Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ユトレヒトを下して依然コップローパーに1pt差

日曜午後に行われたエールディヴィジ第27節、ティートルを争うライバルたちが勝ち点を落とさない中で、フェイエノールトも重要な3ptsを積み上げた。ロナルド・クーマンのチームはFC ユトレヒトに2-1で勝利、デ・カイプでの24試合連続無敗を継続。フェイエノールトのゴールを決めたのはグラツィアーノ・ペッレとダリル・ヤンマート

 

相応しい内容でリードしてHTに入ったフェイエノールトだったが、それでも前半を終えてロッカールームへ下がる選手たちは消沈した面持ちだった。それは主にHT直前に主審 リヒャルト・リースフェルトがあまりにも簡単にペッレにイエローカードを出したせいだろう。今シーズン5枚目のイエローカードを受けたことで、このスピッツは次節のsc ヘーレンフェーンとのアウエーゲームで出場停止に。

 

フリースラントでペッレを失う事の重大さは、この前半にもすでに1度明らかになっていた。このスピッツは30分過ぎにチームに先制ゴールをもたらし、再びフェイエノールトにとって計り知れない価値があることを示した。中盤でアヌアール・カーリのパスミスを奪ったルーベン・スハーケンからのパスをペナルティエリア内で受けたペッレは、まずマーカーをとてつもない冷静さでかわし、左足でゴール隅にボールを流し込んだ。

 

このスコアのままHTに入る事になったのは、主審のいくつもの疑問の判定のおかげだった。立て続けにルーベン・スハーケンとジャン・パウル・ボエチウスがFC ユトレヒトペナルティエリア内でファールを受けるも、彼がそれを罰することはなかった。特にボエチウスのアクションはもっと良い運命を得るに相応しいものだっただろう。華麗なスラロームペナルティエリア内に侵入したウィンガーだったが、足をかけられてシュートで締めくくることはできず。

 

前半FC ユトレヒトが危険なシーンを作ることはほとんど無かったが、フェイエノールトも後半に安心して入れるだけのリードではなく、実際前半ほとんと前へ出てこなかったFC ユトレヒトがこのまま戦うことなく敗戦を受け入れることが無いのもクーマンのチームは分かっていた。

 

後半その通りに、ビジターチームは自分たちのブロックから跳びファし、フェイエノールトの守備の最初のミスをそのままゴールに繋げる。60分過ぎにステファン・デ・フライが背後のセドリック・ファン・デル・フンを読み誤り、ペナルティアークでボールを処理しなければならない際に、たった1度の余計なボールタッチをしてしまったことでユトレヒトスピッツにボールを奪われて、そのまま迷い無く強烈なシュートをゴール上部に決められて1-1。

 

ファン・デル・フンの同点ゴールによってフェイエノールトは苦しい立場に追いやられたと思われたが、ビジターチームはヤンマートを忘れていた。このDFはそのまま次のフェイエノールトの攻撃で凄まじい決定的をして見せた。オーバーラップからスハーケンとのワンツーの後に、そのまま力強い低い弾道のシュートでGK ロビン・ライテルを破って見せた。

 

このゴールでフェイエノールトは勝利は勝利を確かなものとするのに必要なだけの粘りを見せ、チームは残り時間もダーフェ・ブルトハイスの枠を逸れた遠目からのシュート以外は問題なく重要な3ptsを積み上げることができた。

 

Feyenoord – FC Utrecht 2-1

Scoreverloop

32’ 1-0 Pellè

59’ 1-1 Van der Gun

61’ 2-1 Janmaat

 

Scheidsrechter: Liesveld

 

Geel: Vilhena, Pellè, Mathijsen (Feyenoord), Oar, Asare (FC Utrecht)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Mathijsen, Martins Indi; Clasie, Immers, Vilhena (81’ Vormer); Schaken, Pellè en Boëtius (75’ Verhoek).

FC Utrecht: Ruiter; Van der Maarel, Van der Hoorn, Wuytens, Bulthuis; Asare, Kali, Toornstra, Oar (30’ Duplan); Mulenga (12’ De Kogel) en Van der Gun.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130317_verslag_utrecht

 

ロナルド・クーマン

「我々にとってベストゲームでは無かったが、それでもユトレヒト相手に相応しい勝利。これはチームの成長を示しているし、我々には今日見せたものよりももっと力があると言うこと」

 

「ヨルディ・クラーシもトニー・フィリェナも普段よりボールを失っていた。おそらくプレッシャーの成果、それともこれからの代表戦のためか、私には分からない。ジャン・パウル・ボエチウスも苦戦していたからね」

 

「相手の組み立てをさせないように早めのプレッシャーで我々はリスクを負っていたが、ユトレヒトもまたベストではなかった。我々のプレッシャーのもとで簡単にフットボールをすることができていなかった」

 

「今日の勝利で我々にとってのリーグ戦は5月12日のNAC ブレダ戦で終わる可能性が大きくなった。トップ4で終われそうなのは素晴らしい事」

 

「ペッレはイエローカードの判定にピッチ上で怒っていたが、試合後チームに謝罪していた。今シーズンもうカードを貰わないと約束していたからね。ヘーレンフェーン戦彼の穴を埋めるのはチャレンジになる。心配はしていないが、眠れなくなったのは確か。これから2週間で解決法を考える。レクスを前へ上げるのは選択肢だが、可能性は他にもある」

 

フェイエノールトは主審から簡単にPKを貰っていると名指しされている。おそらくリースフェルトもそういう記事を読んだんだろう。我々はこの試合を自分たちの手で決めた。大きな勝利ではないが、我々は勝利に相応しかった」

 

「これで狙っていた通りNEC戦、ローダJC戦、ユトレヒト戦で9pts。選手たちには3日間の休暇を与えよう」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130317_utr_koeman

 

ステファン・デ・フライ

「相手が背後にいるのはエルヴィンが言ってくれていたんだ。でも反対側を見ていて、突然視界に入られた。素直にボールを蹴り出しておくべきだった。ダリルが2-1にしてくれた後にお礼を言ったよ。僕のミスが致命傷にならずに試合に勝てて喜んでいる。僕らはすぐに勝ち越しゴール目指して前に出て、すぐに決める事ができた。これは大きな自信になる」

 

「FC ユトレヒトはタフな相手だったけど、僕らの組織はしっかりしていたし彼らにはほとんどチャンスは無かった」

 

ダリル・ヤンマート

「普段ならあの状況では左足でシュートしているけど、昔のやり方を試して見ようと決断したんだ。見事に決まってくれたね。みんなの安堵感は大きかったし、ファンタスティック。勝ち点を落とせば即ティートル争いに致命傷になるのはみんな分かっている。先週同様に今日も最後の1秒まで緊張感があったけれど、リードを保てて良かった」

 

「今日の勝利で5位には大きな差がついた。欧州戦の直接枠へ向けて良いステップだ」

 

「この勝利でいい気分でオランイェに行ける。オランダ代表はいつでも素晴らしい経験。フェイエノールトを休んで、その後は最後の7回のフィナーレへ向けてしっかりと集中する」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130317_reactie_janmaat

 

グラツィアーノ・ペッレ

「多分代わりはジョン・グイデッティかな。いや、僕らは十分穴を埋められるだけの選手がいる。みんな僕のために毎回チャンスを作ってくれているけど、それは僕以外でもやれるはず」

 

「この数日少し風邪を引いていた。もしもっとフィットしていればもっとやれたはずだ」

 

ヤンマートマルティンス・インディはゴール前に入ってくると頑固になるよね。彼らは自分でゴールを決めようとするから僕は腹が立つんだ。でも今日のヤンマートは難しい角度からゴール隅に見事に決めた。あれでは黙るしかないよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/21724-pell-grapt-misschien-vervangt-guidetti-mij.html

 

 

予想通り苦戦はしましたが、中盤が低調でしたが12戦負け無しの相性は素敵なもので、ユトレヒトはみんな怖がってたのかまともな攻撃はほとんど無し。結果崩されたシーンは皆無で妥当な勝利。

 

スハーケンとダリル・ヤンマートの右サイドは今日も素晴らしかったです。ダリルは本当に素晴らしいシーズンを送っており、改めて今シーズンのベストプレイヤーの一人。ステファンは本当に助かりましたね。これもまたチームの一体感。昨シーズンのデ・クラシケルのエルヴィンとグイデッティを思い出します。

 

こういうパッとしない日でもしっかりプレッシャーを掛けて主導権を取れるチームになってきたのは本当にチームの強み。リースフェルトのお馬鹿さんがちゃんと吹いていてくれていればもっと楽々勝てた試合ですが・・・。フリースラントでいないペッレの代わりはレクスかそれとも今シーズンも困った時のスハーケンか。アナスもセクも現状ベンチ外なのでさすがにないかなぁ。