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ユトレヒトで引き分けに甘んじる

日曜午後に行われたエールディヴィジ第16節、フェイエノールトはFC ユトレヒト相手に引き分けに甘んじた。力強いスタートでジョン・グイデッティのゴールと先制したが、FC ユトレヒトに試合を振り出しに戻されるとロナルド・クーマンのチームは2-1とされて苦戦。途中出場 ジェルソン・カブラルが後半2-2として最終スコアに。セク・シセとジョルディ・クラーシが共に負傷でピッチを去った。

 

グイデッティが開始に2分でゴールと、ハルヘンワールトで夢のようなスタートを切ったフェイエノールト。ロッテルダマースは左サイドかから上手く崩すと、オトマン・バッカルのパスを受けたスウェーデン・ユース代表はドリブルから強烈なシュートを放ち、元フェイエノールトのGK ロブ・ファン・ダイクの守るゴール隅に突き刺した。

 

素早い先制のおかげでフェイエノールトは序盤から力強いプレー。楽々とコンビネーションプレーを繋げてFC ユトレヒトを全く寄せ付けず、12分にはルーベン・スハーケンが0-2に近づいた。しかし2点目のチャンスを逃すとフェイエノールトはトーンダウンしてしまい、主導権をホームチームに手渡してしまう。

 

ゆっくりと試合に戻ったFC ユトレヒトは30分過ぎに最初のチャンスで同点に。ヨシキ・タカギのFKをまたしてもFC ユトレヒトのDF ダーン・ボーフェンベルフが強力なヘディングであわてエルヴィン・ムルデルを破った。その1分後にエドゥアルド・デュプランの決定機をムルデルが防いだのはフェイエノールトにとってラッキーで、もし決められていればクーマンと彼の選手たちにとって非常に厳しい試合になっていただろう。

 

HT明けすぐにはムルデルからのカウンターでカブラルが、さらにレールダムがチャンスを得たが、フェイエノールトはゴールを決める代わりに、その直後さらに苦しい状況に。ボーフェンベルフのゴール前へのクロスでムルデルと敵味方同士がもつれ合い、チームは再びゴールを許した上にクラーシも怪我で失ってしまった。

 

代わりに入ったカモヘロ・モコチョと共に同点ゴールを目指したフェイエノールト。ロッテルダマースは突然のビハインドにもうろたえることなく、辛抱強くユトレヒトのDFの突破口を見つけ出した。60分過ぎにカブラルがドリブルで中へ切れ込むと、ペナルティ・エリア際からユトレヒトのGK ファン・ダイクの意表を突くシュートをゴール隅に決めて2-2に。

 

最後の15分間、勝利を目指したフェイエノールトにはグイデッティの3回のチャンスがあったが、共にファン・ダイクの守るゴールの枠を捉えることができず、結局ロッテルダマースはハルヘンワールトで1ptだけを得るに甘んじた。

 

FC Utrecht – Feyenoord 2-2

 

Scoreverloop:

2’ 0-1 Guidetti

32’ 1-1 Bovenberg

51’ 2-1 Duplan

66’ 2-2 Cabral

 

Scheidsrechter: Vink

 

Geel: Bulthuis, Duplan (beiden FC Utrecht), Guidetti, Leerdam (beiden Feyenoord)

 

Rood: Bulthuis (twee keer geel)

 

Opstellingen:

 

FC Utrecht: Van Dijk; Bovenberg, Vorstermans, Nilsson (18’ Van de Hoorn), Bulthuis; Mårtensson (71’ Sarota), Kali, Sneijder; Duplan, Demouge (89’ Boldewijn) en Takagi.

 

Feyenoord: Mulder; Leerdam, Vlaar, Martins Indi, Nelom; El Ahmadi, Clasie (55’ Mokotjo), Bakkal; Schaken, Guidetti en Cissé (27’ Cabral).

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20111211_utrecht_verslag

 

ロナルド・クーマン

「序盤は我々がピッチに君臨していた。完全にユトレヒトを圧倒していたし、あそこで試合を決めなければならなかっただろう。だが実際は逆にイージーになってしまい、ユトレヒトに試合に戻られてしまった。これは完全に自分たちの責任」

 

「ピッチサイドから見ていて、自分たちのプレーが変わっていくのが分かった。怠惰に、雑になり、競り合いに負け、どんどん個人プレーになった。やや横柄でさえあった。こんなフェイエノールトは誰も期待していないし、このクラブに似つかわしくない。我々は全員でハードワークをしなければならない」

 

ユトレヒト日和見主義的なプレーをしていたし、彼らのようなプレーをしていて勝つとは思えない。ユトレヒトが何かやれるとは決して感じなかった」

 

「カブラルのゴールで同点にできたが、我々には大きなチャンスは無かった。ユトレヒトで引き分けは痛いと言わなければならない。我々は自分たちにもっと期待していた」

 

「もしかしたら我々は現時点でフェイエノールトに多くの事を望みすぎているのかもしれない。FC ユトレヒトに勝てなくてみんなこんなに気分を悪くしているのだからね。もっと穏やかに考えるべきかもしれない。だがそう、かつては私もそうやって成長していったんだ」

 

「ジョルディはプレーを続けたがったが、主審のフィンクが無理だと判断ししてくれたんだ。目まいと吐き気があったが、幸いにも試合後は頭痛が残っているだけ」

 

ロン・フラール

「試合には負けなかったが、2ptsを失った。とても辛い。普通に勝たなければならなかった」

「序盤の後に僕らはゆっくりと眠ってしまい、ユトレヒトにやれそうだと感じさせてしまった。それでも組織は良かったし、チャンスは与えなかった。ユトレヒトのゴールはほぼ出し抜けのもの。でもそこから僕らは前に出れなくなり、テンポを保てなくなった。それは僕らに足りないところだ」

「引き分けは残念だけれど、誰もやけっぱちにはなっていない。僕らへのハードルが上がっているのは当然。いい方向へ進んでいるけれど、今日3ptsを取れば自分たちにとってもっと良かったはず」

 

 

ユトレヒトに良いプレーをされたわけでもなく、予想通りgdgdなチーム相手に期待はずれのドロー。こういう試合はかなり萎えます・・・。試合の入り方は本当に素晴らしく、スーパーグイデッティのゴールで先制したこともあって「自信と落ち着き」の感じられるプレー振りで楽しめましたが、それが段々「自惚れと怠惰」に変わり、終盤までほとんど修正できず。まだまだ若く、不安定なチーム。

 

失点シーンはまず例のごとくボーフェンベルフ。全てのトップクラブが頭を悩ませる非常にやっかいな選手ですが、レールダムが張り合えず。仕方ないと言えば仕方ないのだけれど、どうせボーフェンベルフに合わせてくるのだからマーカーを考えた方が良いような・・・。2点目は普通にカーリのクラーシへのファールに見えますが、さすがにあれだけカオス状態にされるとどうにもならず。エルヴィンはいいセーブもありましたが、またしても批判のきっかけを与えてしまったか。

 

モコチョはクラーシに比べると数手先が読めないというか、その場限りの判断でプレーしてるように見えます。才能はあるのだからもうちょっと判断早く、自分も動きながら周りを動かせる選手に育ってもらいたいもの。バッカルは低調な出来。スタイル的にどうもチームの出来に左右される感じですが、もうちょっとスルーパスも狙わないとグイデッティのフラストレーションが溜まりっぱなしになってしまいますね。スハーケンはなんとかならないのかと思いますが、多分どうにもならないので過剰な期待はしないでおく・・・。

 

こでドストが馬鹿みたいに点取ったヘーレンフェーンに得失点差で抜かれて6位に。現状で5位争いのライバルはヘーレンフェーンでしょう。さらに上を本気で狙いたいならjこういう取りこぼしは辞めて欲しいですよ、ほんと。

前半戦は残り1試合、デ・カイプでトゥエンテ戦。ここまでトッパーでは予想以上に良い試合をしてますが、今回も気合いを入れ直して勝たなければならない試合になりました。