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セードルフはオランイェに必要か?

KNVB(オランダサッカー協会)が開設しているオランダ代表公式サイト『Ons Oranje』 の現在セードルフがWKに参加する意志がないことを示したことに対し、これをオランイェの損失と考えるかどうか投票が行われている。

選択肢は次の4つ。

① はい、彼はいまもACミランでトップクラスであり付加価値をもたらすだろう。

② はい、彼はオランダで最高のMFだから。

③ いいえ、オランイェでセードルフは最高のプレーをしたことが一度もない。

④ いいえ、大会直前になったらまたすぐ行くのを断るだろう。

このどれもがオランダ人のセードルフに対する率直なイメージを表しているだろう。16歳でアヤックス、18歳でオランイェにデビュー、クラブでは行く先々で素晴らしい活躍をして数々のタイトルを得る一方、代表では明らかにパフォーマンスが劣るプレーしかできていないのは周知の事実。2004年のEK後にボンズコーチ(代表監督)に就任したファン・バステンは最初の代表招集メンバーを発表した記者会見で「セードルフについてはもういいだろう。ヒディンクライカールトもファン・ハールもアドフォカートも彼に期待して裏切られた。私はそんな無駄なことはしたくない」と最初から選考外に置いていた(結局2年後に再び招集し、前任者たちと同様無駄な時間を費やすことになったが)。現在の本巣コーチ、ファン・マルワイクも一度も一次招集にも加えたことはなく、最近のセードルフ論争にもまだノーコメントを貫いている。

Ons Oranjeの投票では現在2000人を超えて①が41%、②が15%、③が37.6%、④が6.5%。この手のアンケートではアヤックスファンの多さを常に考慮する必要があるが、それでも未だにセードルフがいないのと損失を考えるオランダ人は意外に多いようだ。