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ケルクラーデで苦戦の末に重要な勝利

日曜午後に行われたエールディヴィジ第26節、フェイエノールトは非常に緊張感のある終盤の末に、ローダJC ケルクラーデとのアウエーゲームでどうにかこうにか勝利を手にすることができた。パルクスタット・リンブルフ・スタディオンでグラツィアーノ・ペッレが唯一のゴールを決めて0-1。前半ローダJC相手に良いプレーをしたフェイエノールトは後半は大きなプレッシャーを受けたが、クーマンのチームは貴重な3ptsを持ち帰って順位でも好位置に留まっている。

 

フェイエノールトケルクラーデで試合を行う前日、クーマンは土曜の夜にsc ヘーレンフェーンと共にコップローパー PSVを破ったマルコ・ファン・バステンにsmsを送っていた。ヘーレンフェーンが勝ったことで、この日フェイエノールトが勝てば勝ち点でアイントホーフェナーレンに並ぶことができるため、フェイエノールトの監督は同業者に感謝していた。

 

この結果を受けて、パルクスタット・リンブルフ・スタディオンでのランチ・ヴェーツトライトがどれだけ重要なものかフェイエノールトはすぐに理解していたし、同時にローダJCがホームでここ4試合 開始1分以内ゴールを決めていることから試合の入りに警戒が必要なのも分かっていた。

 

その認識は間違いなくフェイエノールトの試合の入り方に影響していただろう。太ももの怪我からブルーノ・マルティンス・インディが戻ったチームは最初からHTの笛まで試合をコントロールし、その間ローダにJCにたった一つの明らかなチャンスも作らせなかった。

 

フェイエノールトはピッチの反対側でも相手の守備を崩すのに苦戦していたが、最初の重大なチャンスの一つがそのままゴールに。30分過ぎに見事なコンビネーションプレーからボールはルーベン・スハーケンの足共に。直前にも自らシュートを放っていたバイテンスペーラーは完璧なクロスを上げ、グラツィアーノ・ペッレがゴール前至近距離からヘディングで叩き込んだ。

 

相応しいリードをで試合を折り返したフェイエノールトだが、後半ゆったりとそれにくつろいでいることは全くできなかった。後半開始直後からローダJCが鋭いスタートを見せ、アグレッシブで攻撃的なプレーでフェイエノールトを押し込む。後半序盤にはペナルティエリア内でサンハリブ・マルキが倒れた際にホームの観客がPKを叫んだが、主審ピーター・フィンクがプレーを続行させるフェイエノールトにとってはラッキーもあった。

 

ローダJCが同点ゴールに迫ったことで、フェイエノールトはHT明けの難しい時間帯に明確な戦略プランが無かったように思えた。チームはリードをしっかり守ろうとしていたが、2点目を決めれば安心できるという気持ちも見えた。

 

その結果 フェイエノールトは時に良いプレーはあるものの、ボールを長くキープすることができず。落ち着かないプレーはエキサイティングな終盤へと繋がり、ローダJCは一か八かのプレーに出たことでフェイエノールトは追い詰められることに。だが緊張感はチームに粘りを与え、運の味方もあってフェイエノールトはとてつもなく重要な3ptsを得る事ができた。

 

Roda JC Kerkrade – Feyenoord 0-1

Scoreverloop:

30’ 0-1 Pellè

 

Scheidsrechter: Vink

 

Geel: Verhoek (Feyenoord), Malki, Donald (Roda JC Kerkrade)

 

Opstellingen

Roda JC Kerkrade: Kurto; Monteyne, Biemans (83’ Lebedynski), Danilo, Tamata; Donald, Delorge (79’ Sutchuin), Bonevacia, Fledderus; Malki en Demouge.

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Mathijsen, Martins Indi; Clasie, Immers, Vilhena; Schaken (88’ Vormer), Pellè en Boëtius (77’ Verhoek).

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130310_verslag_rjcfey

 

ロナルド・クーマン

「幸運に不満を言ってはいけない。クラブにとってはとても重要な勝利。我々はいま間違いなくティートルを争っていると言える」

 

「前半は我々の組み立ても良かったが、ローダが危険なチームでは無かった。後半も最後の15分まで問題は無かったし、試合をしっかりコントロールしていたと思うが、我々はボールを持っている時に雑になってしまい、前への推進力が落ちた。ボールを早く失うようになって相手のプレッシャーを受ければ、ローダJCにはマルキとデムージュという強力な存在がいる」

 

「ローダが一か八かでロングボールを放り込んできた終盤は苦しい時間帯だったし、凌ぎ切れたのは幸運。これも経験として活かさないといけない。我々はもっとボールを長くキープしなければいけなかったし、試合をもっと早く決める事もできたはず。NEC戦でもそうだったが、試合のコントロールを簡単に失ってしまう。そこは良くしていかないといけない。だが一方で我々は今シーズン多くの成長をしてきている」

 

「ティートル・レースは選手たちには新しい経験であり特別なプレッシャーがかかるもの。この3試合は全て絶対に勝たなければならない試合だった。我々は明らかにプレッシャーに対応できている。これは大きな賞讃に値するよ。残り8試合、その内我々はホームが5試合ある。我々がティートルを争っていないと言うのは無理だろう」

 

「ボエチウスは背中に痛みがあったが、いずれにせよ代えていた。彼はこの試合のレベルに苦しんでいたからね。普段ならもっとコンスタントさがあるが、今日はかなり悪かった。しかしまだ18歳ならあり得る事」

 

「ブルーノのマルキへのタックルは不必要だった。まだマタイセンもいたからね。リスクは犯さないに越したことはない。見逃されて幸運だったが、もちろんPKだっただろう。現実的に見るべき」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130310_reactie_koeman_rjcfey

http://www.fr12.nl/nieuws/21613-koeman-dit-is-een-nieuwe-ervaring-voor-de-spe.html

 

ステファン・デ・フライ

「激闘の末の勝利。後半の内容からすればローダはもう少し良い結果に相応しかったかもしれない。でも前半は僕らの方が良かったし、圧倒的に支配していた」

 

「僕らは1試合1試合やっていかなければいけない。でもこういう試合に勝っていけば、可能性はかなり出てくる。自信はあるし、それが表にも出てきている。もちろん今日は後半はどうにかこうにか凌いだという午後だったけど、これもそういう一部」

 

「終盤にインマルスクラーシのポジションを入れ替えるのはこれまでも何度かやっている。CBの2人はローダの2スピッツについていたから、クラーシはドナルド相手に守備をすることになっていた。そうれだったらインマルスの方が良い。彼はチームにとってファンタスティックな選手。中盤でしっかり役割を果たしてくれている。競り合いにアグレッシブさをもたらし、決して諦めない。これは選手にとってエクストラ・クオリティ」

 

レクス・インマルス

「終盤はピッチ上で残り時間を数えてリードを守りきろうとしてしまった。最終的には勝てて喜んでいるよ。ロッカールームの安堵感は大きい。最終的にスハールを掲げたければこういう試合に勝たなければいけない。その意味でもこれから数週間でやるべきことは分かっている。僕らはもう勝ち点を落とせない」

 

「後半も2点目を取りに行こうとHTに言い合っていたし、チャンスもいくつかあったけれど、運もなかった。もちろん最後は下がりすぎてしまった。でもああいう時間帯にああいう事は全てのクラブに起こり得る」

 

「CKのシーンは棒僕の体に当たったボールをクラーシが掻き出してくれた。絶対にラインは割っていなかったよ」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130310_reactie_immers_rjcfey

 

 

昨シーズン 0-0でティートル・レースが終わったケルクラーデで大きな一歩。これで残り試合全勝でコールシンゲルへの道もうっすら見えてきましたが、まぁまだまだ先は長いです。

 

今日は前半は守るだけの相手に試合を支配するもローテンポで1点止まり。後半は予想通りの反撃に遭い、スペースができてカウンターでトドメのチャンスも活かせずに終盤はヒヤヒヤの逃げ切りという展開。まぁ勝てたので良かったです。今日はボエチウスが何の役にも立たず。フロート・オランイェには呼ばれないと思いますが、ヨングの遠征で疲れるのもアレなので背中の怪我で辞退しないかな・・・