸運も必要」とも言えるだろう。でも彼らのプレーが良くなかったのも間違いない。特に前半はね。我々は完全にブラジルに圧倒されていた。
先制されたシーンを見てみよう。アリエン･ロッベンは守備に走らなければならなかったのに、そうしなかったのは呆れることだ。それにDFもスペースを空けていた。ヨリス･マタイセンを欠いていたことで、全員がお互い声を掛け合っていたのは良かったんだが、あの失点のシーンはアンドレ･オーイェルもヨン･ハイティンハもそれは見られなかった。
木曜日に、ブラジルに先制されたら問題だと私は指摘していた。最初からそのケースになったわけだ。だが、幸運なことにオランダは1-0でHTに入れた。あの時点で2-0のリードを奪われていたら、決して取り返せなかっただろう。
マールテン･ステケレンブルフ、私は彼こそピッチで最高の選手だっと思う。彼のおかげで我々は生き延びることができた。本当にあれは大きなセーブだった。私にとってあれがこの試合を決めた瞬間だった。そしてHT明けにフェリペ･メロのOGのおかげですぐ1-1にできたことで、試合を手にすることができた。ブラジルが突然プロットを失ったのは見て分かっただろう。特にスナイデルの2-1の後にね。
あれは本当にとても美しいゴールだったと思う。何度もリスタートで危険なシーンを作っていたが、これは特に監督にとって素晴らしい事だよ。ロッベンのCKからカイトのヘディングは明らかに練習した結果だ。ロッベンについても言えば、もちろん彼はフェノメーンだ。ブラジル相手に見せた彼のプレーは本当にかつてないものだった。それにスナイデルについても外すことはできない。全てのプレーが危険だった。二つのゴールを含めて、とても良いプレーをしていた
そう、いまや決勝への道が開かれたよ。準決勝ではグレゴリー･ファン･デル･ヴィールとナイジェル･デ･ヨングが出場停止だが、ベルト･ファン･マルワイクにとって問題にはならないだろう。ハリド･ブラルーズが控えているし、イブラヒム･アフェライかデミー･デ･ゼーウに替えれば簡単に解決する。チームの力が落ちることが全く無いのは素晴らしい事だ。さあ準決勝へ向かおう。私もオランイェも用意はできている！
とりあえず嬉しさは伝わってくるｗ
