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クセルクセスを後半に突き放す

木曜夜に行われたKNVB ベーカー第3ラウンド、フェイエノールトはザーテルダダッハ・ホーフトクラッセルのクセルクセス/DZBに0-4で勝利して次のラウンドに進出を決めた。HTまで0-0だったが、後半にアントニー・ベンテムのOGでフェイエノールトが先制、その後テレンセ・コンゴロ、ルート・フォルメルが同郷チームを突き放し、最後はレクス・インマルスがPKを決めた。

 

ロナルド・クーマンは試合の最初の数分で1日前の自分の言葉を思い返していただろう。監督はクセルクセス/DZBへの過小評価を戒め、自分のチームが早めに試合を決められることを期待していた。しかしフェイエノールトは最初の数分間で危うく2-0のビハインドを負うとろだった。ブラウ・ヴィットのスプライトシャツの選手たちが2回コスタス・ランプルーと1対1になったが、共にこのGKがクーマンをホッとさせるセーブ。

 

ロッテルダムのアマチュアに2回脅かされたものの、フェイエノールトはすぐに立ち直った。そこで重要な働きをしたのはグラツィアーノ・ペッレ。力強く、ボールを失わないターゲットマンとして機能し、彼のお陰でチームはすぐに試合をコントロールすることができた。さらにペッレは日曜のアヤックス戦で見せたような相手を背負いながらの見事な反転シュートで先制点を決めるかと思われたが、彼のシュートはクロスバーの上に飛んでしまった。

 

このプレーがフェイエノールトにとって相手を痛めつける鍵になると思われたが、前半イタリア人・スピッツが得たチャンスはあまりに少なかった。ジョン・ホーセンスのCKが2回チームメイトにヘディングのチャンスを与えたものの、二人ともGK イェスペル・ホーへドームにセーブされた。

 

0-0で迎えたHTにクーマンは二人を交代。ハルメート・シンとステファン・デ・フライに代えてレクス・インマルスとテレンセ・コンゴロを投入した。コンゴロは後半開始後すぐに再びホーセンスのCKらフリーになってゴールまであと一歩のチャンス。コンゴロもホーへドームに阻まれたが、このGKも味方のDFのシュートにはノーチャンスだった。左サイドからのジョン・ホーセンスの低いクロスに対し、アントニー・ベンテムが自分のゴールにボールを入れてしまう。

 

クセルクセス/DZBのDFが意図せずにフェイエノールトのサドルを回す助けをすることになり、その結果10分後に試合が決まる。コンゴロが見事なヘディングでリードを広げると、ルート・フォルメルがフェイエノールトでの公式戦初ゴールを決めて0-3。

 

終了直前にはルーベン・スハーケンが得たPKを、レクス・インマルスが冷静に決め、最終スコア0-4としてフェイエノールトはベーカー・トーナメントの次のラウンドへ進出した。

 

Xerxes/DZB – Feyenoord 0-4

Scoreverloop:

60’ 0-1 Bentem (eigen doel)

69’ 0-2 Kongolo

72’ 0-3 Vormer

85’ 0-4 Immers (strafschop)

 

Scheidsrechter: Kamphuis

 

Geel: Van Wordragen, Dongen, Van Eijken (Xerxes/DZB)

 

Opstellingen:

Xerxes/DZB: Hogedoorn; Van Waas, Bentem, Donny Navajas Sanchez, Dongen (81’ Van Eijken); Zechiël (46’ Jardim), Rombouts, Van Wordragen (73’ Lopes Silva); Mike Navajas Sanchez, Koorndijk en Vermeulen.

Feyenoord: Lamprou; Elabdellaoui, De Vrij (46’ Kongolo), Mathijsen, Nelom; Vormer, Singh (46’ Immers), Vilhena; Schaken, Pellè (75’ Achahbar) en Goossens.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20121101_xerxes_verslag_2

 

ロナルド・クーマン

「我々のライバルを見れば0-4はとても素晴らしい結果。」

「前半の苦戦は私には説明できない。ベーカー・トーナメントは奇妙なフェノメーン」

 

「HTに怒らなかったのは、姿勢の問題ではないと思ったから。ただやり方が良くなかったのは明らか。ピッチの悪さも原因。さらにクセルクセス/DZBを讃えるべきところもある。彼らは良くやっていたし、先制することもできただろう」

 

「先制後はフットボールがしやすくなって違いを作ることができるようになった。最も重要なのはこの試合を無傷で切り抜け、次のラウンドへ進んだこと」

 

「次の相手はドローを待とう。でもそろそろホームゲームの番だと思う」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20121101_koeman_reactie

 

ルート・フォルメル

「嬉しいゴール。今日は予想よりも苦戦してたしね。ベーカー戦ではどんな事も起こり得るという事がまた証明された。彼らは全力で来て、僕らを苦戦させた。後半すぐに先制できて良かったよ。そこからはずっと楽になった」

 

「久しぶりに90分プレーできたのは嬉しいけど、完全には満足してない。ボールを失いすぎたし、もっと上手くやれたと思う。でもフェイエノールトでの初ゴールを決められたし、次のラウンドへ進むという最大の目標も達成できたからね」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20121101_vormer_reactie

 

オマール・エルアプデラウィ

「やっと90分。悪くは無かった。守備をコントロールしながらできるだけ前へ出ようとした」

 

「1週間前に右バックのポジションに集中するようにハッキリ言われた。僕は10番でもプレーできるウィンガーだけど、何の問題も無いよ」

 

「ハルメートと一緒にスタメン出場できるのは楽しいね」

 

 

出だし最悪でどうなることかと思いましたが、終わってみればまぁそれなりの勝利。スタメン入れ替えでいろいろ試した結果は、ステファンがまだ本調子に戻っておらず、フォルメルはクラーシの代役として力不足、そしてホーセンスとスハーケンの両サイドが低調・・・と、まぁこれならアマチュア相手にも苦戦するかという感じです。日曜のスタメンは逆の意味で悩みそうですね~。懸案のレールダムの代わりは、シンも悪くは無かったですがトニーが90分通して安定したところを見せたのでこれは決まりかな?

 

ベーカー戦ベスト16のドロー結果はクーマンの期待に反して今回もアウエー。しかもヘーレンフェーンとちょっと嫌なカードです。