フットボールを見る限り、現在のスペインに私自身の多くが見て取れるのは間違いない。このチームはピッチ上でボールを持ち、そこで起きることを支配しようとしている。
ちなみにこれはオランダへの非難ではない。我々は小国であり、1974年と1988年にいたような多くのタレントはほとんど出てきていない。いつも全員の皿になにかをよそおうとするのは現実的なことには思えない。だからこのチームに多くの賞賛を送るのは当然だと言える。世界で最高の選手たちではないが、非常に力強いチームとして機能している。とてもクレバーだ
ドイツ戦のスペインがオランダのように正確に人形を操っていたという事も注目すべきだ。ただ彼らの実際のプレーはかなり違う。その違いはもちろんスペインのテクニック面のクオリティによるものだ。さらに彼らは良いポジションプレーの本質である第3の動きを何度も上手くやっていた。その点でオランダはかなり苦しんでいる。スペイン相手にまだ勝っている所は、左サイドでのフットボールだ。左利きなのが左バックだけのために、このチームはボールを持っている時に右へ寄り、5～6mのスペースを与える。だから実際にはボールへのコンタクトに3人いれば良い場面で時々4人集まる事がある。そこでスピードのあるプレーをすべきだろう。
ベルト･ファン･マルワイク同様、ヴィチェンテ･デル･ボスケも非常に良くやっている。バルセロナとレアル･マドリーのベストプレイヤーを集めてソリッドなチームを作るだけだと思っていた。今のチームがあるのは彼のマネージメント能力のおかげだろう。真の代表だ。さらにビッグネームを替えることを厭わず、いつも上手く処理している。デル･ボスケの交代のタイミングはいつも正確だ。とてもクレバーだよ。
記事の切り抜き方がたまにおかしいTelesport。
試合はバルセロナでテレビ観戦だそうです。
