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VI: オランイェは2010年最も好成績のチームに

トルコとの親善試合の勝利(1-0)でオランダ代表は2010年最も成功に満ちた1年間を締めくくった。WKフィナーレでスペインに敗れたのが唯一の敗戦であり、ベルト・ファン・マルワイクは他のどの代表チームよりも好成績を収めた。フットボール・インターナショナルがその美しいパフォーマンスを書き記す。

2010年ベストチーム

オランダ代表は今年17試合を戦い、敗戦は1試合。南アフリカでのWK、スペイン相手のフィナーレという17試合の内で最も重要な試合であり、未だに痛みが残る敗戦である。他の16試合は15勝と1分け(ウクライナとの親善試合1-1)。2010年のトータルゴール数は40-13。

スペインはオランイェの素晴らしい数字には適わない。ヴェレルトカンピューンも2010年17試合を行ったが、ヴィチェント・デル・ボスケのチームは13勝に留まり、スイス戦(WKグループリーグ 1-0)、アルゼンチン戦(親善試合4-1)、水曜日のポルトガル戦(親善試合4-0)と脆さを見せる敗戦を喫している。

1年間での勝利記録

オランダ代表は2010年、1年間での最多勝利記録を更新した。オランイェは9月7日のEK予選フィンランド戦勝利(2-1)によってこの1年間で12勝を記録。オランイェの歴史で1年間に11勝以上を記録したことは無かった。11勝はマルコ・ファン・バステンが率いた2008年のオランイェと、その後任であるベルト・ファン・マルワイクが今年15試合で達成している。

ベルト・ファン・マルワイクのチームはフィンランド戦勝利後も、モルドバ(1-0)、スウェーデン(4-1)、トルコ(1-0)と勝ち続け、信頼感のある安定した戦い振りで年間15勝に到達した。

予選での素晴らしい連勝

10月12日のスウェーデン戦の勝利でオランイェは予選12試合勝ち点を落としていない。この連勝は2010年南アフリカWKへの予選8試合と2012年ポーランドウクライナでのEKへの最初の予選4試合でのもの。以前の予選での連勝記録は2004年10月13日から2005年10月8日までのマルコ・ファン・バステンに率いられたオランダ代表が2006年ドイツでのWKに向けての予選で記録した9連勝。

トップスコアラーはフンテラール

クラース・ヤン・フンテラールはトルコ戦での決勝点で2010年トップスコアラーを自ら祝った。シャルケ04のFWは今年代表で11ゴールを記録。フンテラールは水曜日のゴールで5試合連続ゴール、ここ5試合で9ゴール目。

チーム全体では2010年12選手がゴールを記録している。その内1ゴールは相手のものであり、WKグループリーグでのデンマーク戦(2-0で勝利)での、相手チームのDF シモン・ポウルセンのOG。

ハンガリー戦でのゴール

オランイェの今年最大の勝利はハンガリー戦。6月5日の親善試合は6-1と大成功に終わった。ハンガリーのバラーシュ・ジュジャクの先制ゴールの後、ロビン・ファン・ペルシ、ウェズレイスナイデル、アリエン・ロッベン(x2)、マルク・ファン・ボメル、エルジェロ・エリアと6ゴールを記録した。ロッベンのハムストリングの負傷でも話題を呼んだハンガリー戦の6-1はベルト・ファン・マルワイクのオランイェでの最大の勝利でもある。

完全防水ではない守備

2010年のオランイェは無失点に抑えた試合がそれほど無かったことも目立つ。水曜日のトルコ戦はその意味ではいくらかポジティブなものだった。17試合でオランイェが無失点に抑えたのはたった5試合。WKでのデンマーク戦(2-0)、日本戦(1-0)、EK予選でのサン・マリノ戦(0-5)、マケドニア戦(0-1)、最も最近の水曜日の親善試合トルコ戦(1-0)。残りの12試合で守備は13ゴールを許している。

http://www.vi.nl/Nieuws-item/190154/Oranje-sluit-2010-af-als-meest-succesvolle-ploeg.htm

ベルタスが就任以来言っていた、「安定感のあるチーム作り」は今年素晴らしい数字と共に一つの答えを出したわけですが、今後さらにチーム全体の守備を徹底させながら、どう良いフットボールをしていくかが課題ですね。

それにしてもいい1年でした。WKであと1勝できていれば完璧でしたが、それでも忘れられない1年。来年の初戦は2月9日アイントホーフェンでのオーストリア戦です。