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ベーカー戦は1試合で敗退(KNVB-beker:GAイーグルス-uit結果)

フェイエノールトは水曜夜に行われたKNVBベーカー第2ラウンドで今大会から敗退。デーフェンテルで3日後にもリーグ戦で対戦するゴー・アヘッド・イーグルスが2-0で勝利した。

 

フェイエノールトは先のアヤックスとのホームゲームで見せたパフォーマンスによって良いフィーリングを持ってピッチに入ったはずだが、そのフィーリングもデーフェンテルで早々に消えてしまった。これまでの数試合でもそうだったように、アデラールスホルストでも早々にGK ケネト・フェルメールの後ろのネットを揺らされることに。しかし彼を責める事はできないだろう。CKからヨレス・ライメリンクのシュートの方向が変わり、彼には止めようがなかった。

 

デ・クラシケルでも不運な形で早々にビハインドを背負っていたフェイエノールトは、アヤックス戦同様にHTまで良いリアクションを見せたが、大きな違いはピッチ上で優勢にも関わらず大きなチャンスを作れなかったことだ。フレッド・ルテンのチームはゴー・アヘッド・イーグルスを押し込んだものの、相手のペナルティエリア内でその度に跳ね返された。

 

そのため、フェイエノールトが前半ヨルディ・クラーシミドルシュート(枠を逸れる)のみに留まった一方で、ゴー・アヘッド・イーグルスはカウンターから2回危険なシーンを作っていた。そのどちらもライメリンクのクロスがAZからレンタルされているフェルナンド・ルイスへ。このスピッツは1回目はボールに数センチ届かず、前半半ばの2回目はフェルメールとの1対1でのヘディングで枠を外した。

 

ルテンは60分過ぎにミチェル・テ・フレーデをコリン・カジム・リチャーズの隣のスピッツ・ポジションに投入、後半開始時からはエルヴィス・マヌも左サイドでプレーしていた。さらに残り20分には最後のカードとしてビラル・バサチコグルも投入し、何とかゴールをこじ開けようとした。

 

しかし期待した効果はデーフェンテルで現れず。フェイエノールトの前戦がホームチームの守備を崩すのに苦しむ一方で、ゴー・アヘッド・イーグルスは終了15分までに後半最初の大チャンスからゴール。DF ヨープ・ファン・デル・リンデンがペナルティエリア外からのFKで壁の上を抜けてGK フェルメールも破り、この時点でフェイエノールトの勝ち上がりほぼ不可能なミッションに。

 

終盤もゴー・アヘッド・イーグルは苦しむことなく、対照的に今シーズン リーグ戦でここまで低調なスタートだったフェイエノールトはベーカー戦敗退という形で再び打ちのめされる結果に。フェイエノールトにはデーフェンテルでのアウエーゲームがリーグ戦日程に組まれており、小さな慰めだが、チームには土曜にゴー・アヘッド・イーグルスにリベンジするチャンスがある。

 

Go Ahead Eagles – Feyenoord 2-0

Scoreverloop:

2’ 1-0 Reimerink

76’ 2-0 Van der Linden

 

Scheidsrechter: Nijhuis

 

Geel: Van Beek, Clasie (Feyenoord), Duits (Go Ahead Eagles)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer; Wilkshire (72’ Basaçikoglu), Van Beek, Kongolo, Nelom; Clasie, Toornstra, Vilhena; Schaken (46’ Manu), Kazim-Richards en Boëtius (59’ Te Vrede).

Go Ahead Eagles: Van der Hart; Nieuwpoort, Vriends, Van der Linden, Wijnaldum; Overgoor, Rijsdijk, Duits (90’ Amevor); Lewis, Ten Den (90’ Lambooij) en Reimerink (79’ De Bondt).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/go-ahead-eagles-feyenoord-knvb-beker-cup-2014-2015/verslag

 

フレッド・ルテン

「ベーカーはフェイエノールトにとって非常に重要だった。これは大きな痛手だ。しかし我々は自信を失うべきではない。ターニング・ポイントはやって来る。私はそう確信している」

 

「我々はチャンスを作ってはいるが、それを決めなければいけない。今日も終盤に4回ほどチャンスを作った。それが決まらなければ自信を失ってもしょうがないが、そうなってはいけない」

 

「前半の我々はもっと高いテンポでやれたはずだが、ペナルティエリアまでは上手くプレーできていたのに、ほとんど一つのチャンスも作れなかった。さらに序盤の失点が痛かった。後半は前掛かりな交代策でテンポは高くなったが、チャンスを決められなかった」

 

「自信は消えていない。我々はこの結果は棚にしまって、土曜にまだデーフェンテルに来なければいけない。次の試合へ向けてもう一度チームを準備させるために我々は全力を尽くす」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98de-ommekeer-gaat-komen%E2%80%99

 

ヨルディ・クラーシ

「4連敗に、ベーカー戦敗退・・・これはショックだ。僕らはお互いに話し合わなければいけないし、ロッカールームでこの事実をしっかり見つめ合う。みんなが怒るのは当然だけど僕らは先へ進むしかない。ゴールが決まるようになれば結果は出てくると僕は自信を持っている」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28321-clasie-duidelijk-met-elkaar-praten-en-feiten.html

 

スフェン・ファン・ベーク

「今日の僕らはシャープに試合に入れなかったと思う。セカンドボールをほとんど競り負けたのが大きい。そこからまた1-0にされた。こういう入り方をすれば難しくなる」

 

http://www.fr-fans.nl/nieuws/van-beek-vandaag-waren-we-niet-scherp-genoeg-13621/

 

 

デ・クラシケルでの好パフォーマンスもすっかり消え、4連敗、ここ9試合わずか1勝、11試合で6敗、ここ5試合で1得点、285分間ゴール無しという悲劇的事実だけが残る結果に。分かりきったことですがアグレッシブさもファイティング・スピリットも100%でなければどの相手にも勝てません。セットプレーで確実に失点するのはいつものことですが、いかんせんゴールが決まらないのが苦しいところ。FW陣の誰も好調状態でないので、このまま連携が出来上がるのを気長に待つか、再び組み合わせを変えてみるか、ルテンはプレッシャーがかかった状態で非常に難しい判断を迫られることに・・・