テクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘールはこの夏の移籍市場最終日を良い気分で振り返った。フェイエノールトはリロイ・フェルをFCトゥエンテへ売却し、スピッツのジョン・グイデッティとMF オトマン・バッカルを獲得した。二人はそれぞれマンチェスター・シティとPSVからのレンタル。
「スポーツ面で言えばリロイの移籍はもちろん残念。しかしグイデッティとバッカルの加入でその不足分を埋められると信じている。それにフェルの移籍は財政面で断れないオファーだった。契約残り10ヶ月のMF一人に5.5milのオファーはもちろん大きな額」
ファン・ヘールは水曜午後にバッカルがデ・カイプでサインした後に個人的に祝福した。
「オトマンがフェイエノールトを選んでくれたことを喜んでいるよ。リロイ・フェルが移籍した場合、彼は我々のリストのトップにあった。明らかにフェルとは違うタイプだし、フィジカル面では劣るけれど、得点能力では多少優っているんじゃないかな」
この数日ファン・ヘールはエリック・フッデと綿密に連絡を取り合い、可能性のあるあらゆるシナリオについて議論していた。
「二人ともとても満足できる結果とお互いに言い合ったよ。フェルを良い額で売って、バッカルとグイデッティを獲得して終えられたからね。このシナリオが現実になったことをとても喜んでいる」
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20110831_van_geel
マリオ解任騒動では醜態を晒したファン・ヘールですが、移籍市場ではさすがの成果・・・と今のところ言えるんじゃないかと。