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AZ相手に自信を掴む勝利 (第27節: AZ-thuis)

フェイエノールトは日曜に欧州戦チケット争いにおいて重要な勝利。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはデ・カイプで4月22日日曜のベーカーフィナーレの相手である3位のAZを2-1で下した。

 

完売のデ・カイプでフェイエノールトは本当にAZ相手の勝利を望んでいるということを試合開始の笛から明らかに示した。時計の針が5分を指す前にジャン・パウル・ボエチウス、ニコライ・ヨルゲンセン、そしてケヴィン・ディクスがAZのGK マルコ・ビゾットに襲いかかる。ボエチウスとディクスは枠を外し、ヨルゲンセンはクロスに触るのにつま先の長さが僅かに足りず。

 

ヨルゲンセンに不運
AZはホームチームの激しく車輪の回るスタートの後、10分過ぎにようやく反撃。元フェイエノールト・アカデミーのウサマ・イドリシがブラッド・ジョーンスを試したが、この守護神が遠目からのシュートを苦も無くセーブ。このアルクマールダースの最初の危険なシーンの後も、カリム・エル・アマーディとヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンに始まり、フェイエノールトが次々にチャンスを作る。

 

ヨルゲンセンは21分に先制点に近づく。リチアーノ・ハプスのクロスにこのスピッツが良いヘディングで狙ったが、ビゾットが奇跡的なセーブ。ポストにボールを弾き、その後のイェンス・トールンストラの足の前にも立ちはだかってゴールを守った。こうしてAZは早々のビハインドを背負わずに済んだのは幸運だったと言えるが、しかしフェイエノールトも自陣ペナルティエリア内でファン・デル・ハイデンのハンドに主審 デニス・ヒフラーがペナルティスポットを指ささなかったシーンでは不満は言えなかった。

 

ボエチウスの先制点
ヘット・レヒューンがようやく歓声を上げることができたのは33分のフェイエノールトのゴール。先制点を決めたのはAZのDF パンテリス・ハツィディアコスのパスを奪ったボエチウス。このバイテンスペーラーはそこから素早くカウンターに出ると、ゴール左隅に正確なシュートを決め、ビゾットはノーチャンスだった。

 

HT直前のスティーヴン・ベルフハイスのFKもビゾットは触れずに倒れたが、クラブトップスコアラーの蹴ったボールはポストを直撃した。後半元フェイエノールダー ロン・フラールを投入したAZは攻撃面でフェイエノールトをかなり苦しめることに成功。60分にアルクマールダースが同点ゴールを決めたかに思われたが、スピッツ ヴァウト・ヴェフホルストのヘディングはジョーンスの守るゴールの横にゆっくりと転がっていった。

 

氷のような冷静さ
チームメイトの攻撃リーダー ヨルゲンセンは74分に枠を外さず。ベルフハイスとトニー・フィレーナのスルーを経た美しい攻撃の最後にボールを受けたデンマーク人はビゾットとの1対1でも氷のような冷静さを保ち、左隅に蹴り込んで2-0. 自身の2018年初ゴールで試合を決めた。

 

ジョーンスは終盤のトーマス・アウエヤンとヨリス・ファン・オーフェレームのシュートを見事にセーブして無失点に抑えるかに思われたが、最後の最後にヴェフホルストの至近距離からのシュートには答えを出せず、2-1が最終スコアに。

 

この勝利で5位フェイエノールトは3位AZに3pts迫り、その差はまだ11pts. 4月22日日曜日に両チームは再びTOTO KNVB Bekerのフィナーレで対戦する。

 

Feyenoord - AZ 2-1
33' Jean-Paul Boëtius 1-0
73' Nicolai Jørgensen 2-0
90+2' Wout Weghorst 2-1

 

Scheidsrechter: Dennis Higler
Gele kaarten: Toornstra, Van der Heijden (Feyenoord), Jahanbakhsh, Idrissi (AZ).

 

Opstellingen:
Feyenoord: Brad Jones; Kevin Diks (93' Bart Nieuwkoop), Sven van Beek, Jan-Arie van der Heijden, Ridgeciano Haps; Jens Toornstra, Karim El Ahmadi, Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen, Jean-Paul Boëtius.
AZ: Marco Bizot; Jonas Svensson, Pantelis Hatzidiakos (46' Ron Vlaar), Stijn Wuytens, Thomas Ouwejan; Fredrik Midtsjo, Guus Til (75' Joris van Overeem), Teun Koopmeiners; Alireza Jahanbakhsh, Wout Weghorst, Oussama Idrissi (46' Mats Seuntjens).

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-az-netherlands-eredivisie-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「特に前半のファイティング・スピリットは素晴らしかった。上手く試合に入り、多くのかなり良いチャンスを作った。最終的にはゴールを決めることもできたが、前半に大差を付けることもできただろう」


「まさに我々が話していたとおりのスタート。アグレッシブで、シャープで、競り合いで力強かった。今日のように良いスタートなら毎回すぐに試合にしっかり入れる。それを上手くやれなければ苦しむことになる。今日我々がそれを上手くやれたのもとても重要なこと」


「JPとニコにとってまたゴールを決められたのは素晴らしいこと。チームにとっても大きいし、彼らの自信にとって良いこと」


「ケヴィンは素晴らしいプレーだったと思う。苦しい時期を過ごして周りでネガティヴな出来事も多くあったが、常にハードワークしているし、私は彼を信頼していた。今日彼がこういうプレーを見せてくれたことは大きな賞讃に値する」


「この勝利はベーカーフィナーレとは全く関係無い。ベーカーフィナーレはまた別の試合だ。我々は今日全力を尽くしてこの試合に勝ちたかった。特に今の我々の状況を考えればね。後半の特に後ろに押されてしまった時間帯はもっと上手くやれたはず」


「試合後に選手たちにも話したが、この勝利を今後数週間に繋げる事が重要。この勝利は良い気分だが。今は継続し、来週のPEC戦でも見せることが大事」


ヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンの手にボールが当たったシーンについて
「これはいつPKでいつPKでないのかちょっと不明確な状況。今週末はハンドかハンドで無いか?PKかPKで無いか?という状況がかなり多くあった。最終的には主審次第であり、今回はもちろん我々にとって良い結果になった」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-we-wilden-ten-koste-van-alles-winnen
https://www.fr12.nl/nieuws/46413-van-bronckhorst-we-wilden-ten-koste-van-alles-winnen.html
https://www.voetbalprimeur.nl/nieuws/801653/feyenoord-zwijnt-keuze-van-de-scheidsrechter-viel-goed-uit-.html
https://www.fr12.nl/nieuws/46415-lof-voor-diks-vond-hem-uitstekend-spelen.html


カリム・エル・アマーディ
「特に前半の僕らはしっかり調律されているところを見せたと思う。上手く相手の壁を抜けていたけど、フィニッシュでちょっとアンラッキーだった。最初の20分間で1-0か2-0にしなければいけなかった」
「今日の僕らはようやく普通にこうやって試合に入るべきというスタートだった。負ければコンパクトにプレーしたくなるものだけど、僕らはホームでは1分目から弾けるべきだと思う。それが僕らのクオリティ。昨シーズンと比べるといまの僕らはあまりにそれをやっていない」
「AZも良いチーム。特にボールを持った時はね。後半僕らはより前にプレッシャーを掛けようとしたけど、AZが左サイドから何度も上手く抜けてきた。それで難しかったけど、1-0リードしているなら上手く試合の流れを引き寄せないといけない。僕らはそこから2-0にしてそれを上手くやれた」
https://www.fr12.nl/nieuws/46411-el-ahmadi-thuis-vaker-vanaf-minuut-een-erop-klappen.html

 

ニコライ・ヨルゲンセン
「プレーは間違いなくもっと良くなれると思うけど、この勝利は嬉しいよ。もちろんホームで3pts獲れたのが何より重要。ハッピーだけど改善点はまだまだある。特に終盤はもっとコントールできたはずだし、後半ももっとチャンスを作れた。前半はフェイエノールトらしいプレーだったね」
「またゴールを決められたのは良い気分だ。とても嬉しかったし、それはみんなも見て分かっただろう。僕にとって苦しい時期だった。乾いた時期を抜け出してまたゴールを決めたかったんだ。スピッツとしては10試合ゴールを決められなければ心配になるからね。その気持ちを毎日家に持ち帰らないようにしていたけど、フラストレーションは溜まっていた。だからもの凄くホッともしたよ」
https://www.fr12.nl/nieuws/46414-jrgensen-opgelucht-dat-kon-iedereen-wel-zien-denk-ik.html
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/jrgensen-opgelucht-de-hele-week-blij

 

今回はいよいよ厳しいかと思いましたが、久々にまともな内容で何とか勝利。前半がだいぶ良かったのと、AZが今回もイマイチだったのでまぁ運も良かったという感じでしょうか。カリムが久々に素晴らしいパフォーマンスで、ディクスとハプスの両バックがダイナミックさをチームに与えてくれました。あとはヤン・アーリーも良かったですし、ボエチウスとニコライも久々のゴールということで願ったり叶ったりの試合。

 

後半はやはり待ち構える姿勢が出て、そこからプレッシャーを受けて下がってしまいましたが、まぁ連勝して自信を付けていくしか無いでしょうか。1ヵ月後のユトレヒトとの直接対決までなんとか4位を狙える位置をキープし続けたいところ。