Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ユトレヒトに逆転勝ちでシーズンスタート!

エールディヴィジ第1節、日曜日にデ・カイプにユトレヒトを迎えたフェイエノールトは前半に先制されるも、後半ルイジ・ブラインスとリロイ・フェルのゴールなどで3-1と逆転勝利。EL枠を争うライバルを叩いて良い形でスタートを切る事に成功した。フェドル・スモロフがスタメンで、ジェルソン・カブラルが途中出場で公式戦デビュー。

スモロフはスピッツとしてスタメン出場。前半ボールキープはできるものの、中盤に下がってプレーする場面が多く、真のフィニッシャーではないことを改めて実感させる内容で、フェイエノールトは遠目からのシュートとFKばかりで決定的を創れず。逆に12分にペナルティ・エリアぎりぎりでティム・デ・クレルのかなり微妙なファールから、ヤン・ヴァイテンスのFKをエルヴィン・ムルデルが前にこぼしたところをリッキー・ファン・ヴォルフスヴィンケルに詰められて失点。

ポゼッションを取って落ち着こうとするフェイエノールトだが、ドリース・メルテンスのスピードに守備を引き裂かれ、何度も決定機を与えてしまう。メルテンスは15分にはバー直撃のシュート。さらに30分にはDF二人をかわされて決定的シュートを受けたがムルデルがセーブした。

前半苦しんだフェイエノールトだが、後半が始まるとステファン・デ・フライのクロスにユトレヒトのアルジェ・スフットがOGというラッキーな形で同点。このゴールで勢いづいたフェイエノールトは突然攻撃的な姿勢を取り戻し、前半ほとんどチャンスを創れなかったユトレヒトを完全に押し込め、10分後に同点ゴールを決める。

ゴール正面ペナルティ・エリアの外でボールをしっかりコントロールしたスモロフからブラインスにわたると右足の強烈なミドルシュートでミシェル・フォルムの守るゴールネットを揺らして見せた。

その後もユトレヒトに反撃のチャンスを与えず、さらに攻め続けるフェイエノールト。右サイドのFKをカブラルが蹴るとゴール前でフェルが見事なヘディングを決めて3-1とした。

Feyenoord – FC Utrecht 3-1

Scoreverloop:

12’ 0-1 Van Wolfswinkel

51’ 1-1 Schut (e.d.)

64’ 2-1 Bruins

74’ 3-1 Fer

Scheidsrechter: Blom

Geel: Biseswar (Feyenoord), Wuytens (FC Utrecht)

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; De Vrij, Vlaar, Bahia, De Cler; El Ahmadi (90’ Leerdam), Bruins, Fer; Wijnaldum, Smolov (86’ Castaignos) en Biseswar (51’ Cabral).

FC Utrecht: Vorm; Cornelisse, Wuytens, Schut, Nesu; Asare, Silberbauer, Lensky (71’ Loval), Mertens; Mulenga en Van Wolfswinkel (58’ Maguire).

マリオ・ベーン

「後半のフェイエノールトが今シーズンもっと見れる事を願っている。前半は不安だったのは確か。テンポも奥行きもアタックも無く、このままやり続けられるのかと思った。HTに下がる時にブーイングが起きたのも当然。選手たちに後半はもっとガッツをもってプレーするように言った。デ・カイプの観客は必死のファイトを求めてこのチームを見に来ているんだ」

「後半のチームは勝つために必要なものを見せてくれた。みんなあの心構えを無くしてはならない。後半の我々は素晴らしかったと思う」

「ジェルソンは真の左ウィンガーであり、素晴らしい才能を持っている。今シーズン何度も楽しませてくれる事を願っているよ」

ジェルソン・カブラル

「デビューはここ数年ずっと頭の中にあった。こうやって実現して本当に信じられない気分だ」

「今日の試合はチームの逆転に貢献したかった。幸運にも上手く行ったね。すぐにアシストを決められたのは誇りに思うよ」

「僕はリロイのフットボールは大好きなんだ。3-1のゴールを決めた後、彼が『来いよ!』って言ってくれて。一緒にファンの歓声を浴びる事ができたのは最高だった。これまではその間に座っていたわけだからね。今日はピッチの中からサポーターの表情を楽しむ事ができた」

「突然数万人の人々の前でプレーするのも何ともない。僕は自分のプレーに集中していたし、ファンはみんな僕らを後押ししてくれていると分かれば、プレーに特別な力を何度も与えてくれる。この素晴らしい午後は決して忘れられないよ」

前半は2,3点取られてもおかしくなかったくらいヤバヤバでしたが・・・。すでにEL予選を戦って仕上がっているチーム相手に逆転勝利できたのは大きな自信になります。エヒテ・スピッツが欲しいですが、クーフェルマンスもヘッセリンクも獲れるはずがなく、このまま行くしかないでしょうね。

カブラルがデビュー即活躍したのは嬉しい限り。ビセスワールからスタメンを奪う日が楽しみです(笑)。エールディヴィジライブが始めたマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれましたが、賞品のワインはさすがに飲めないので母親にプレゼントするそうです。

第2節はウィークデーの代表戦を挟んで1週間後の日曜日にアウエーで久々エクセルシオールとのダービーマッチ