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PSV戦で大きな勝利

日曜午後に行われたエールディヴィジ第15節、フェイエノールトPSVを3-1で下し、12月を素晴らしい形でスタートした。ロナルド・クーマンのチームがRKCワールワイク相手に敗れて1週間、エールディヴィジのトップに離されないために、満員のデ・カイプでのトッパーで求められていたのは勝利だけだった。フェイエノールトPSV相手に前半半ばにビハインドを背負うも、HT直前にジャン・パウル・ボエチウスが同点ゴール。後半一つのPKを含むグラツィアーノ・ペッレの2得点で勝利を決定づけた。

 

HT 同点(1-1)でロッカールームに下がった両チームだったが、前半のモラル・ウィナーはフェイエノールトホームチームはより良いフットボールを見せていただけでなくHT直前のジャン・パウル・ボエチウスのゴールによってビジターチームに大きな打撃を与えていた。勢いの良いカウンターアタックの最後にボールを受けたこのFWは、防ぎようのないシュートをゴール逆隅に突き刺した。

 

一方PSVは前半半ばに得た最初のベストチャンスで先制。臨時のスピッツ フローリアン・ヨーゼフゾーンの巧妙なスルーパスからアダム・マヘルがGKと1対1になり、そのままエルヴィン・ムルデルを破る。

 

フェイエノールトは時間終了までゴールを狙い続けていた唯一のチームであり、特に序盤はトップギアでのプレー。その時間帯に立て続けにチャンスを作ってはいたが、思うようにフィニッシュを決める事だけができず。どのチャンスもシュートがゴールの上か横に飛び、PSVのGK イェルーン・ズートがセーブを必要とすることはほとんど無かった。ようやく初めて枠内に飛んだフェイエノールトのシュートは実にHT直前、ヨルディ・クラーシミドルシュートだった。

 

後半のフェイエノールトは前半より遙かに効率的なところを見せる。それは後半早々にジャン・パウル・ボエチウスをつかんでPKを与えてくれたPSVのDF サンティアゴ・アリアスのおかげだ。ペナルティ・スポットからペッレが決めて、彼にとって今年10月6日以来のゴール。

 

このスピッツフェイエノールトが数分後に再びPKを得たことでこの午後自身2点目を決める事もできたが、彼のキックはポストを叩いて最小リードのまま。このPKは元フェイエノールダー ジェフリー・ブルマのファールによるもので、彼はこの試合2枚目のイエローカード。今週木曜にすでにPSVとLudogoretsとの欧州戦で退場になっていたこのDFにとってはこの数日で2回目の退場となった。

 

PKを失敗しても取り乱すことはなく、10人相手にリードを広げようとし続けたフェイエノールト。それは力強いプレーを見せていたボエチウスの左サイドからのゴール前への強いパスにとってすぐに報われた。マーカーの前に出たペッレが蹴り込み、PK失敗のミスを取り戻すと共にチームに安全圏のリードを決定づける。

 

試合終盤も消耗戦となり、ダリル・ヤンマートが痛んで後退を余儀なくされたが、チームが問題に陥ることは無かった。

 

Feyenoord – PSV 3-1

Scoreverloop:

21’ 0-1 Maher

45+1’ 1-1 Boëtius

54’ 2-1 Pellè (strafschop)

65’ 3-1 Pellè

 

Scheidsrechter: Makkelie

 

Geel: Schaken, Immers (Feyenoord), Hiljemark, Rekik, Arias, Schaars (PSV)

 

Rood: Bruma (PSV, 57’, 2x geel)

 

Bijzonderheden: Pellè mist strafschop (58’).

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Janmaat (83’ Van Beek), De Vrij, Mathijsen, Martins Indi; Clasie, Immers, Vilhena (79’ Vormer); Schaken, Pellè en Boëtius (79’ Goossens).

PSV: Zoet; Arias, Rekik, Bruma, Tamata; Schaars, Maher (84’ Locadia), Hiljemark; Bakkali (68’ Narsingh), Jozefzoon en Depay (61’ Jørgensen).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/feyenoord-psv-eredivisie-2013-2014/verslag

 

ロナルド・クーマン

「この勝利を非常に良い切っ掛けにできるのは明らか。私は予めそれを見越してプレーに集中させた。良いプレーをすればホームでは勝つチャンスはかなりあるからね。試合イメージに0-1のビハインドは全く無かったから痛手だった。我々は最初の瞬間からpsvにプレッシャーをかけようとしたし、0-1は計算外だった。実際勝つためにプレーしていたのは我々1チームだけだったし、優勢だったからね。タオルを投げなかったチームは大きな賞讃に値する。もちろんボエチウスのゴールで同点に追いつけたのはラッキーな瞬間だった。しかし勝利に相応しいチームはフェイエノールト1チームだけだった。PKが正当かどうか意見はあるだろうが、レッドカードが出るまでもPSVがセンターラインを越えてくることはほとんど無かったし、これが正当な勝利であることに疑いようはない」

 

「我々はとても良いプレーをした。特にチームとしてプレーできたことが嬉しい。これはチーム全体のパフォーマンス。この数週間の結果から、当然この試合にはかなりプレッシャーがかかっていたが、チームはしっかり乗り越えてくれた。試合に向けての準備で我々が自分たちのベストを出せれば勝つチャンスはかなり高いということは言っていたし、今日それを証明できた。非常にアグレッシブで力強いプレーで愚かな事もしなかった。どうしてこれがいつもやれないのかは私にとっても謎。定期的にこのパフォーマンスが出せることを期待しているよ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/koeman-%E2%80%98goede-teamprestatie%E2%80%99

http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/30683_Koeman%3A%20%27er%20was%20maar%20e%20e%20n%20ploeg%20die%20verdiende%20te%20winnen%27.php

 

グラツィアーノ・ペッレ

「これがフェイエノールトだ。負ける時もあるけど、また素晴らしい試合をする。いつも通り最後までしっかりやれた」

「先週のRKC戦では僕らのプレーは悪かった。11月が終わってくれて良かったよ。僕にとって最高の月じゃなかったからね」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/24310-graziano-pell-dit-is-feyenoord.html

 

ジャン・パウル・ボエチウス

「今日の僕らはメンタルの強さを見せた。良い序盤の後で馬鹿げたビハインドを背負ったけど、タオルを投げることはなかった。実際プレッシャーをかけて前にプレーし続けたんだ。その結果があの同点ゴール。HT直前だったから大きな弾みがついた」

 

「監督から事前に僕の試合になると言われていたんだ。それがプラスαの自信を与えてくれた。おかげでこれまでの試合よりも今日は伸び伸びとプレーできたよ。スタメンを外されたのは参ったけどね。もちろんそれは監督が完全に正しかった。それについても監督と話をしたし、僕も意見は一致している」

 

「ゴールは嬉しかったよ。良い攻撃だったね。ルーベンが僕を見て、ボールを出してくれた。一瞬スハールスを抜こうかと思ったけど、その必要は無かった。アウトサイドでこすって綺麗に決まってくれた。HTにもっとやらなければいけないのはみんな分かっていたし、実際後半は上手く立て直せた。これは相応しい勝利。素晴らしいチームパフォーマンスのおかげだよ。僕らは90分間ピッチ上のボスであり続けた。この勝利で上を見ることができる。またコップローパーに近づいたし、まずはこの差を維持しないと」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/bo%C3%ABtius-we-waren-de-baas-op-het-veld

http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/30684__.php

 

ステファン・デ・フライ

「良いプレーができたしとても良い勝利。僕らは試合全体を通して試合できた」

 

「ビハインドを背負ったのは意に反していったけど、だからこそ僕らが攻撃的なフットボールを続けられたのは見事だった。HT直前に同点にできて良かったよ。失点後はほとんどチャンスを与えることも無かったしね。これは僕らにとって絶対に必要な勝利だった」

 

「PKを2つ貰えたのが愉快だったのは否定できないね。でも彼らはそれだけかなり多くのファールが必要だった。そうじゃなかったらレッドカードも出ていない。PK失敗の後もこれで僕らがまたリードを失うとは全く思わなかった」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/24314-de-vrij-psv-had-veel-overtredingen-nodig.html

 

 

今シーズンも素晴らしい内容でpisveeに完勝。なぜかこのカードではトップパフォーマンスになりますが、やはり問題はメンタルなのか。これを今後どれだけ継続できるかですね・・・

 

相手がずっと守って単調なカウンター狙いだけだったので怖くも何ともありませんでしたし、実際前半はフェイエノールトもロングボールは蹴らないものの相変わらず分かりやすい攻撃をしていたのでやや微妙。バリエーションが増やせるかどうかはやはりクラーシと両サイドにかかっているので、後半は良い練習になったんじゃないですかね。ボエチウスが久々に輝いたのでこれでトップフォームに戻れると助かります。ペッレも久々のゴール。まだちょっと力強さが足りませんが、それでもブルマとレキクにほとんど競り勝っていたのはさすがというか当然というか。

 

これで再び順位を上げて上位争いに戻って来ました。このまま下がらずに年を越したいところ。