Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

3ptsでシーズンスタート

フェイエノールトは2012/2013シーズンを勝利スタート。日曜昼に行われたエールディヴィジ第1節、スタディオン・ハルヘンワールトでのユトレヒトとのアウエーゲームはセク・シセが決勝ゴールを挙げて0-1。ダリル・ヤンマート、ルート・フォルメル、レクス・インマルス、ハルメート・シンがフェイエノールトでのリーグ戦デビューを果たした。

 

DinamoKievとの試合でのプレーで大きな自信を持って臨んだはずのフェイエノールトだったが、リーグ戦の初戦の出だしのプレーはかんばしいものではなかった。ロナルド・クーマンのチームは特にボールを持った時に探り探りで、HTまでにそれほど多くのチャンスを作るまでには至らなかった。

 

特にピッチの右サイドには度々大きなスペースがあったものの、フェイエノールトはほとんどそれを使う事ができず。とりわけ序盤はサイドでの連携に欠け、ホームチームカウンターアタックのチャンスを与えてしまっていた。

 

フェイエノールトの守備陣はほとんどスペースを与えていなかったが、前半はホームチームの元フェイエノールダー ナナ・アサレが最も危険な存在に。このMFは3度エルヴィン・ムルデルのゴールを脅かしたが、ゴールを決めることは出来ず。

 

しかしフェイエノールトはピッチの反対側で効率の良さを見せる。一度は30分過ぎにフリーでのヘディングシュートという大きなチャンスをジャンプするタイミングを外して逃したセク・シセだったが、10分もしない内にその失敗を見事に取り返した。何人ものDFに挟まれながら、ルーベン・スハーケンからの見事なクロスにしっかりと頭を当ててGK ロビン・ライテルを破った。

 

直前にレクス・インマルスがGKと1対1になった後のシセのヘディングが前半唯一のチャンスだったフェイエノールト。後半もエヒテ・チャンスは数えるほどで、チームの戦う姿勢とハードワークはほとんど批判できないものの、唯一ボールを持った時に良いプレーをほとんど見せられなかった。

 

それだけではなく、フェイエノールトはかろうじて得たチャンスも決める事ができず、ユトレヒトに終盤まで少なくとも1ptは得られるかもしれないという希望を持たせ続けてしまった。ホームチームにとってその大部分はHT明け直後の大きなチャンスを決める事ができなかったインマルスのおかげ。

 

短いバックパスをカットし、GKと1対1になり、パスを選択することもできたが、彼のシュートはあまりに弱く、ゴールライン上で戻ったDFにクリアされてしまった。

 

ユトレヒトは終盤までフェイエノールトのゴールを狙い続けたが、ヤン・ヴァウタースのチームはムルデルに弾かれたヤコブ・ムレンガのシュート以上の攻撃はできず。ピッチの反対側でも最後の1分にスハーケンがユトレヒトに単独で迫ったが、シュートはGKに防がれた。幸いにもこのミスが影響することはなく、フェイエノールトはリーグ戦初戦に勝利し3ptsを獲得した。

 

FC Utrecht – Feyenoord 0-1

Scoreverloop:

39’ 0-1 Cissé

 

Scheidsrechter: Van Boekel

 

Geel: De Vrij, Janmaat(Feyenoord), Bulthuis (FC Utrecht)

 

Opstellingen:

FC Utrecht: Ruiter; Bovenberg (61’ Van der Maarel), Van der Hoorn (82’ De Kogel), Wuytens, Bulthuis; Martensson (58’ Van der Gun), Duplan, Asare, Sarota; Mulenga en Gerndt.

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Martins Indi, Nelom; Vormer (75’ Leerdam), Immers, Clasie; Schaken, Fernandez (88’ Singh) en Cissé.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120812_verslag_utrecht

 

ロナルド・クーマン

「我々が多くのチャンスを作り、ほとんどチャンスを与えなかったのはポジティヴなこと。終わってみれば問題無い勝ち方だった。ただチャンスの数からすれば1-0という結果はあまりに小さすぎる」

 

「序盤こそやや苦しんでいたが、シセのゴールの後はもう何の問題も無かった。さらにゴールを決められなかったのは我々自身の問題。HTまでに2-0にすべきだったし、特に後半開始直後のインマルスのシーンは決めなければいけない。あのようなチャンスの逃し方はあってはならないこと。私自身が誰よりもウンザリしていると言わざるを得ない」

 

来週はハストン・タウメント、ロイ・マカーイと共に特別シュート練習

「得点応力は誰でも間違いなくトレーニングによって向上できるもの。周りをよく見てゴールを前にして落ち着くこと。それができれば大きく伸びるはずだ」

 

試合後にヨルディ・クラーシが股関節の痛みを訴えており、水曜のヨング・オランイェでプレーできるかどうかはまだ不明。

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120812_reactie_koeman

 

ステファン・デ・フライ

「後はGKだけというシーンが2,3回あったし、少なくとももう1点は決めないと。それができなかったから不必要に苦しんでしまった。この試合から学ばないといけない」

 

「僕らは今も優秀なDF陣が揃っているけど、経験だけが足りない。マタイセンはこのチームにとって大きな補強」

 

「もちろんオランイェは楽しみだよ。フェイエノールトから3人のDFがオランイェに行くなんてとてもスペシャルなこと」

 

ルート・フォルメル

「今日最も重要なのは勝つことだった。確かに実際は0-3にすべき試合だったけど、僕はシーズン残り全ての試合0-1で勝っても満足だよ」

 

「ヨリスのことは僕のAZ時代から知ってる。彼がHSVへ行くまでのちょっとの間だったけど一緒にトレーニングしたんだ。彼はとても良い選手だし、多くの経験でチームに貢献してくれるはず」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120812_reactie_vormer_devrij

 

 

う~ん、やれやれという感じですね。Dinamo戦から学ばなかったのか、そもそもどうしようもないのか、決定力不足というより決定力が欠片もありません。困ったもんです。特にレクスが言葉には出さないけれど自信を失ってるのかチャンスシーンでオーラが無いのが悲しい。

 

シュート以外ではユトレヒト相手なので肉弾戦になるのはある程度予想できましたが、いかんせんボールを奪ってもなかなかフットボールにならない展開。今日はあまり良くなかったです。

 

まぁ4-4-2の相手にそれほど崩されなかったこと、ムレンガという強敵相手にブルーノが苦労しながらそれなりになんとか対抗してたのは良かったですね。代表頑張って怪我しないで帰ってきてね、と。

 

次は代表戦挟んで土曜にで・カイプでパンケーキ率いるのヘーレンフェーン戦。向こうはかなり落ちてるのでまぁ大丈夫でしょうが、ピッチ外はどうなるんでしょうね。