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FC ユトレヒトを突き放す勝利 (第31節: フェイエノールト-thuis)

フェイエノールトは直接のライバルであるFC ユトレヒトとの対戦でその差を8ptsに広げることに成功。日曜午後に完売のデ・カイプでユトレヒタースを3-1で破り、リーグ戦5連勝。ゴールを決めたのはニコライ・ヨルゲンセン、ロビン・ファン・ペルシ、サム・ラーソン。

 

ハルフェ・オムハール
フェイエノールトエールディヴィジ5位との試合で力いスタートから早々にリードを奪う。決めたのはニコライ・ヨルゲンセンで、見事なフィニッシュによってだった。イェンス・トールンストラのクロスに対してこのデンマークスピッツは倒れながらのハルフェ・オムハールでまたしても先制点となるゴールを決めた。

 

これで今シーズン リーグ戦10ゴール目を決めたヨルゲンセンにとって、エールディヴィジで6回目の先制ゴール。今シーズンこれだけ先制点を決めた選手は他にはいない。そしてフェイエノールトは1ゴールに留まらず、HTまでに点差を更に広げようとした。

 

ファン・ブロンクホルストのチームは20分にファン・ペルシがアウトサイドでゴール右隅に決め、それに成功したかに思われたが、出場停止のスティーヴン・ベルフハイスの代役のゴールはオフサイドの笛で取り消しに。直後のサム・ラーソン(臀部の怪我のジャン・パウル・ボエチウスに代わってスタメン出場)もフィニッシュに運が無かった。

 

オフサイド・ゴール
ファン・ペルシがオフサイドでゴールを取り消されたのは正当な判定だったが、ピッチの反対側でシレル・デッセルスがオフサイド・ポジションでボールを蹴り込んだ際には旗が揚がらず。このベルギー人スピッツはザカリア・ラビアトからボールを受けるとそのままゴールに蹴り込むと、線審と主審 ナイハイスが介入しなかったことでデッセルスは歓声を上げることができ、1-1に。

 

このゴールはすでに2回の同点チャンスを逃していたビジターチームの力強い時間帯に生まれたが、デッセルスのゴールからフェイエノールトも再び立て直し、HT直前にホームチームは再びリード。ヘット・レヒューンに2回目の歓声をもたらしたのはファン・ペルシだった。

 

コントロールされた、しかし破壊的な
攻撃的MFとして起用されたファン・ペルシは44分にスフェン・ファン・ベークからのロングボールを受けると、胸でコントロール。そのトラップからコントロールされた、しかし破壊的なシュート。FC ユトレヒトのGK ダヴィド・イェンセンを破って再びゴール右隅に蹴り込み、2-1に。

 

後半イェンセンは再び失点を喫する。69分にもう一度イェンス・トールンストラのクロスから今後はラーソンがヘディングでネットを揺らし、このスウェーデン人にとってはデ・カイプでのエールディヴィジ初ゴール。トールンストラはここリーグ戦3試合で5(!)アシスト目。これによってFC ユトレヒトの抵抗力は破壊された。

 

ドームステーデリンゲンは50分にマテウス・クリヒによって50分に同点ゴールに近づいていたが、フェイエノールトのGK ブラッド・ジョーンスが足に当ててしっかりとセーブし、そこからファン・ベークがオムハールでクリア。その後はフェイエノールト守備陣の力強いパフォーマンスによってビジターチームが危険になることは最早無かった。

 

ファン・ペルシとラーソンに代えてビラル・バサチコグルとタイレル・マラシアを投入したフェイエノールトは4位争いの直接のライバルとの差を8ptsに広げ、リーグ戦3試合を残してロッテルダマースが順位で終われることはほぼ確実に。水曜にファン・ブロンクホルストのチームはヴィレムIIとのアウエーゲームに向かい、日曜にはTOTO KNVB ベーカーフィナーレでAZを待ち受けることになる。

 

Feyenoord - FC Utrecht 3-1

Scoreverlooop:
7' Nicolai Jørgensen 1-0
31' Cyriel Dessers 1-1
44' Robin van Persie 2-1
69' Sam Larsson 3-1

 

Scheidsrechter: Bas Nijhuis
Gele kaart: Labyad (Utrecht)

 

Opstellingen:
Feyenoord: Brad Jones; Kevin Diks, Sven van Beek, Jan-Arie van der Heijden, Ridgeciano Haps; Karim El Ahmadi, Robin van Persie (70' Bilal Basaçikoglu), Tonny Vilhena; Jens Toornstra, Nicolai Jørgensen, Sam Larsson (74' Tyrell Malacia).
FC Utrecht: David Jensen; Sean Klaiber, Willem Janssen, Ramon Leeuwin, Mark van der Maarel; Mateusz Klich (71' Urby Emanuelson), Yassin Ayoub (82' Anouar Kali), Sander van de Streek; Cyriel Dessers (75' Lukas Görtler), Zakaria Labyad.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-fc-utrecht-netherlands-eredivisie-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「試合展開は予想通りだった。ユトレヒトは対戦するのが難しいチーム。その相手に我々はかなり上手く対応した時間帯があったが、1-0の後に相手が何度も得点できるポジションに入っていたのも見てのとおり。我々は決めるシーンで得点できたのが大きかった。さらにファンタスティックなゴールだったしね。後半はユトレヒトにあまりスペースを与えず、試合を上手く終えることができた」


「1-1のゴールはオフサイド・ゴールだった。線審が見ていなければいけなかったが、1度はあり得ること。ユトレヒトが力強い時間帯で、後半も我々は何度か苦しめられたが、2-1の際のジョーンスのセーブは非常に大きかった」


「ロビンはゴール前にも得点を取り消されたシーンがあった。彼はああいうシーンでどう動いてフリーになるべきかを正確に分かっているんだ。あのゴールはその素晴らしい例。紛れもないテクニックとクオリティによる、素晴らしいゴールだった。我々が良いチーム相手に苦しんでいる時間帯だったしね。ユトレヒトが相手をするのに難しいチームなのは前もって分かっていたこと。我々は決めるべきシーンを決めたことで3-1勝利という結果になった」


「ロビンのゴールはDF陣の勇敢さのおかげでもある。ファン・ベークとファン・デル・ハイデンはドリブルで前に出るべきシーンが何度もあった。二人とも良いパスを持っているからね」


「ラーソンはトラブルで自分で交代を要求した。どの程度深刻な怪我かはまだ分からない。明日の検査を待たなければいけない。ジャン・パウルがプレーしなかったのは用心のため。今週トレーニングキャンプできていたが、全てのメニューはこなせなかった。今週後半も良くはならなかったので、ドクターと話し合って2,3人休ませることに決めた。ニコライとスフェンにも同じ事があって2人ともその時は上手く行った。ジャン・パウルもそうなることを願っている」


「勝てば引き離せることは分かっていた、これで残り3試合で8pts差となり、水曜に4位を確定できる。多くの人がすでに日曜のベーカーフィナーレのことを考えているが、これが我々にとっては最重要」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-op-juiste-momenten-gescoord
https://www.fr12.nl/nieuws/46782-gio-over-van-persie-een-uitstekend-doelpunt.html
https://www.fr-fans.nl/nieuws/35566/van-bronckhorst-het-heeft-te-maken-met-durf-van-achteruit
https://www.fr12.nl/nieuws/46783-van-bronckhorst-larsson-vroeg-zelf-om-een-wissel.html

 

カリム・エル・アマーディ
「僕らはMarbellaで4日間ノン・ストップ・パーティをしていたよw フロート・クラブならシーズン中にミニキャンプを挟むのはよくあること。良い経験だったよ。。みんなはもうベーカーフィナーレのことに熱心だけど、トレーニングキャンプではこのユトレヒト戦のことに集中していた」
「ロビンのああいうゴールはこれからもっと起きるはず。彼がファンタスティックな選手なのは今日また見れた」
「これで僕らはベーカーフィナーレに向かう。自分たちのデ・カイプでは失敗できない」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/35567/el-ahmadi-dat-moet-vaker-gebeuren

 

ロビン・ファン・ペルシ
「多くの人の目がもうベーカーフィナーレに向かっているのは理解できるけど、僕らにとってはまずこの試合だった。だからこの勝利はとても大きい。実際ゴールを決めるのに悪いタイミングは無いけれど、今日の僕らは本当に良いタイミングでゴールを決めた。10分以内に1-0にし、HT直前に2-1. あれは良いゴールだったけど、あれで落ち着けたのが大きかった」
「スフェンのパスが素晴らしかった。僕が走り込む場所に正確なボールをくれたから、胸で落とすだけで良かったよ。シュート前のパスが最も重要なんだ。それが良くなければシュートも10回中9回は枠に飛ばない。だから良いボールを貰えて僕は幸運だったと言うべきだろうね」
「これで6得点でエールディヴィジのレベルが心配?僕はオランダ・フットボールにポジティヴな点をいくつも見えているし、実際エールディヴィジのレベルはとても高いと真剣に思っている。だからそういう意見には賛同しないよ。僕は今日も中盤から3,4回完全にフリーになれる良いパスを貰えた。もちろんできれば6,7回もらいたいけど、3,4回でもとても良い数字」
「僕自身について言えばふくらはぎの怪我からまた長時間プレーできて良かったよ。まだ90分間フル出場は考えていない。それは他の人にとってはテーマかもしれないけど、僕にとってはテーマでは無い。僕にとって大事なのは出場時間を得て、重要な仕事をし、何よりも勝つこと」
「ベーカーフィナーレでスタメンかどうかはまだ分からない。水曜にまだ試合があるし、これから数日でどうなるか見てみよう」
「来シーズン フェイエノールトで続けない可能性?それはある。フェイエノールトがまだ続けたいと思うか、そして僕がまだ続けたいと思うか。お互いどうなるかをこの夏一緒に見てみる。少なくとも僕は今のところとても楽しんでいる。チームメイト、トレーニング、試合、日々のユーモアをね」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-persie-lekker-om-weer-lang-te-spelen
https://www.fr12.nl/nieuws/46781-van-persie-bedankt-van-beek-fantastische-bal-van-sven.html
https://www.fr12.nl/nieuws/46787-van-persie-en-feyenoord-in-gesprek-dat-is-van-te-voren-afgesproken.html

 

 ミニ・トレーニングキャンプに意味があったのかよく分かりませんが、とりあえずフィットネスは良さそうな感じでユトレヒトにクオリティ勝ち。早々に先制したことであまり早めのプレッシャーを掛けるシーンも無く、逆にユトレヒトの早めのプレッシャーに苦しんだりして、フットボール面は相変わらず低調な印象。あと1週間で何とかなるのかどうか・・・

 

イェンスが2アシストでだいぶ復調しているのがありがたいところ。ファン・ペルシは怪我から戻って再び別格ぶりを見せつける仕事。ボエチウスの怪我が大したことないことを祈ります。

 

まずは水曜と言いつつも、もう4位は決まったようなものなので嫌でもベーカーフィナーレに向けていろいろ考える状況。早めのプレッシャーを掛けるにしても、ブロックを作って待ち構えるにしても、守備面は何とかなるとして組み立てでプレッシャーを受けた時に果たしてどういう解決策を見つけられるのか・・・