イングランドとポルトガルとの練習試合に向けて、月曜夜のザイストでボンズコーチ ロナルド･クーマンが会見を行った。
期待について
「あらゆるリスペクトを払っても、我々はアイスランドより良くなければならないと思う。しかし彼らのやったことは素晴らしい。個々のクオリティが劣ってもとても良い、強いチームになれることを見せた。我々は多くの選手に別れを告げたし、簡単では無いのは分かっている」
アルイェン･ロッベンについて
「彼とは話をした。現時点でもちろん彼は最後の試合を終えているが、もしかしたらドアが少し開いているかもという思いは遠巻きにあった。それ以外にも彼が最後の数試合をどう思っていたか知りたかったというのも話をした理由。まだ開いていた？いや、全くだ。これは彼の選択。フィットしているならアルイェン･ロッベンはオランダ代表にとって価値ある選手だからね」
ロビン･ファン･ペルシについて
「彼とも話をしたが、私はもう選ばないとは言っていないし、彼もオランイェを辞めるとは言っていない。ロッベンやスナイデルとは異なり、彼のためのドアは少し開いたままだ。重要なのは年齢では無くクオリティ。しかし彼はまずトップフィットしなければいけない。日曜のPEC戦ではまたクラッセを見せていたがね」
ルイ･ファン･ハールとの会話について
「実現したのが信じられないだろw 何を議論したか言うつもりは無い。私は選手たちや監督たちと話をしてあるべく良い準備をしたかった。例えばディック･アドフォカートとも話している。過去の事でルイと話をするのに障害は無い」
ドワイト･ローデウェーヘスについて
「優秀なピッチトレーナーを探していたし、その役割にドワイトはピッタリ。彼のことは昔から知っているし、連絡も取っていた。ケース･ファン･ウォンデレンももちろんKNVBですでに働いており、ユースチームで若い選手たちと一緒に仕事をしている」
新キャプテンについて
「キャプテンはグループ内で重みがあり、かつ特定のポジションでプレーしている人間だ。例えば私はGKやスピッツをキャプテンには選ばない。あらゆる面でチームのお手本となれる人物でなければならない。新キャプテンにもスタメンの保証は無いし、常に2，3人を指名する。このチームで前もって全試合に出場すると言える人間がいるとは私は信じていない。フィルジル･ファン･ダイク？可能性はあるだろう」
イングランド戦について
「どういう方法でプレーをするのか議論をし、そのトレーニングをする。それが試合でどう反映されるかを見たい。もちろん結果は欲しいし、勝つためにプレーするが、私にとって重要なのはこの期間が終わればすぐにネイションズ･カップがあるということ。練習試合はそれほどしたくなかった？いや、金曜も月曜も選手を見る良い機会」
イングランド戦でのシステムについて
「選手たちには火曜の夜にどのシステムでやるか伝える。彼らが新聞でそれを知るのは適切とは思わない。4-3-3では無い？そう言っても構わないよ」
他の選手たちについて
「メンフィス以外にもそれぞれクオリティをもった選手たちが多くいる。我々はかなりクリエイティヴな選手たちに別れを告げたし、それはすぐには取り戻せない。若い選手たちは成長が必要であり、彼らがそのレベルに到達できるかは将来を待たなければならない。クライフェルト、ベルフワイン、ティル。彼らは攻撃面で重要な役割を果たせる可能性がある選手たちだ。ユルヘン･ロカーディアはまだイングランドに適応しなければいけない。いまはまだFA Cupでしかプレーしていないからね」
メンフィス･デパイについて
「彼がチームを牽引する選手になることを期待している。もちろん『それは違うだろ』と思う振る舞いもあるが、それは他の選手にも当てはまること。私は多くの点で多少オールド･スタンプだが、時代に合わせることも必要。彼は多くのクオリティを備えている。私は昨年彼をEvertonに招こうとしたが、結局彼はLyonに行って成功しなかった。いま彼と一緒に仕事を始められるのは面白いこと。彼はもっと力があるはずだし、それをもっと発揮しなければいけないと思う。しかし彼と話をして私の印象は以前より良くなった」
スティーヴン･ベルフワインとジュスティン･クライフェルトの選考について
「2人についてはたくさん考え、みんなで議論した。2人とも若く、同じポジションで起用できる。ベルフワインがよりスピッツなのはアルト･ランゲレーからの話で理解している。クライフェルトはよりバイテンスペーラー。そこでの選択だ。私がクライフェルトの喜んでいる？喜んでいるのは私より彼だろう。18歳でオランダ代表に招集されれば素晴らしいことじゃないか？彼もその気持ちを示しているし、そうでなければいけない。私はここにいるのを誇りに思うし、選手たちも同じ気持ちではなければならない」
「たとえFC Barcelonaから打診があっても私はKNVBでの契約を全うするつもり。しかしそれを私が証明できるのは4年らっら時だ。君らが疑うのは構わないが、私はしっかり考えてこの仕事を選んだ」
ウサマ･イドリシについて
「彼はヨング･オランイェにいるし、成長していけばさらにステップを踏めるだろう選手たちのグループに入っている」
メディア･ポリシーの引き締めについて
「セレクションに誰が入るか入らないかを発表し、その後週末に辞退者が出れば、金曜の会見で30分間話題にした選手が結局来ないということになる。これはナンセンスだと思う。しかし私はこの代表戦期間で5回のメディア対応があるし、最高にオープンだ。アタ拉しいメディア･ポリシーは全員にとって慣れが必要。全員にとってね」
トレーニングの非公開について
「オランダでもトレーニングを非公開にするクラブが増えている。私も同じ考えだし残念ながら綿心も今回の決定者の一人。選手としてはより好ましいだろう。私がトレーニングを止めてシャツを替えさせるといつもそこから何かしら結論を引き出される。対応策はメディアや観客を入れないことだけ。最高の設備とピッチというのも大きな理由だ。ここには全て揃っているからね。ホテルに行く必要は無い」
モロッコ系選手たちについて
「KNVBとして時代に合わせる必要がある。若い年代からカードを提示し、接触しておくべき。KNVB内部でやるべき事は多いが、これは配慮する必要がある」
自身のブレーキについて
「Evertoでの終わりはかなり難しかったし、その後リラックスする時間が必要だった。いまはまたこの仕事を楽しみにしている。誇りに思うし、EK予選が楽しみ。Evertonを去った後も私はフットボール狂であり続けた。これは私にとって代表チームを率いるのに最適なタイミング。オランイェにとっても、私自身にとってもだ。これは大きな挑戦。我々はここ2大会の予選を突破できなかった。そこを取り組んでいかなければいけない」
イングランドの記者から、KNVB本部の庭にクーマンの銅像が無いことについて
「理由は私も知らない。多分私はまだ十分では無く、彼らはこれから2年間を待っているんだろうね」
