Speelronde 1
Roda JC - FC Twente 0-0 (0-0)
トゥエンテはヨハン・クライフ・スハールと同じスタメンで臨んだが、昨シーズン2勝したローダ相手に圧倒はするも100%の決定的チャンスは作る事ができず。逆にローダは10分にマッズ・ユンケルがこの試合最大のチャンスを得たがヘディングでのシュートはバーを直撃した。
マルク・ヤンコは79分にルーク・デ・ヨングに替わりデビュー。残り10分を切ってトゥエンテの途中出場のチャドリが良いシュートを放ったがカストロの後を継いだローダの新守護神ティトンが防ぎ、スコアレスドローに終わった。
ミシェル・プレドーム
「結果には不満だが、我々は良いプレーをした。選手たちは相応しい結果を得られなかった。攻撃の最後の部分がまだ良くない。ゴール前で綺麗にやろうとしすぎていた」
ハルム・ファン・フェルトホーフェン
「彼らの方が我々よりも強かったが、カンピューン相手に同点で終われたのは嬉しい。私は幸せだ」
NEC - VVV Venlo 1 - 0 (0 - 0)
50' Zomer: 1 - 0
復活したシェーネを中心に攻めるNEC。前半リロイ・ジョージが40m以上独走してのカウンターもシュートは宇宙へ。
後半FKの流れから大きく左右に振って最後はゾメルの頭で先制すると、いつもどおりコンパクトな守備でVVVの反撃を抑えて勝利。
Heracles Almelo - Willem II 3 - 0 (1 - 0)
3' Vejinovic: 1 - 0 / 86' Plet: 2 - 0 / 90' Plet: 3 - 0
エバートンの独走カウンターからヴェイノビッチが決めてヘラクレスがあっさり先制。その後はお互いチャンスを潰したが、終盤ヘラクレスの新スピッツ プレトが立て続けに決めて3-0と素晴らしいデビューを飾った。
ペーター・ボス
「3-0は決して内容を反映した結果ではない。すぐに2-0にするチャンスは十分にあったのに決められなかった。ずさんなフットボールをしてしまい、勇気が無く主導権も手放してしまった。後半は全く粘りがなかった」
グライナー・プレト
「これほどのデビューは想像していなかった。スタメンで2得点。最高だよ」
「移籍して最初は慣れるのに苦労したけれど、その後はすべて上手く行っている。ハードワークをしているし、僕を成長させようとしている人たちの声をしっかり聞いているよ」
De Graafschap - Excelsior 3 - 0 (1 - 0)
8' Poepon: 1 - 0 / 60' Nalbantoglu: 2 - 0 / 84' de Ridder: 3 - 0
昇格組直接対決はCKからプポンが頭で決めて先制したジュピラーリーグのカンピューン デ・フラーフスハップがその後もエクセルシオールを圧倒し続け、後半にナルバントフルとデ・リデルのゴールで勝利。
Heerenveen - PSV 1-3 (0-0)
52' Toivonen: 0 - 1 / 63' Kopic: 1 - 1 / 82' Toivonen: 1 - 2 / 90' Engelaar: 1 - 3
Heerenveen: Steppe; Janmaat, Breuer, Kopic, Jong-A-Pin; Väyrynen, Djuricic(46' Roorda), Grindheim(86' Papadopulos); Beerens, Dost(66' Fazli), Assaidi
PSV: Isaksson; Manolev, Rodríguez, Vukovic, Pieters; Bakkal(53' Ojo), Toivonen, Engelaar; Lens(74' Afellay), Marcus Berg(83' Koevermans), Dzsudzsák
前半は雨でスリッピーになったピッチ上を走力で圧倒したヘーレンフェーンがPSVにフットボールをさせず。ベーレンスを中心にチャンスを作るがゴールには至らず。PSVはレンスがボールを持つ場面が多かったが常に2対1の状況でスペースを得られず。
後半に入ってもヘーレンフェーンペースは変わらなかったが、PSVが圧力を強め、58分トイヴォネンが自陣でヴァイリネンからボールを奪うと58mのカウンター。マノレフのクロスにゴール前まで走り込んだトイヴォネンが飛び込んでヘディングで先制。
その後もカウンターでPSVがチャンスを作ったが、ヘーレンフェーンがCKからコピッチのヘディングで同点。CKやFKでPSVが次々とチャンスを創り出す。さらにペナルティ・エリア内でベルフがブロイエルに倒されたが、主審フィンクは笛を吹かず。
終盤ジュジャクを存在感を出し始めたPSVは残り10分を切ったところでトイヴォネンがミドルレンジから豪快に叩き込むモーイ・ゴールで1-2。さらにロスタイムにエンゲラールがミドルを決めて勝負あり。
ロン・ヤンス
「我々はかなりPSVを苦しめた。落ち着いていれば先制できていたはずだ。それほど多くのチャンスを作ったわけではないが、チャンスを創り出す可能性はたくさんあった」
フレッド・ルテン
「言ったとおり暑い夜になるのは分かっていた。前半はかなり苦しんで、ベストを尽くしてフットボールをすることを忘れてしまっていた。後半は持ち直して、PSVが良いフットボールをしてチャンスもたくさん作ったのは見て貰えただろう」
「ヘーレンフェーンは試合に大きなエネルギーを注いでくるチーム。今シーズン、多くのチームが非常に苦しめられるだろう」
Feyenoord - FC Utrecht 3-1 (0-1)
12' van Wolfswinkel: 0 - 1 / 52' Schut: 1 - 1 - (Eigen goal) / 64' Bruins: 2 - 1 / 75' Fer: 3 - 1
前半12分にヴァイテンスのFKをムルデルが前にこぼし、ファン・ヴォルフスヴィンケルに詰められてユトレヒト先制。前半はメルテンスに少なくとも3回の決定機があったがバーとムルデルのセーブに助けられる。
後半フェイエノールトの新スピッツ スモロフは前半サイドに流れるシーンが多かったが、後半に入り中央のポジションに留まるようになるとフェイエノールトの攻撃がスムーズになり、ワィナルドゥムのクロスにスフットのOGで追いつくと、スモロフとのワンツーからブラインスのミドルで逆転。さらに途中出場でデビューしたジェルソン・カラブロのFKからフェルのヘディングで逆転勝利。
マリオ・ベーン
「前半の我々のプレーにはテンポもパワーも自信も無かった。後半はガッツをもってプレーしたが、時に何百キロも旅して我々のプレーを見に来るサポーターがフェイエノールトに求めているのはそれなんだ。ミスは起こるもの、だがみんなハードワークをしなければならない」
「カブラルは真の左ウィンガー。素晴らしい才能をもった選手だ」
リッキー・ファン・ヴォルフスヴィンケル
後半早々に首を痛めて交代も、特に問題は無し。
「必要なら僕は足が折れていてももプレーする」
トン・ドゥ・シャティニエル
「リッキーは様子を見ただけ。それに後半は別のやり方でプレーしていたからね。彼は月曜日に検査する」
FC Groningen - Ajax 2-2 (0-0)
50' El Hamdaoui: 0 - 1 / 61' El Hamdaoui: 0 - 2 / 72' Matavz: 1 - 2 / 86' Pedersen: 2 - 2
アヤックスはエル・ハムダウイがスタメン出場も周りとフィットしておらず、個々に頼った攻撃の連続。フローニンゲンも高めの位置からのカウンターで狙うも正確性に欠ける展開。
後半まずフローニンゲンが決定機を得たが、アヤックスが必死の守備で凌ぐとステケレンブルフのフィードからボールを受けたエル・ハムダウイがそのまま決めてアヤックスが先制。さらにエル・ハムダウイはゴール前でデ・ゼーウのパスを受けての反転シュートで2点目も決めるリードを広げる。
再三カウンターでチャンスを作っていたフローニンゲンはタディッチのシュートがステケレンブルフに防がれるも、その直後のCKから最後マタフスが豪快に決めて1点差に。残り20分を切って必死の攻めを見せるフローニンゲン。タディッチのクロスにステケレンブルフとオレゲルが交錯。頭を打ったようには見えなかったが、ステケレンブルフが失神しボールデッドに。しかしすぐ意識を取り戻してそのまま普通にプレーするステケレンブルフ。
終盤、途中出場のエネフォルセンがアニタを圧倒し流れをつかむフローニンゲン。残り5分、CKからグランクフィストのヘディングが一度はステケレンブルフに弾かれたが、リバウンドをペデルソンが粘り強く押し込んでついに同点に。4分のロスタイムは激しい攻防になったが、どちも決勝点は奪えずドロー。
マルティン・ヨル
「我々はハイボールに弱い。それは昨シーズンも何度もあった事。だが相手のスピッツを競り合わせないようにする方法をもっと学ばなければならない」
「エル・ハムダウイのゴールは嬉しい。まだ1試合が終わっただけだ」
ムニール・エル・ハムダウイ
「ショックだ。僕らは本当に危険な場面はなかったのに、二つのCKで勝ちを逃してしまった。二得点は嬉しいけれど、満足はしていない」
Vitesse - ADO Den Haag 3-1 (1-1)
15' Immers: 0 - 1 / 45' Pluim: 1 - 1 / 57' Lasse Nilsson: 2 - 1 - (Penalty) / 71' Lasse Nilsson: 3 - 1 - (Penalty)
主審ヴィーデマイヤーが二つのPK判定。
NAC - AZ 1-1 (0-0)
58' Falkenburg: 0 - 1 / 79' Amoah: 1 - 1
相変わらず広告が無く、胸に「?」マークの自虐的なAZユニ。それでも前半から主導権を取ってNACにフットボールをさせないAZ。ファルケンブルフはまったくペンデルスに競り勝てないものの、ホルマン、グドムンソンらがサイドを崩す。30分過ぎにはゴール正面からホルマンのミドルがバー直撃。しかし決めるべきチャンスというほどのチャンスはほとんどないAZ。一方カウンターしか攻め手がなかく、ほとんどシュートまで行けなかったNACもアモアのポストからフリーのスヒルデルが狙ったがディドゥリチャがセーブ。前半終盤NACがCKからチャンスを得たが枠を捕らえられず0-0でHT。
後半最初に決定機を得たのはNAC。AZゴール前でボールを回し、後ろから次々と選手が飛び込んできたが最後のスヒルデルのクロス性のシュートは誰も触れずゴール前を横切った。前半に比べてなかなか主導権が奪えなかったAZだが、グドムンソンのパスがスヒルデルの足に当たったところに反応したファルケンブルフが決めて先制。
残り15分を切ってライクスを下げるマースカントの交代策にブーイングのNACサポ。しかしその交代で入ったコルカのクロスからルールリングが折り返し、アモアが楽々と決めて同点に。
スタジアムが夕焼けに染まり始めた残り5分、アモアがゴール前で決定機を得るも高くバウンドしたボールに合わせたボレーはまさかの空振り。
AZ ビジネスディレクター Earnest Stewart
「真っ白のユニよりはマシだろう。我々は少しでも楽しんで貰いたかったんだ。KNVBからの許可も得ている」
ヘルトヤン・フェルベーク
「出だしは良かったが、その後あまりにプレーがスローになってしまった。我々は良いフットボールをしたと思う。勝とうとする意志も見せた。先制点の後に2-0にすべきだっただろう。NACはよく組織されていた」
ロベルト・マースカント
「AZ相手に普段ほど前からプレスをかけない戦術を選んだ。クワクマンの負傷は痛いね」
「キースは良いプレーをしていたから、彼の交代にブーイングする観客の気持ちは理解できる。だが私はリスクを冒したかったんだ。交代を決めるのがサポーターでなくて良かった。そうだったらカオスになっている。交代によっては素晴らしい結果になった。我々は試合に粘りを取り戻した」
キース・ライクスは昨シーズンADOでのデビュー時もライモント・アッテフェルトに早い時間帯に交代させられ、スタンドからブーイングが起きた。
「感激したよ。スタンドには両親もいたからね。スタンド全体が自分の名前のチャントを歌ってくれるなんて、特別な事だ」
ヘーレンフェーンが良いプレーをした中でPSVが凶悪なクオリティを見せつけてのシーズンスタート。
各チーム新スピッツ陣の中で真っ先に結果を出したヘラクレスのプレトは今シーズンの注目株かも。
エル・ハムダウイもさっそく期待に応えましたが、それでも相変わらずのFC スアレス。