日曜午後に行われたエールディヴィジ第28節、フェイエノールトは後半の力強いプレーによってsc ヘーレンフェーン相手に比較的容易に勝利を収めることができた。両チーム共に低調だった前半を終え、HT明けからフェイエノールトは主導権を取るとルート・フォルメルとレクス・インマルスのゴールにとって2-0という結果に。この勝利によってfげえいは3ptsを得て直接のライバル フィテッセを追いかけ、ヘーレンフェーンはほとんど追いかるのが不可能な位置まで消えた。
フェイエノールトは1週間前のFC フローニンゲンとのアウエーゲームで3人のCBと2人のFWという新バージョンを試していたが、ロナルド・クーマンはヘーレンフェーンとの試合では再び3スピッツに戻すことを選択。この変更でブルーノ・マルティンス・インディが犠牲になり、中盤ではトニー・フィレーナではなくルート・フォルメルが選ばれた。
フェイエノールトはフローニンゲンでは主にカウンターアタックでプレーしていたが、自分たちの満員のデ・カイプではプレー作らなければならなかった。それによって前半は不安定な内容に。フェイエノールトはピッチを支配したが、前線でチームはこれぞという瞬間はほとんど作れなかった。特にルーベン・スハーケンは前半多くの攻撃に絡んだものの、この右ウィンガーが継続的なプレーをすることはほとんどできなかった。
スピッツ ミチェル・テ・フレーデにもほとんどボールが届くことがなかったため、フェイエノールトの前半のチャンスシーンは遠目からのシュートとセットプレーに限られた。前半最大のチャンスが回ってきたのはステファン・デ・フライ。CKから見事なヘディングシュートを放ったが、GK クリストファー・ノルトフェルトによってセーブされた。
呪縛が解けたのは後半開始直後のFKによって。これは完全に試合イメージに似つかわしいものだった。テレンス・コンゴロがペナルティエリア際で倒され、フォルメルにシュート・チャンス。このスペシャリストが素晴らしい巻いたボールでGK ノルトフェルトを破り、フェイエノールトに相応しいリードをもラ足した。フォルメルにとってはフェイエノールトでのリーグ戦初ゴール。
ヘット・レヒューンの声援を受けて後半の残り時間、フェイエノールトは楽にフットボールができるようになり、前半はあれだけ回らなかったパスが突然周りだし、フェイエノールトのサイドプレイヤーたちも何度もアクションを成功させた。
その最も良い例が60分過ぎ、ジャン・パウル・ボエチウスが左サイドから裏に飛び出したシーン。このFWは周囲を見回すと駆け上がってくるレクス・インマルスへとボールを戻し、インマルスは迷うことなく左足ダイレクトでのシュートでGKを破って2-0。
まだ決まり切っていなかった試合が決まったのは残り15分前。ルーベン・スハーケンがペナルティエリア内でクリスティアン・クムに引き倒された瞬間だった。主審 ピーター・フィンクはヘーレンフェーンのDFにレッドカードをだし、フェイエノールトには11mの位置から点差を広げるチャンスを提供。ただ、途中出場 トニー・フィレーナのキックはGKに防がれてチームはこのチャンスをモノにすることはできなかった。
2位争いを決めるかもしれない得失点差を考えればフェイエノールトは良いチャンスを逃したが、少なくともチームは10人相手に問題無くリードを守りきり、何よりも大事な3ptsを獲得。フィテッセとFC トゥエンテとの差はわずか1ptとなっている。
Feyenoord – sc Heerenveen 2-0
Scoreverloop:
49’ 1-0 Vormer
64’ 2-0 Immers
Scheidsrechter: Vink
Geel: Marzo, Ziyech, Van Anholt, De Roon (sc Heerenveen)
Rood: Kum (73’, sc Heerenveen)
Bijzonderheden: 74’ Vilhena mist strafschop.
Opstellingen
Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Mathijsen, Kongolo; Clasie, Immers, Vormer (68’ Vilhena); Schaken (78’ Armenteros), Te Vrede en Boëtius (85’ Goossens).
Sc Heerenveen: Nordfeldt; Marzo (76’ Otigba), Kum, Kruiswijk, Van Anholt; De Roon, Ziyech, Van der Berg; Van la Parra (64’ Slagveer), Finnbogason en Basacikoglu (82’ Sinkgraven).
ロナルド・クーマン
「後半を見れば点差をもっと付けなければいけなかっただろう。我々がハイテンポでプレーしていた時はヘーレンフェーンよりも上なのは誰の目にも明らかだった」
「前半は良くなかった。後半になってようやくテンポが上がり、アグレッシブさが出て競り合いに勝つ回数も増えた。FKのスペシャリストがいて良かったよ。彼が試合の突破口を作ってくれた」
「フォルメルは前半は消えていたが、後半は大胆に前に出れるようになったし、見事なFKでゴールも決めてくれた」
「次のPKは私が自分で蹴ろうかと思うよ。我々にはホーセンスとフォルメルという二人のスペシャリストがいるが、共に多くプレーしてはいない。そうなれば自動的にリストの3位か4位になり、失敗することもある」
ルート・フォルメル
「今日はチャンスが得られて、素晴らしいFKも決められて良かった。とてもハッピーだよ。これまでも何度も蹴っていたけどようやく決まった。ずっとバーやポストだったからね。FKはアシスタントのジャン・パウルやファン・ブロンクホルストと一生懸命練習している。ようやく狙い通りに飛んでくれたよ。昨日の練習でも何本か上手くいっていたんだ。もちろんそれが試合でも上手く決まる保証にはならないけど、自信にはなる。すぐ後にももう一度惜しいFKがあったけど、残念ながらポストの外側に飛んでしまった。レクスが2-0にしてくれて良かったよ。あれで試合は決まったからね。後半の僕らは前半よりもアグレッシブだったし、相応しい勝利だ」
「スタメンは土曜の練習後に言われた。驚いたよ。特に先週フローニンゲンでチームは良い結果を出していたからね。長い離脱期間の後にまたチャンスを貰えたのは嬉しかった」
「クーマンがスタメンの入れ替えを始めたことが僕らをシャープにしていると思う。誰だってプレーしたいし、チャンスがあったら自分の力を見せなければいけない。毎週自分の力を証明し続けなければならないんだ」
http://www.fr12.nl/nieuws/25395-vormer-helemaal-happy-hij-gaat-er-eindelijk-i.html
レクス・インマルス
「ピッチ上ですぐにヨルディにゴールが彼のおかげだと言ったよ。それにJPも素晴らしいパスをくれた。自分のフィーリングではコースが甘かったんだけど、決まってくれて良かったよ。左足ではあまり決めてないからね」
「前半は僕らの側がいろいろな点で上手く行かずにテンポが遅すぎた。そのせいで相手に上手く組織を保たせてしまった。簡単に勝てるとは思っていなかったけど、プレーが雑でボールを失いすぎたんだ。HTに小言を言い合って後半は上手くいった。テンポを上げて違いを作る事ができた。しっかり結果を出せて良かったよ」
「10ゴールという数字は本当に拘っていないけど、でもここでプレーしていればそれくらいのゴール数は当然」
「スタメンの保証が誰にも無くなったことが全員をシャープに保たせているし、みんな終盤になって自分たちの置かれた状況を理解している。2位は手の届く順位だと言うサインを監督は僕らに送ろうとしているんだ。僕らがすべきことは全員が一体になって1試合1試合やり続けること。今日の3ptsはとても大きい。これで2-0勝利が2つ続いて、次はゴー・アヘッ-thuisだ」
http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/vormer-vrije-trappen-op-training-gaven-vertrouwen
http://www.fr-fans.nl/nieuws/immers-de-trainer-wil-een-signaal-afgeven-11047/
ステファン・デ・フライ
「前半はそんなに簡単では無かった。後半は良かったかもしれないけど、僕はとても簡単だったとは思わない」
「スタメンの保証が誰にも無くなったことで、全員が一つの試合に同じ姿勢で臨まなければならなくなった。それが今日は良かったと思うし、だからこの試合にも勝てた。ファイトする姿勢ははっきり見えている。フットボールはけっしていつも上手く行かなかったし、良い攻撃があったかと思うと雑になったりで不安定だったけど、相手のカウンターはしっかり無効化できていた」
「トゥエンテが勝ったのは試合が終わってから聞いたよ。僕らにとっては残念だけど、僕らは自分たちの事だけ見て、今の調子を続けなければいけない」
「今後の日程で簡単に勝てる相手、とみんなが思うところに落とし穴がある。僕らは毎試合最近の試合の様な姿勢で臨んで勝利を目指さなければいけないんだ」
http://www.fr-fans.nl/nieuws/de-vrij-we-moeten-elke-wedstrijd-deze-instelling-laten-zien-11049/
大事な試合と分かっているはずなのになぜ前半のような内容になるのかどうも分かりませんが、それ以上に相手が全く無力だったお陰でほぼ問題無く勝利。フィンボガソンがどんどん下手になってるのでツィエクだけ気をつければ良いという楽な状況でした。
前半はローテンポで間延びするいつもの悪い感じになり、こうなるとフォルメルとクラーシを並べても何の意味もなく、ウィンガーが仕事するシーンも作れず、それ以前にスハーケンはいくら何でもという酷すぎる内容・・・。
後半は思い切ってコンゴロが前に上がってボエチウスとの連携で崩し、そこから得たFKで先制。や~っと直接入りました。実際これでほぼ問題無しでしたが、あとはレクスが仕事して終わってみれば快勝。
問題はPKを誰が蹴るんだという・・・
2位争いは思った以上にチャンスが出てきているので残り6試合頑張り所。次はゴー・アヘッド-thuis. 内容もちょっと良くしていきたいですねぇ。