Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

2020-2021シーズンだいたいのまとめ

coronacrisis
第4節からは完全無観客となり、シーズン終盤の第30節にようやく制限付きで僅かな数の観客が受け入れたが、結局残り4節は無観客のまま終了。観客がいないことの影響は甚大で、数字上もthuisploegenの勝率が下がり、gele kaartenの分配率からscheidsrechtersの判定も左右されることが分かった。幸いにも即財政破綻の危機というclubsは出ていないが、夏以降状況が大きく変わることへの願いはclubsにとってもsupportersにとっても真剣なものだ。

 

titelrace
予想通りajaxが無風状態で今シーズンもkampioenに。PSVはシーズン後半に大きく落ち、AZはシーズンスタートに大きく失敗とライバルたちが多少足を踏み外した感はあるが、それが無かったとしても現状埋められない差がすでにできているのは間違いない。

 

subtop
Vitesseの躍進により、無価値なシーズンとなったFeyenoordがsubtopperに飲み込まれたのが大きなトピック。さらに現実的なプレースタイルのFC Groningen en Spartaがplay-offs進出という結果を見事に出したのも印象的な出来事だった。

 

degradatiestrijd
圧倒的最下位予想のRKCが見事に直接残留。一方でADOの直接降格は近年の迷走を見ても妥当な結果だった。VVVもtopscorer Giakoumakisを擁しながらシーズン後半 パフォーマンスの下降が止まらず、De Koning解任という大いに疑問の決定もあって直接降格。Willem IIが苦しんだ末にシーズン終盤になんとか立ち直って残留を決めた一方でFC Emmenはシーズン終盤の素晴らしい好成績もnacompetitie行きは避けられず、最終的にNACとの一発勝負でstrafschoppenserieにより降格となった。

 

1 Ajax 34 (28 4 2) 102-23 +79 88pt
今シーズンも圧倒的な質と量で大差を付けてtitelを取り、2年連続dubbeleとますますBayern München化。今シーズンは夏の移籍市場で戦力ダウンしたものの、winterstop以降であっさり抜け出した。国内では緊張感のある試合がほとんど無く、無敗でシーズンを終えられないのが謎。

 

2 PSV 34 (21 9 4) 74-35 +39 72pt
Rodger Schmidtをtrainerに迎えて大きな注目を集めたが、特にwinterstop以降大きく落ち込んで終わってみればパッとしない最低限のノルマ達成というシーズンに。4-2-2-2での高いプレッシャーをかけるvoetbalは1年経っても大して向上せず、出場機会を得られないIhattarenが契約延長を拒否したことがネガティヴな意味で大きなニュースに。SchmidtもNijhhuisへの批判など、試合後の言い訳が目立って印象はシーズン前と反転した。この夏は継続路線ながら、大規模な資本注入が行われ、市場でもフリーになるMarco van Ginkelの完全移籍に留まらず大きく動くはず。

 

3 AZ 34 (21 8 5) 75-41 +34 71pt
悪夢のような5試合連続引き分けスタートで大きく出遅れながら徐々に順位を上げ、12月のSlot解任で大きく揺れたが、フィールド上への影響を最小限に留めることに成功して最終的には3位と満足できる結果に。voetbalは今シーズンも良いレベルを維持しており、能力を示したPacal Jansenとの延長は論理的だろう。ただOwen Wijndal en Teun Koopmeinersの成長に比べてCalvin Stengs en Mayron Boaduが不安定なシーズンを過ごして伸び悩み。一方で新戦力 Jesper Karlssonは高いテクニックと決定力でクオリティを示し、一目AZ最大の注目のtalentに。さらにFredrik Midtsjøもwinterstop以降 調子が戻ってやはりAZのvoetbalに不可欠な存在なのを証明したが、出場時間が減ったDani de Wit en Albert Guðmundssonの不満を上手くマネージメントできるかどうか。

 

4 Vitesse 34 (18 7 9) 52-38 +14 61pt
technisch directeurにJohannes Spors, trainerにThomas Letschを迎えて新体制で迎えたシーズンは期待以上の大成功のシーズンに。補強組ではMaximilian Wittekが大活躍し、他の補強組も十分戦力に。5-3-2でRiechedly Bazoer en Oussama Tannaneが自由を得て多少規律面でニュースにはなりはしたがチームを牽引し、Remko Pasveerもキャリアベストのシーズンを過ごした。シーズン最後は失速したものの、Feyenoordがそれ以上に低調だったことで4位でbekerを獲った2018年以来のEuropees ticketを獲得。Europa Conference Leagueのderde voorrondeへ。ただBazoer en Tannaneは移籍の可能性が高く、Sporsが早めにselectieを作る必要がある。

 

5 Feyenoord 34 (16 11 7) 64-36 +28 59pt
昨シーズン Dick Advocaat就任以来の大成功の継続を狙ったが、期待を遙かに下回る大きな失望のシーズン。Mark Diemers en Bryan Linssenという層の補強が全く質を上げず、Nicolai Jørgensenが今シーズンも怪我に苦しみ、Róbert Boženíkもvoetbal能力が足りないのを露呈した末に長期離脱など、2連連続フィットしないチームでさらに怪我人が続く悪循環。冬の補強のLucas Prattoはあまりの酷さに悲劇というより喜劇であり、Arnesenの補強策がほとんど全て失敗。前にプレッシャーをかけられず、主導権を取って相手を崩すこともできないことでAdvocaatにも批判が高まった。最終的には苦手のplay-offsでhet LegioenがDe Kuipに戻ったこともあってConference League予選へのチケットを獲得。来シーズンはArne Slotを迎えて新たなスタートを切るが、Jørgensenだけで無くBerghuisにも移籍の可能性が高く、万が一Arnesenが再び失敗すればかなり厳しい状況になるはず。

 

6 FC Utrecht 34 (13 14 7) 52-41 +11 53pt
100周年でtop 3に襲いかかるという大胆な野望を掲げるも、今シーズンもechte spits不在で勝ちきれずに苦しむ中でJohn van den Bromが早々に去り、winterstopまで16試合でわずか3勝と大苦戦。後半戦は10勝5分け3敗と大きく巻き替えしてRené Hakeは良い仕事をしたと言えるが、play-offs finaleでFeyenoordに敗れて結局何も得られなかった。Adrián Dalmauが今年も怪我に苦しみ、Eljero Eliaもなかなかフィットせず、Moussa Syllaは期待に応えられず、結局 Gyrano KerkやSander van de Streekがspitsを務めたが、aanvallersの迫力不足がやはり祟ったシーズン。

 

7 FC Groningen 34 (14 8 12) 40-37 +3 50pt
非常に大きな注目を集めたArjen Robbenは長いリハビリに苦しんで結局 7試合出場に留まったが、チームとしては安定したパフォーマンスで十分成功と言えるシーズン。3月以降10試合で2勝2分け6敗と落ち込みが無かったらまだ上も狙えただろうが、今シーズンもDanny Buijsのもとで堅固な守備組織を作り、特にEredivisie トップクラスのcentrale verdedigerとなったKo Itakuraの存在が大きく、Mike te Wierik en Azor MatusiwaでSergio Padtの前に強力なブロックを形成。課題の攻撃面はlinksback Gabriel Gudmundssonがとてつもない走力で大ブレイクし、Jørgen Strand Larsenが9得点5アシストとspitsとしてある程度機能。Ahmed El Messaoudiもそのtraptechnikで8得点と活躍した。良い流れの中でDaniël van KaamやAlessio da Cruzのtalentenもbasisplaatsに定着し、ポジティヴな点が多かった1年。来シーズンに向けてもまずRobbenが続けるかどうかが注目だが、それに大きく左右されることも無く路線を継続できる。

 

8 Sparta Rotterdam 34 (13 8 13) 49-48 +1 47pt
限られた戦力で見事にplay-offsに進出するトップパフォーマンス。Maduka Okoye, Tom Beugelsdijk en 14得点のLennart Thyの補強組が期待を上回る力強いプレーを見せ、Abdou Harrouiが大きく成長してvoetbal面で多大な貢献。さらにtalentのSven Mijnansがブレイクとポジティヴな要素が重なった。Henk Fraserは現実的采配でSpartaを3年連続残留とさらに評価を高めて契約延長。来シーズンも楽観はできないが、technisch directeur Genk van Steeが酷い仕事をしなければ深刻な問題は十分避けられるはず。

 

9 Heracles Almelo 34 (12 8 14) 42-53 -11 44pt
厳しい戦力ながら今シーズンもFrank Wormuthのもとでしっかりとチームが機能し、最終節までplay-offs枠を争う期待を上回るパフォーマンスは見事。play-offs進出を決定づけられるチャンスは十二分にあったが、非常に安定した成績を収めていた1月までに比べて2月以降11試合勝利無しで苦しんだのが痛かった。組織的な守備からrechtsback Noah Fadigaが強烈な攻撃参加を見せ、Rai Vloetが16得点7アシストという素晴らしい数字。シーズン前半戦無得点だったSinan Bakışは10得点を記録したもののFC Emmen en VVV相手に2回のhattrickで半分以上と価値が低かったのを考えれば、信頼できるspitsさえ得られていればplay-offs進出は間違いなかっただろう。素晴らしい仕事をしているFrank Wormuthが無事に契約を延長して安定の継続路線。

 

10 FC Twente 34 (10 11 13) 48-50 -2 41pt
Ron Jansがtrainerに就任し、フレッシュな雰囲気で9試合で5勝3分け1敗(18pt)と見事なスタートを切ったが、その後25試合で23pt止まりと大きく後退。特にthuisで11試合連続勝ち無しと非常に苦しんだ。違いを作っていたVáclav Černýがwinterstop明け直後にシーズン終了の怪我を負ったのが大きく、topscorerを争っていたDaniloがほぼ沈黙、linksbuitenに移されたQueensy Menigもほとんどアクションを起こせなくなる悪循環に。守備面もレンタル加入のKik Pierieが低調なパフォーマンスで、Joël Drommelが大きな成長を見せるもlinkerrijtjeを狙うにはチームとしてパフォーマンス不足だった。厳しい財政状況からレンタル組が多く、自分たちの契約選手を増やしたい意向だが、この夏変化が見られるかどうか。

 

11 Fortuna Sittard 34 (12 5 17) 50-58 -8 41pt
0勝3分け5敗スタートでKevin Hoflandを解任という大きな失望のスタートだったが、Sjors Ulteeが見事に立て直して終わってみれば40pt越えの大成功。4月にFC Emmenに3失点負けはあったが、その他では直接のライバルたちに全く勝ち点を落とさなかったのは見事なパフォーマンス。Tesfaldet Tekieがvoetbal面で大きく貢献し、Mats Seuntjensが6得点6アシスト、Lisandro Semedoが9得点4アシスト、Zian Flemmingが12得点7アシスト、Sebastian Polterが9得点4アシストと説得力のある数字を残した。ただフィールド外では身売り話のニュースが度々出ており、Isitan Günの判断が今後を大きく左右する状況。

 

12 SC Heerenveen 34 (9 12 13) 43-49 -6 39pt
7試合で5勝1分け1敗と近年に無い好スタートも、そこから11試合勝利無しで結局4勝を上乗せしただけに終わり、今シーズンもlinkerrijtjeに入れず。Joey en HenkのVeermannenが違いを作ったが、そうで無い場合はチームとして全く違いを作れず、冬のSchöne Schöne en Siem de Jongの補強も、Veermannenがcorona感染で数試合欠場などもあり成績に大きなインパクトを与えるほどでは無かった。シーズン序盤 centrale verdedigerで好印象を残したJan Paul van HeckeもSherel Floranusの離脱でrechtsback起用されてからは低調になり、逆にlinksbackで好スタートだったRami Kaibもシーズン終盤にはLucas Woudenbergにポジションを奪われる結果に。期待されたjeugd出身のtalent Arjen van der Heideもチャンスを与えられながら全く結果を残せなかった。この夏は再びJoey Veermanにステップアップの可能性が大きく、彼に依存していたvoetbal面で一から作り直しとなるとJohnny Jansenの真価が問われる来シーズンになるだろう。

 

13 PEC Zwolle 34 (9 11 14) 44-53 -9 38pt
John Stegeman 2年目も悪い流れを断ち切れずに第23節終了後(3位)にStegemanを解任。残りの11試合でも16ptと大きく状況は変わらず、深刻なdegradatiestrijdに巻き込まれることは無かったが結局13位のままで終了。冬にレンタルしたClint LeemansがDe Graafschapで活躍、Reza Ghoochannejhadらspitsenをbankに起き続けてEliano ReijndersやPelle Clementらmiddenveldersをspits起用するし続けるなど、technisch面での問題が大きい印象。暫定的に引き継いだBert Kontermanのもとでシーズンを終えたが、この夏は新trainer探しからになるが、今シーズンの補強がほとんど失敗だったことを考えればtechnisch directeur Mike Willemsの責任も大きい。

 

14 Willem II 34 (8 7 19) 40-68 -28 31pt
近年の成績向上の流れで昨シーズン5位という大成功、Europees voetbalにも参加したが、今シーズンは新戦力が期待外れだったことと昨シーズン大活躍した選手たちが低調な2年目を過ごした事で悪循環に陥ったことで一転して悪夢のようなdegradatiestrijdのシーズンに。Adrie Kosterを解任、Željko Petrovićをtrainerに迎えた後も一時は直接降格枠にまで落ちて苦しんだが、最後の5試合でRKC, ADO en Fortunaに良い内容で勝利してライバル対に競り勝った。特に冬の新戦力 Arijanet Muric en Sven van Beekが守備面での安定感に大きく貢献。Vangelis Pavlidisも最終節のスーパーゴールに象徴されるようにvoetbal能力と得点力で決定的な仕事をした。

 

15 RKC Waalwijk 34 (7 9 18) 33-55 -22 30pt
昨シーズン26試合で4勝の最下位ながら降格を免れ、今シーズンも最下位候補だったが終わってみれば7勝を挙げて見事に直接残留。Fred Grimはその手腕への評価を見事に守ったと言える。戦力的にはcentrale verdediger Ahmed Toubaがボールを持った時の勇敢さで一躍注目株となり、Anas Tahiriが4アシスト、Richard van der Venneと冬の補強のThijs Oostingが4得点3アシストと違いを作った。得点力を大きく欠く印象ながら、シーズン後半はHeracles, FC Groningenに3得点勝利と勢いに乗った時の破壊力も見せ、奇跡に近いが相応しい残留。

 

16 FC Emmen 34 (7 9 18) 40-68 -28 30pt
22試合で未勝利わずか6ptという絶望的な状況から、残り12試合を7勝3分け2敗とすさまじいラストスパートで見事に直接降格を回避。ほとんど何一つ上手く行っていかなかったシーズン前半から冬に加わったMichael Verrips, Kerim Frei en Luka Adžićがしっかり着たいに応え、Sergio Peñaが完全に昨シーズンのフォームを取り戻してチームにもvoetbalが戻るとMichael de Leeuwも13得点と健在ぶりを示した。シーズン前半にもう少しでも勝ち点を得られていればdoelsaldoでのplay-offs行きは避けられたが、やむを得ない結果とも言えるだろう。結局 nacompetitieでNACの守備を崩せずstrafschoppenserieの結果、3シーズン居続けたEredivisieから降格に。

 

17 VVV-Venlo 34 (6 5 23) 43-91 -48 23pt
保守的なプレースタイルからGeorgios Giakoumakisが少ないチャンスを確実に決めることで勝ち点を稼ぎ、1月に大爆発したGiakoumakisの活躍で第19節 Vitesse-thuisでの4-1勝利時点で17位に12pt差を今シーズンは問題無く残留に思われたが、そこから12連敗を含む14試合でたった1ptしか得られずに抜きん出た91失点(!)で妥当な直接降格。7連敗後にHans de Konigを解任してJos Luhukayを後任に据えたが、全く方向性が見えず大きな失敗だったと言わざるを得ない。26得点のGiakoumakisと8アシストのVito van Crooy以外の補強も失敗に終わっており、他にフィールド上の資本と感じられるのはTobias Pachonikくらいのため、Keuken Kampioen Divisieで一からチーム再建になるだろう。

 

18 ADO Den Haag 34 (4 10 20) 29-76 -47 22pt
8節で解任されたAleksandar Rankovićの後任に就いた後任のRuud Broodも手立ては無く戦力的に妥当な最下位降格。VVVほどではないにしても76失点は酷い数字であり、僅か29得点はEredivisieclubに値しなかったと断言されるもの。冬にDaryl Janmaat, Gianni Zuiverloon en Nasser El Khayatiを連れ戻すなどMartin Jolがかなり積極的に動いたが、前者2人はフィットしておらず、Martin Fraisl以外はほとんど活躍できなかった。United Vansenからの振り込みが行われない問題は訴訟に勝利したものの、株式を取り戻して新たなinvesteerderを得る戦いはまだまだ継続中。Keuken Kampioen Divisieでの再建がどれだけ時間がかかるか見通しは立たない。