オーストリアでのトレーニングキャンプで行われる二つの練習試合の1試合目、ヨング・オランイェはイスラエル相手に2-0で快勝した。KNVBのコル・ポット監督は「これだけ良いプレーができるとはちょっと驚いたほど」と満足のコメント。
雨のSchwazで始まった試合がまだ熱くならない時間帯に、デビュー組のステフェン・ベルフハイス(FC Twente)のFKで先制。「左からのFKは右利きに、その逆も同様にと決めていた。必ず毎回枠に行くように蹴りなさいとね」とポット。ベルフハイスのクロス気味のボールに対し、4,5人の選手たちが触り損ねたため、イスラエルのGKには直接向かってきたボールに反応する時間はなかった。
後半開始10分にはジェネーロ・ゼーファイクがペナルティ・エリアで二人を相手に得たPKをジョルジニオ・ワィナルドゥムが決めて2-0。申し分の無いシュートを決めてみせたこのフェイエノールダーは監督から見てピッチ上で最高の選手の一人だった。「ジョルジニオは非常に良いプレーをしていた。だが素晴らしいのは、彼はもっと良くなれるということ」
ブラム・ナイティンクがキャプテンマークを巻いたヨング・オランイェの得点は結局この2点に留まったが、ゴールをもっと取るべきだったとポット。「我々には5-0か6-0にできるくらいのチャンスはあった」。GK イェルーン・ズートが90分間で実質プレーしたのは1回だけ。HT前にイスラエルが1回危険なシーンを作っただけだった。
「そこからもまだ不味いボールの失い方が何度かあった。ピッチコンディションは良かったが、雨のせいでボールがかなり速かったせいだろう。まだパスの精度が足りないと言うこと」
しかしとにかく、オランダが出場権を狙う2013年EKのホスト国であるイスラエル相手のプレーにポットは好感触を抱いた。「我々のプレーは良かったし、結果でも報われた。そして初めて一緒にプレーした選手たちも、サプライズを与えてくれた」
ヨング・オランイェは月曜日に再びSchwazで次の練習試合をアルバニアと行う。「アルバニアはタフな相手だと思う。非常に守備的でアグレッシブだ。相手の監督もそう思っているはず」
金曜ベンチスタートだった選手たちはアルバニア戦では少なくとも出場機会は与えられるとポット。「今週は全員をプレーさせたい。彼らのためでもあるし、私のイメージのためでもある」
Statistieken
Israël – Nederland 0-2 (0-1).
Scoreverloop: 11. Steven Berghuis 0-1, 55. Georginio Wijnaldum 0-2 (strafschop).
Opstelling Nederland: Zoet, Kappelhof, Van Rhijn, Nuytinck, Evers, Fer (66. Pröpper), Van Haaren, Wijnaldum, Narsingh, Zeefuik (82. Ten Voorde), Berghuis (66. Duarte).
http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/8721/jong-oranje-simpel-langs-isra%C3%ABl