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アルクマールで引き分け (第5節: AZ-uit)

日曜午後のフェイエノールトとAZの対戦は引き分けで終了。4位のアルクマールダースはホームでアルベルと・グドムンソンのゴールにより早々に先制したが、3位のジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは前半の内にそのダメージを回復。HT前にスティーヴン・ベルフハイスが1-1とし、そのままそれが最終スコアとなった。

 

AZはAFASスタディオンでエネルギッシュなスタートを見せ、試合開始の笛から主導権を掴むと、そのままホームチームが早々に先制。マイロン・ボアドゥからのパスを受けたグドムンソンがシュートを決めた。

 

フェイエノールトはすぐに立ち直り、トニー・フィレーナ(ヘディングをGKにセーブされる)、ヨルディ・クラーシ(シュートがブロックされる)、イェンス・トールンストラ(シュートはバーの上に)に良いチャンスを作ると、41分目にようやく1-1に。フィレーナがピッチ中央を駆け上がり、サム・ラーソンに横パス、視野を得たラーソンがベルフハイスに低いボールを出すと、このFWが冷静にフィニッシュを決めた。

 

後半フェイエノールトは満員のアウエーボックスに支えられ、エリック・ボテギンと途中出場 ルイス・シニステラらに良いチャンスが生まれたが、AZのGK マルコ・ビゾットを破ることができず。残り5分でファン・ブロンクホルストはニコライ・ヨルゲンセンをピッチに投入したが、このデンマーク人も数週間の怪我からの復帰戦で1-2ゴールを決めることはできなかった。

 

この引き分けでフェイエノールトはAZとの2pts差を守ったが、3ptsを獲得したPSVアヤックスにそれぞれ5pts差、3pts差に引き離される結果に。フェイエノールトはリーグ戦最初の5試合を終えて10ptsでの3位に留まっている。

 

AZ - Feyenoord 1-1
Scoreverloop:
5' Albert Guðmundsson 1-0
40' Steven Berghuis 1-1

 

Scheidsrechter: Björn Kuipers
Geel: Svensson, Clasie

 

Opstellingen:
AZ: Marco Bizot; Ricardo van Rhijn, Pantelis Hatzidiakos (65. Adam Maher), Teun Koopmeiners, Thomas Ouwejan; Jonas Svensson, Fredrik Midtsjø, Albert Gudmunddson, Guus Til; Oussama Idrissi (81. Mats Seuntjens), Myron Boadu (34. Bjørn Johnsen).
Feyenoord: Justin Bijlow; Jeremiah St. Juste, Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden; Jordy Clasie, Jens Toornstra, Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Robin van Persie (84. Nicolai Jørgensen), Sam Larsson (74. Luis Sinisterra).

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/feyenoord-en-az-houden-elkaar-in-evenwicht

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「どちらの転がってもおかしくない試合だったし、私の眼から見て引き分けは正当な結果。AZはスタートから激しく、我々はボールをチーム内でキープできなかった。それは1-0に繋がるシーンでも出ていたし、AZにはそれを罰することができる選手たちがいる」

 

「相手がトリッキーなシステムでくるのは昨年もそうだったし分かっていたことだが、今日はそれに対してコントロールを得られなかった。イドリシを中盤に入れて早めのプレッシャーを掛けてくるのは想定していた。そうなればシン・ジュステとベルスは椅子にスペースができるということになるが、それができなかった。難しい午後になり、中盤でフリーマンを見つけられなかったが、マラシアを相手に付いていかせるやり方を選び、それによってチームは徐々に試合に入り、コントロールが戻っていった」
「それでもピッチプレーではAZの方がチャンスがあり、一方で我々はセットプレーから危険なシーンを作っていた。だから引き分けは正当な結果」


交代策について
「我々は中盤に多くの選択肢があり、その時点でチームに何が必要かを見ている。だからアユプではなくプレーにより奥行きをもたらすことができるルイスの投入を選んだ。相手の中盤が強力せ多くの走力があるため、中盤を密に保ちたかった。特に後半は何度も危険なカウンターを受けていた。それもロビンとニコを代え、2人を並べなかった理由。それに良い組み立てができるチーム相手だとロビンにとって難しい試合になる。パワーのあるフレッシュなスピッツを入れることを違いを作ろうとした。私の説明に君(ヘレーネ・ヘンドリクス)が納得できなくても、それは私の問題では無い」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/gvb-azfey-160918
https://www.fr-fans.nl/nieuws/37261/van-bronckhorst-het-was-moeizaam-vandaag-het-lukte-niet-om-de-vrije-man-te-vinden


ヨルディ・クラーシ
「最初の15分間で不必要に問題に陥ってしまったし、組み立てでボールを繋げられなかった。1-0になり、15分間で2-0にされてもおかしくなかった。そこからピッチの埋め方を修正し、マラシアを彼らのMFに付かせたことでスペースを多少小さくすることができて多少コントロールを増した。でも今日は不十分だった」
「最後はリスクを冒さなかった?僕らは毎試合勝ちたいし、この試合も勝ち勝った。でも今日は単純に勝つには不十分だった」
https://www.fr12.nl/nieuws/48246-clasie-we-brachten-onszelf-onnodig-in-de-problemen.html

 

スティーヴン・ベルフハイス
「今日は良くなかった、それは明らか。AZの方がボールを持った時に良かったし、よりキープできていた。僕らが多少下がるのを選んだこともあって、AZにボールを持たせ、フリーマンを上手く見つけられてしまった」
「1-0の失点は僕のミスからだし、あそこはちゃんと見ないといけなかった。前半のうちに1-1にできて幸運だったけど、今日はAZの方が良かった」
「ボール持たなければ主導権も取れない。僕らのやりたいことはそれ。以前の僕らはもっと高いポジションでもっとプレッシャーをかけていた。多少戻ってはきているけど、今日は十分じゃ無かった」
https://www.fr12.nl/nieuws/48249-berghuis-az-was-gewoon-beter.html


イェンス・トールンストラ
「苦しいスタートだった。AZが多少手を加えていて、それにちょっと苦しんだ。しばらくして試合に入り、前半の最後にはかなり良くなって追いついた。後半はよりオープンな試合になり、切り替えが多くてスペースが広がった。僕らにもAZにもチャンスがあったから、正当な引き分け」
「この夏の投資を見ればPSVアヤックスとの差はある。でもそこをいつまでも見るべきじゃ無いし、僕らはいる選手たちでやっていくしか無い。今日は苦しんだけど、ここまでの3試合は上手く行っていた。まだ近くにいる。もちろんこれ以上離されないようにしないといけないし、なるべく長く離されずに上位を争わないといけない。このチームを2年前と比較すればクオリティの違いはそれほど無い」
https://www.fr12.nl/nieuws/48251-toornstra-gelooft-nog-in-titel-we-zitten-nog-dichtbij.html

 

ロビン・ファン・ペルシ
「僕らは1ptを得たけど、2ptsを失った。来週はPSVアヤックスがあるし、少なくともその2チームの内1チームは勝ち点を失う。それを考えればこの結果は2pts以上のマイナスだけど、チャンスの数を見ればフェアな結果だろう」
スピッツとして全くチャンスの来ない試合も時にあるもの。スピッツでは常に2人を相手するから、一度くらいはと願うことになる。ルイスの良いパスでそうなりかけたけどね。もう1m届いていたら決められただろう」
「ニコが戻って僕のポジションがどうなるか?スピッツでも中盤でもどちらでも良い。スピッツではより抵抗が大きいし、10番だとよりBox-to-boxなプレーでより走らないといけない。どちらもプラスもマイナスもある」
https://www.fr12.nl/nieuws/48253-van-persie-onzichtbaar-dat-kan-gebeuren.html

 

ニコライ・ヨルゲンセン
「やっと戻って来れた。辛い数ヶ月間だったよ。退屈で、物足り無い生活だった。またチームメイトたちと一緒にピッチに立ち、ファンと会うことができて嬉しい。まだ名前を覚えていて貰えた」
「自分がどれくらいの時間プレーするかは分からなかった。2ヶ月半ぶりだし、100%フィットするには時間が必要。今日は5分間で十分だったし、ピッチに戻れてハッピーだ」
https://www.fr12.nl/nieuws/48250-jorgensen-terug-van-blessure-je-mist-iets-in-je-leven.html

 

代表戦明けでどうなるかと思いましたが、どうにもならない低調な試合。ボールを持っても持っていなくてもAZの戦術に全く付いていけず、全く試合に入れない序盤であっという間に大差を付けられそうな雰囲気でした。

 

結果的にはボアドゥの重傷での交代というアクシデントがAZの落胆とベルフハイスのゴールに繋がって1-1という幸運な折り返しになり、後半はボールを持つも全く組み立てられずに最後は引き分けるのが精一杯という内容。いよいよまた上2つに付いていけないシーズンになりそうな感じが強くなります。

 

テクニカル・スタッフも含めてだいたい全部悪かったですが、トニーがたくさん走って苦しいチームを引っ張っていたのと、シニステラが途中出場で良いプレーを見せたのが少ない好材料。一方でイェンスもクラーシも低調だったのにアユプが入らずに交代枠を残して試合を終えたのは謎です。ジオはいろいろ言ってますが、低調な中盤を替えない理由にも、エクストラMFを入れない理由にもなってないので、今日は誰が見ても戦術面でも負けていたのは明らかでしょう。