今シーズンはトゥエンテ、PSV、AZが挑む欧州の舞台。第1節はホームのPSVとAZが格下相手にそれぞれ勝利し、フラム相手のオランダ人監督対決となったトゥエンテはアウエーでなんとか1ptをもぎ取り、オランダ勢は好スタートを切った。
19:00 PSV - Legia Warschau 1-0 (1-0)
21' Dries Mertens: 1 - 0
PSVはティトンがスタメンデビュー。マタフスも初スタメン。デライクはベンチスタート。
たった12.000人のPSVファンに対して、2千人ほどのポーランドサポーターの声が圧倒するフィリップススタディオン。PSVは序盤マルセロの不安定なパスなどテンポが上がらないものの、明らかに格下の相手に対してマタフスに2回のチャンスを作るとストロートマンの縦パスを相手がクリアしたこぼれ球にメルテンスがダイレクトで叩き込んで先制。
しかしその後はさらにテンポが落ちて大したチャンスも作れず、逆に攻め込まれるシーンも。
後半もgdgdは続き、レンス→オーヨの交代で中盤に連動性が生まれるが終盤のチャンスも尽く逃したPSV。最後はマノレフがエンゲラールとのワンツーでゴール前に迫ったがGKのセーブにあい、レヒナ・ワルシャウのチャンスもティトンがしっかりキャッチで結局そのまま終了。
フレッド・ルテン
「ホームでやらなければならない3pts取ることはできた。結果としては良い。自信にもなるし、アヤックス戦というビッグゲームへ向けてプラスになるはず」
ケヴィン・ストロートマン
「僕がイメージしていた欧州戦のホームゲームじゃなかった。ポーランドのクラブとはやったことがあったけど、もっと僕らのファンに来て欲しい」
21:00 Fulham - FC Twente 1-1 (1-1)
19' Andrew Johnson: 1 - 0 / 41' Mark Schwarzer: 1 - 1 - (Eigen goal)
トゥエンテはようやくヤンコを外し、右サイドにはロサレスをウィング起用。中盤は変わらずにヴィレム・ヤンセン、フェル、ブラマの3センター。
フラムのパワーとスピードに押し込まれると、高い位置からプレッシャーを受けたところからティエンダッリの横パスをかっ攫われて失点。
30分ほどから流れをつかみだしたトゥエンテ。ルーク・デ・ヨング、ヴィレム・ヤンセンにチャンスが来ると、40分にロサレスのクロスにルーク・デ・ヨングが頭であわせて同点にし、良い流れでHTに。
しかし後半もフラムに度々決定機を作られ、ミハイロフのセーブで何とか凌ぐ展開から再び終盤に盛り返すもロサレスが2度のチャンスを逃して敵地でドロースタート。
コ・アドリアーンセ
「フットボールをして生き残れたのが良かった。フィジカルの強いイングランドのチームにも当たり負けしていなかった。十分満足できる結果」
「フラムの方が良かった時間帯には苦しんだが、我々のGK ニコライ・ミハイロフの冷静さに感謝している。少なくとも終盤は我々も十分なチャンスを作った」
21:00 AZ - Malmo 4-1 (3-0)
21' Jozy Altidore: 1 - 0 / 32' Rasmus Elm: 2 - 0 - (Penalty) / 39' Adam Maher: 3 - 0 / 49' Brett Holman: 4 - 0 / 72' Daniel Larsson: 4 - 1 - (Penalty)
AZはホルマンがスタメン復帰。その他は変更無し。
立ち上がりからマルメのシュートを浴びたAZ。攻めてもなかなか決定機は作れなかったが、アルティドールが振り向きざまの強烈なシュートで先制。
その後再び逆襲を浴びながらもホルマン→ベーレンスのカウンターでペナルティ・エリアライン上でファール。ギリギリ外に見えたが主審がPK判定で2点目。さらにベーレンスのクロスからこぼれ球をマヘルが突き刺して3点目と前半効率よくリードを広げる。
後半も開始早々ショートカウンターから持ち込んだホルマンがそのまま決めて4点目。ライネンが相手を倒してPKを与えるも、その1失点に抑えて快勝。
ヘルトヤン・フェルベーク
「我々は欧州で冬越えしたいと思っている。これは良いスタート。国際試合でこのスコアは素晴らしい結果」
「組み立てはしっかりしていたし、ポジションプレーもとても良かった。チャンスも十分作った。何度か雑な所もあったが、全て我々がコントロールしていた」
アダム・マヘル
「まだ決められて嬉しい。僕らは本当にチームとしてプレーできているし、全てが簡単に思える。これを続ければかなり先まで行けるはず」
ロイ・ベーレンス
「楽しめたよ。僕らは簡単に得点できているし、全てがポジティブ。今の僕らは好調と言って良い」