OnsOranjeインタビュー。
ウェズレイ・スナイデルはブダペストでの素晴らしい勝利を幸せな気持ちで振り返っている。
「僕らは4-0という勝利と美しいフットボールを見せることができた。このまま集中してやれば火曜日は僕らにとっても観客にとっても楽しめるものになるだろう」
10月のスウェーデン戦で輝いたオランイェのコンビネーション・プレーも、金曜のハンガリー戦同様に賞讃された。
「比べてもしょうがないけど、これだけハイレベルな選手がたくさんいる中でああいうプレーができるたのは僕にとっても新鮮だった。ある時間帯では5,6分はボールを回し続けて楽しんでたんじゃないかな。結果が第一だけど、すでに勝利をものにしている状況ならみんなフットボールしたくなるし、それができるチームなんだ」
それは全体で動くフットボールという事だよね?
「全くその通り。こういう試合では全員が10km以上走るものだと思う」
こういうやり方はマイナス面もあるよね?
「良いフットボールは危険なシーンを作れるけど、やり過ぎようとしたり、前へ出すぎると全く上手く行かなくなる。ハンガリー戦でもボールに選手が集まりすぎたことが何度かあった。そうなるとチームとして機能しなくなる。ハンガリー相手ではそれが危険なシーンに繋がることはないかもしれないけど、もっと上のチーム相手では致命的だ」
スナイデルによると、オランイェはWKから成長を見せているという。
「オートマティズムが出てきた。どう動けばフリーになってボールが繋がるか、みんなお互いにわかり合えてきたんだ。でも間違いなくこのチームのポテンシャルはもっとある。ほとんどみんなにフットボール能力があるのは見ては分かるだろう。3点目のシーンではボールに触らなかったのはアフェライ、ファン・デル・ヴィール、ハイティンハだけだよ」
良いプレーが生まれるのはもはやスナイデルにとって驚きではない。
「トレーニングを見ればこのチームにとても大きなクオリティがあるのは一目瞭然だけど、それをみんなで同調させないといけない。ゆっくりだけど、全体が形になってきた。今はまだそのプロセス。中間点だ。僕らはEKに向けてもっと成長できるはず。でも毎試合テストしていかなければならない。火曜日も全く同じようにやらないと。僕らみんなピッチでまた楽しみたいからね」
それには何が必要?
「集中力を保つことだよ。あと、ピッチを支配したいのならみんなたくさん走らないと行けない。特にボールを失った時にね。たくさん努力しないといけないけど、楽しいことでもある。僕らがボスだと相手に感じさせないといけないんだ。もう一度言うけど、僕らはどんなチーム相手にもそれができるはず。火曜日にも同じように見せなければならないし、その後も毎試合繰り返さないと」
ハンガリー戦ではラファエル・ファン・デル・ファールトが再び守備的MFのポジションでプレー。後方から多くの運動量と押し上げでたくさんのプレーを演出していた。
「ラファエルはこのチームにフットボール・クオリティをもたらしてくれている。それはスウェーデン戦とモルドバ戦でみんな見ることができたはずだ。彼が入ったことでよりフットボールになったのは疑いようがないよ」
リスクも増えたんじゃない?
「いや、いや、いや。あのポジションではボールをキープすること。問題は無いよ。僕らがボールを持っている限り相手は攻撃できないからね。その点についてはいつも注意してないといけないけど、彼はとても上手くはまっていると思う。守備面でもかなり貢献している。とてもエネルギーのいることだよ」
もうEKについて考えてる?
「いや。ここまではもちろん上手くいっているけど、ハンガリーに0-4で勝っても何でもない。勝ち方は素晴らしかったけど、それ以上ではないよ。でも先は楽しみだね。このチームはエキサイティングだ。金曜の試合から二日後のトレーニングもみんな全力でやっていたし、火曜日が楽しみだよ」
金曜のバーに当てたシュートは惜しかった。
「ほんとに。あれは何もかも上手くいった。全てが良い感触だったんだ。カイトがヘディングで決めてくれることも期待したけど、それよりも彼はオフサイドだったんじゃいかと先ず思ったよ」
欠場者がいることを感じさせない。
「僕らはぜいたくなセレクションだよね。誰かが欠けても、簡単に誰かが埋めるんだ。ベンチにもたくさん良い選手がいるのは素晴らしい事だよ。火曜も同じようにいい試合をしたい。誰が出ても問題ないよ」
「ダメ、オランイェ・フットボールさ!」
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