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フェイエノールトの財政はいまだ好転せず

ここ数年、財政状況が悪化の一途を辿っているフェイエノールト。今年夏頃にはKNVB(オランダサッカー協会)の財政状況ランクで「3年以上財政に問題有り」のカテゴリー1にランク付けされてしまいました。

そして本日金曜日に昨シーズンの収支を発表。風向きは悪く負債額はさらに大きくなった。De Telegraafの報道ではその額 2.100万ユーロ。この1年財政立て直しのためにスタッフの給与カット、選手の勝利給カットといろいろやってきましたが、まだまだ立ち直るのに時間がかかりそうです。

追記。

正確には昨年は1.690万ユーロの損失。クラブの負債は合計で2.330万ユーロになったとの発表。フッデGMは2010/2011で収支をイーブンにして2011/2012で黒字へ転換する計画をKNVBに提出しました。

フェイエノールトはこの冬の移籍市場で高額な移籍金が見込めるデ・グズマンを売却。さらにベンチで高いサラリーを貰っているホフラント、マカーイ、デ・クレアというベテラン勢を契約の切れる半年前にさっさ放出。これで少しは好転できるのではないか、という見通しです。

もちろん今シーズン4位以内に入ってEL出場枠を確保するのが絶対条件なんですが。

でも嬉しいニュースも。

トヨタとの関係終了が報じられていましたが、なんとオペル(Opel-dealer Eef en Huub)がフェイエノールトの自動車スポンサーに戻って来てくれました。かつて1984年から2002年にかけて18年間パートナーを務めてくれた懐かしい間柄。今年はASR、PUMAとも再び契約し、少しずつ今後に向けてポジティブな要素が揃ってきている気がします。