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欧州戦予選第3ラウンド第2試合結果:PSVが43年ぶりの欧州戦本戦進出ならず!ユトレヒトは判定に苦しみながらPOラウンド進出

Champions League - Derde voorronde

Woensdag 2 Augustus 2017

20:45 Ajax - OGC Nice 2-2

2’ Souquet 0-1 / 26’ Donny van de Beek 1-1 / 56’ Davison Sánchez 2-1 / 79’ Vincent Marcel 2-2

出だし雑なプレーでボールロストを繰り返したアヤックスに対してNiceが2スピッツでのカウンターで再三のチャンスを作って早々に先制。次第にコントロールを増したアヤックスが盛り返して同点にし、34分にはスタンドからヌーリと家族に対しての拍手が起き、主審がスローインを遅らせてプレーを止める素晴らしいアクション。後半はアヤックスが完全に圧倒してセットプレーの流れから逆転するも、Niceの反撃を受けるとフェルトマンとフィールへーフェルの両バックが同時に脆さを見せてあっさり失点してそのままCL予選敗退。

Europa League - Derde voorronde

donderdag 3 Augustus 2017

20:15 Lech Poznan - FC Utrecht 2-2

1’ Gyrano Kerk 0-1 / 26’ Christian Gytkjær 1-1 / 89’ Cyriel Dessers 1-2 / 90’+3’ Christian Gytkjær 2-2

Rood: 70’ Ramon Leeuwin (2xGeel)

ホームで0-0のユトレヒトは移籍したブラマに代わってレーウヴィンをコントローラー起用。負傷明けのアユプはベンチから。

開始1分も経たずにデッセルスのポストプレーからクライベルのクロスをゴール前にフリーで走り込んだケルクが頭であわせ、見事な攻撃で先制。理想のスタートを切ったユトレヒトがその後は冷静にコントロールしてローテンポゲームに持ち込んだが、2スピッツがほとんどボールをキープできずにPoznanの攻撃を受け続けると25分過ぎに2m近い明らかなオフサイドが見逃されて同点に。その後も危ないシーンがありながら凌ぎ続けると前半終盤に再び何度か良い攻撃が生まれるもゴールは奪えず。

HTにユトレヒトエマヌエルソンに替えてアユプを投入。50分過ぎにアユプを中心に攻撃が機能し始めると次々にチャンスを作ったが、CKからデッセルスがネットを揺らしたがなぜかファールを取られて認められずにチャンスを逃すと反撃を受けて再び危ないシーンが続き、残り20分にはレーウヴィンが不用意なタックルで2枚目退場に。残り時間集中した守備を見せたユトレヒトは90分直前にカウンターからアユプのパスをデッセルスが決め、なんと7分のロスタイムの4分目に再びオフサイド・ゴールで2-2と緊張感が残るも、残り時間を凌ぎ切ったユトレヒトはあらゆる点で不当な判定に苦しみながらPOラウンドへ進出。

エリック・テン・ハフ

「今日はとても良いチームが相手だった。Lech Poznanはフットボール大国のポーランドで7回カンピューンになっているフロート・クラブ。だからシーズンのこの時期に我々がここでこの大きな結果を得たのはとても良いこと。そして我々が次のラウンドに進むのは全く正当な結果でもある。今日の我々はとても、とても、とても良かった。彼らを圧倒していた」

「判定に負けずに我々がしっかり自分を保ち続けたのはチームにとって良いこと。ここから学び、次の試合に向けて進んでいける。次は来週金曜のADO戦だ」

20:45 NK Osijek - PSV 1-0

25’ Petar Bockaj 1-0

ホームで敗れたPSVはシュワープ、ラムセラール、デ・ヨングを外してルカッセン、プロッペル、ロザーノをスタメン起用し、スピッツはロカーディア。

今週も低調なスタートのPSVは相手を圧倒することもチャンスを創ることもできず、25分過ぎにFKを直接決められて失点。前半終盤にようやく多少チャンスが生まれたPSVは後半ロザーノを左サイドに戻してようやく多少リズムが生まれるも、依然圧倒はできずに決定的チャンスも無いまま時間が経過。デ・ヨングに続いてランマースも投入してロカーディアと3スピッツを並べるもほとんどシュートまで行けずに最後まで無力ぶりを晒す内容で予選敗退。

PSVは実に1973/1974シーズン以来初めての欧州戦本戦進出を逃し、リーグ戦開始前にコクーの立場にプレッシャーも高まる結果に。

フィリップ・コクー

「タフな環境でホームゲームより力を出せたが、この敗退は本当に痛い。少なくともチームは100%の力を出しているのが見えたし、それ以上だったかもしれない。それは私が選手たちに要求もしていたこと。良い試合も悪い試合もあり得るが、そこは譲ってはならない点」

「これで私の立場にプレッシャーがかかるのは当然。我々は目標を達成できなかった」