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デーフェンテルでベーカー戦敗退

今シーズン フェイエノールトのベーカー・トーナメントは2試合で終わってしまった。数日前のデ・クラシケルで力強く方向転換をしたロナルド・クーマンのチームは、デーフェンテルでゴー・アヘッド・イーグルスによって2-1と敗戦。試合開始7分でイーグルスのMF ジョーイ・スクが先制ゴール、60分過ぎにマルニクス・コルデルがPKで2点差に。フェイエノールトは最後の30分間、早々の敗退を避けるために力を尽くしたが、ジュピラー・リーグ12位の相手にロン・フラールの1点に留まった。

 

フェイエノールトは立ち上がりに説得力のあるプレーを見せられず、逆にジョーイ・スクのゴールによって再びレッスンを受けることに。ゴー・アヘッドのMFは7分にゴール前20mで決定機を得ると、ランプルーの横を抜けてゴール隅を突いたシュートで1-0に。

 

ロナルド・クーマンのチームはその直後にもルート・ヴェレンベルフにシュートチャンスを与えたが、それでも前半は全体を通してコントロールし続けた。フェイエノールトは数回チャンスを作ると、30分過ぎには攻め上がったケルフィン・レールダムのシュートから同点ゴールにあと一歩と迫る。このユース代表のシュートはイーグルスのGK ペーター・ファン・デル・フラーフに弾かれ、前半ロスタイムの走り込んだエル・アマーディの決定的なシュートもセーブされた。

 

これらのチャンスを逃したことでフェイエノールトは後半序盤に高い代価を支払う事に。アグレッシブなホームチームは攻撃への姿勢を強め、まず右ウィンガー ジョルシニオ・アントニアから何度か危険なシーンを作ると、60分にオトマン・バッカルとマルニクス・コルデルの競り合い対して主審 ブラームハールがPKの判定。ゴー・アヘッドのターゲットマンはこのチャンスを自ら決めて2-0とした。

 

クーマンは即座にブルーノ・マルティンス・インディに代えて、エクストラFWとしてアナス・シャバールをピッチへ送り出した。なんとか同点にしようとしたフェイエノールトはバッカルやスハーケンのヘディングのチャンスもあったが、ロスタイム直前に追い上げのゴールを決めたものの、ロッテルダマースにそれ以上のゴールは生まれず、クーマンのチームはわずか2試合という辛い形でベーカー・トーナメントから敗退してしまった。

 

Go Ahead Eagles – Feyenoord 2-1

 

Scoreverloop:

7’ 1-0 Suk

59’ 2-0 Kolder (strafschop)

90’ 2-1 Vlaar

 

Scheidsrechter: Braamhaar

 

Geel: Jansen (Go Ahead Eagles), Bakkal

 

Opstellingen:

 

Go Ahead Eagles: Van der Vlag; Karami, Heerkens, Kromkamp, Jansen (18’ Schuurman); Suk, Wellenberg (64’ Janota), Van den Ouweland; Antonia, Kolder en Houtkoop (86’ Gerritsen).

 

Feyenoord: Lamprou; Leerdam, De Vrij, Vlaar, Martins Indi (61’ Achahbar); El Ahmadi, Mokotjo, Bakkal; Schaken, G. Fernandez (77’ Cissé) en Biseswar (55’ Cabral).

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20111027_bekertoernooi

 

ロナルド・クーマン

「この敗退はとても悲しい。我々はフレッシュさが十分では無く、試合を読むのに苦労した。プレーを作るのも難しかった」

 

「ゴー・アヘッドの先制点は良いゴールだったが、あの瞬間の我々はDF、MF共にカバーリングが十分では無かったと思う。速い時間帯での失点は期待してはいなかった。逆に速い時間帯にリードした事でゴー・アヘッドに翼を与えてしまった」

 

一発勝負のベーカー戦において、ホームチームの戦闘モードに対する反応が不安定だったチームに失望。

「それによって我々の組み立てにプレッシャーをかけられ、コスタス・ランプルーへバックパスしなければならない回数が多くなった。より速く奥行きを作ろうとしなければならないという事に気づくまでかなり時間がかかったが、それができていれば前半はもっと良くなっていただろう」

 

日曜のアヤックス相手の好パフォーマンスから大きく落ちた理由。

「ハッキリとは理解しにくい。こういう試合は我々にとってアヤックス相手よりもはるかに難しいもの。試合前に選手たちのモチベーションが高まらなかった。ベーカー戦が目標達成への最短ルートだとは言えるだろうが、ゴー・アヘッドが我々よりも競り合いに勝っていたという事が象徴している。我々は自分たちを責めなければならない」

 

ロン・フラール

「見ての通り、僕らは先週日曜のような100%の力を出さず、本当に勝利を目指してチームとしてプレーしなければ非常に脆いチームということ。そうるとどんな相手にも苦しめられる可能性がある。もちろん僕は自分自身も責めているけど、僕らチームなんだ。90%で十分プレーできる試合なんて無い」

 

「今夜はポジティブに振りかえるのが難しいが、前へ進まないと行けない。3日後もタフなアウエーゲームが待ち構えている。でも変に聞こえるかもしれないけど、そんなに不安はない。僕らは自分たちがプレーしなければならない試合では、格上や対等な相手との試合よりもずっと苦労する」

 

 

久しぶりに泣ける試合でした。異様なほど賞讃されまくったデ・クラシケルを経て、パフォーマンスを一気に上げていくチャンスでしたが、やはりADO戦、VVV戦と何も変わっておらず・・・。

もちろん選手を入れ替えていた事、クーマンの読みが甘かった事も敗因の一つですが、モチベーション云々なんていう説明は金輪際聞きたくない。フェイエノールトのユニフォームを着ているのにモチベーションが上がらない選手なんてこのクラブには必要ないのだと・・・。

 

昨年に続いて早々の敗退。いろいろ選手を使う機会も減ってしまいました。日曜はユーロボルフです。