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第1節結果:シーズン初得点はデッセルスのオフサイド・ゴール。ヘラクレスがアヤックスに52年ぶり勝利!ステングスが5分で悲劇的重傷、ハーンはゴールに喜んで肩を外す

Speelronde 1

 

vrijdag 11 augustus 2017

19:00 ADO Den Haag - FC Utrecht 0-3

15’ Cyriel Dessers 0-1 / 55’ Sander van de Streek 0-2 / 81’ Cyriel Dessers 0-3

 

ADOは新加入 バス・カイパースがベウヘルスダイクと並び、エブエイとマイヤースの両バック。中盤は帰ってきたインマルスが10番に入り、前線はベッケルとドゥプランの中央に新加入スピッツ ビヨルン・ジョンセン。ユトレヒトはレーウヴィンとヴィレム・ヤンセンのCBデュオで帰ってきたカーリが6番に入り、エマヌエルソンがベンチに。前線はデッセルスとケルク。

 

開始2分でロングボールからいきなりベッケルにベストチャンスもイェンセンがセーブ。ADOのコンパクトな守備と人工芝に出だし苦しんだユトレヒトだが、次第にテンポを上げると15分にケルクが突然強烈なミドルシュートを放ってバー直撃、リバウンドにオフサイドポジションのデッセルスが詰めて0-1. 激しい競り合いが多くなると20分過ぎにマイヤースのファールを受けたカーリが痛んでvdマーレルと交代に。DF陣が全く組み立てられず、フットボールにならないADOは35分にジョンセンが強引にミドルシュートを狙うもポスト直撃。優勢のユトレヒトだがHT直前にバッケルのファールでアユプも負傷するアクシデント。

 

ユトレヒトはHTにアユプに代えてエマヌエルソンを投入。後半も立ち上がりからユトレヒトが圧倒するとエマヌエルソンのクロスにvdストレークが飛び込んで0-2. 一方的に押されていたADOはドゥプランに代えて新加入 ロレンゼンを投入すると、両サイドのスピードを活かしてようやくADOの攻撃に勢いが。ベルフハイスがバー直撃、ベッケルがイェンセンとの1対1で再びセーブされ、ジョンセンの決定的ヘディングシュートもイェンセンが好セーブとチャンスを決められず。ADOは残り15分を切って17歳スピッツ ラダンをデビューさせるも引いたユトレヒトの守備を崩せず、カウンターからラビアトの見事なパスでデッセルスが抜け出して勝負あり。

 

ADOは攻勢に立った時間帯もあったものの全体的にフットボールにならずに完敗。ユトレヒトはケルクとデッセルスの2スピッツがシャープなプレーを見せて完勝スタートも、カーリとアユプの負傷で水曜のEL予選に向けて苦しい状況に。

 

フォンス・フルーネンダイク

「シンプルにユトレヒトは我々より上。かなり難しいスタートになるのは前もって分かっていたことだが、私も現時点で自分たちがユトレヒトのようなチーム相手は小さすぎると動揺する監督では無い。それは恥では無い。先制点はオフサイド?こういうことはあるもの。我々も良いチーム相手に7~8回チャンスを作れたのは嬉しい。今シーズンこれを続けて生きたい。ユトレヒトとの差は現時点で彼らの方が効率的で大人びている。彼らは自分たちのチャンスを1回で決めるし、パニックになることも無い。我々は時に雑だった」

 

エリック・テン・ハフ

「少なくとも完全に満足な試合では無い。3得点したが、もっと決められただろう。さらに率直に言えば数回ゴールを許してもおかしくなかった。」

「2人の怪我については全く喜べない。カーリは松葉杖が必要でヤシンは足首がひどく腫れ上がっている。水曜に向けて良くは見えない。私は男らしいフットボールが好きだが、ADOは限度を超えていた。そうなればそれに対応するのが審判団の仕事。エドヤンセンを非難?それは専門家に任せる」

 

zaterdag 12 augustus 2017

18:30 PSV - AZ 3-2

18’ Dabney dos Santos 0-1 / 31’ Hirving Lozano 1-1 / 48’ Gastón Pereiro 2-1 / 76’ Marco van Ginkel 3-1 / 81’ Wout Weghorst (str.) 3-2

 

2連敗でEL予選敗退のPSVはルカッセンが出場停止でシュワープとイシマツのCBデュオ、中盤はラムセラールを外してペレイロの10番システムを選択。前線はロザーノがスタメンでスピッツはデ・ヨングをベンチに置いてロカーディア。AZはプレシーズンから固定したスタメンの通り、GKが新加入のビゾット、スタイン・ヴァイテンスをフラールの隣に置いてレンタルで戻ったヴェイノヴィッチを6番に。アウエヤン、ティル、ステングスのタレント組もスタメンに並び、スピッツはヴェフホルスト

 

出だしからAZがボールを持ってPSVのプレッシャーをかわしながら軽快にフットボールを見せたが、5分にステングスがアリアスとの接触で膝が間違った角度に曲がり、起き上がれず担架でピッチを後にする悲劇。AZは代わりにドス・サントスを投入して攻め続けたが、次第にPSVがカウンターから盛り返して主導権を掴むと、ベルフワインのシュートのリバウンドからロザーノに最初のベストチャンスもがら空きのゴール正面でまさかの枠外。しかしAZがヴェフホルストのキープとクロスからドス・サントスが蹴り込んで先制。再びAZが優勢なってスムーズなフットボールを見せていたが、30分過ぎにPSVのカウンターからロザーノが悲劇的対応のフラールとの1対1を制して同点にすると再びPSVが圧倒し始め、ロザーノがさらに2回抜け出してベストチャンスもスヴェンソンの間一髪クリアとバー直撃。劣勢のAZはHT直前にヤハンバクシュがミドルシュートを狙ったがポスト直撃。

 

後半もPSVが優勢のまま入るとペレイロのシュートをビゾットが後逸で2-1. AZはファン・オーフェレームの素晴らしいパスからヴェフホルストにようやく決定機も枠外に飛んでチャンスを逃し、その後もカウンター狙いで下がったPSV相手に主導権を取り戻すと再三ゴールに迫ったが、CKの流れからペレイロのヘディングのリバウンドをファン・ヒンケルに蹴り込まれて勝負ありと思われたが、ヤハンバクシュをファン・ヒンケルが倒してカイパースがPK判定で残り10分再び1点差に。しかしAZの攻撃をPSVが凌ぎ切り、エネルギッシュな好ゲームはそのまま終了。

 

PSVはロザーノが期待通りのフレッシュさをもたらして今シーズン公式戦初勝利。AZは目指す「より魅力的なフットボール」をトップチーム相手に見せるも、ステングスの悲劇的離脱が大きなダメージに。

 

フィリップ・コクー

「ロザーノは今日ですでにアイントホーフェンで自分を不滅の存在にできたかもしれないと思うよ。だが特別なクオリティを備えているのは誰の目にも明らか。個人技、奥行きを作る動き・・・ 次回はチャンスを決めるだろう。普通に言えば彼は高い効率性を持った選手だからね。彼は英語のレッスンを受けているし、すぐにグループに中心に溶け込んだ。もっと良くなる一方だろう。早いテンポになれる必要はあるし、それは簡単では無いが、彼はとても良くやっている」

「チームは賞讃に値する、信じてやり続けた。そしてそれを支えた観客も賞讃い値する。多くの躍動感とバトル、両チームが攻撃的なフットボールをした試合だった。そうなればファンタスティックな試合になるし、結果的にスペクタクルを伴う勝利。良い試合で3ptsスタートを切れた。欧州戦の敗退後に必要な3ptsでもあったし、3得点したのも自信になる」

 

ジョン・ファン・デン・ブロム

「ステングスの具合?悪い。我々が負けたのも気分が悪いが、ケルヴィンを失ったことはその数倍酷い気分。今の様子ではかなり悪い怪我。今のところ離脱だ。診断を待たなければいけないが、ドクターはネガティヴ。彼を励ましてあげないといけない。18歳の子どもが泣きながら担架で運ばれたんだ。しばらくそっとしておいてあげたい。その上で感情を共有する」

「我々はAZの新しいスタートに取り組んでいる。ケルヴィンはその中で重要な役割を担っていた。彼は我々の最も重要な選手の一人になっていたんだ。その彼を5分で失えば、仲間たちにも影響はあるもの。彼らのその後の対応振りは賞讃に値する」

「試合のスタートは良かった。目指すものを見せようとしていた。中立の観客は多くなかったと思うが、見ていて楽しい試合だったという声が大きく超えたよ。我々のプレーの仕方には満足している」

 

ロン・フラール

「本当に不必要な敗戦。あまりに簡単にゴールを許してしまった。今日の僕らはポテンシャルを見せたし、相応しい先制だったんだけど。率直に言ってもっと期待していた。僕らはハードワークして何度か良いフットボールもしていた。それは継続できる点だけど、結果で報われもしたい。それができなかったのがとてもガッカリ」

 

18:30 VVV-Venlo - Sparta Rotterdam 3-0

44’ Clint Leemans 1-0 / 48’ Tarik Tissoudali 2-0 / 92’ Vito van Crooij 3-0

Rood: 83’ Jeffrey Chabot (2xGeel)

 

ジュピラーカンピューン VVVはドイツ人GK ウネスタルがスタメン。前線はファン・クローイに新加入スピッツ タイと左バイテンのティソダリ。スパルタはドゥムフリースとファン・ドロンゲレンの移籍でフロラーヌスとドゥガルが両バックに入り、カボットとブロイエルのCBデュオ。中盤は新加入 ドブソンが入り、前線はアルハフトとグッドウィンの中央に新加入スピッツ フォラス。

 

昨シーズンから継続路線で未だエールディヴィジ・クオリティに欠けるVVVと、有効な補強もできずに昨シーズンから停滞感を引きずるスパルタ。前半終盤にレーマンスのミドルシュートをコルトスミットがまさかの後逸でVVVが先制すると、後半出だしにもスパルタのミスからティソダリが楽々決めて2-0. スパルタはほぼノーチャンスゲームで、最後にはカボットが2枚目退場、ロスタイムにはファン・クローイにトドメも刺されて文字通り完敗。

 

VVVは1978/79シーズン以来の第1節勝利で21年目のエールディヴィジを好スタート。

 

モーリス・スタイン

「我々は幸運で勝った訳では無い。序盤から積極性と確信を上手く得られた。ボールがポストに当たり、バーに当たり、そしてゴールが決まった。本当に楽しい勢いだったよ」

「昨シーズン低い予算で一つの優れたチームであることをベースにカンピューンになったのを見れば、これまで以上に我々はチームであることが求められる。かなりのハードワークと良いチームスピリットでクオリティの差はかなり多く埋め合わせられる」

 

アレックス・パストール

「痛い、高く付く敗戦。自分たちを責めるべき。前半は良いフットボールをしていたし、それを後半にも継続したかったが、HT明けの数分間プレーを見れば・・・終わってみればあの時間帯で試合を台無しにしたと断言できる。酷い態度だった。」

 

20:45 Heracles Almelo - Ajax 2-1

56’ Hakim Ziyech 0-1 / 65’ Paul Gladon 1-1 / 82’ Brandley Kuwas 2-1

 

ヘラクレスは新加入 ハルデフェルトをCB起用で左バックはファン・ヒントゥム。中盤はペルペシーの前にファン・オーイェンとニーマイヤーが並び、前線は今週風邪を引いたアルメンテーロスがフィットせずフラドンがスタメンスピッツ

 

アヤックスが実に8割近くボールを持って攻め続けては雑なラストパスでチャンスを潰し、ヘラクレスカストロのセーブを中心に耐え続ける展開。10分からヘラクレスがカウンターとCKで数回チャンスを作るも決められず、30分過ぎにはデ・リフトがニーマイヤーに一発レッドカード相当の危険なファールもブロムが見逃し。

 

後半もアヤックスの攻勢から良い位置でのFKを得たヘラクレスが素早いリスタートで走り込んだブロイケルスが決定機も枠外に。その接触で痛んだブロイケルスが交代直前にユネスにかわされたところから失点するも、その後も凌ぎ続けるとカウンターからクヴァスのパスをフラドンが軸足の後ろに流す華麗なゴールで同点に。アヤックスフンテラールを前線に加えてプランBに出るも、ヘラクレスの攻撃の時間も増えて五分五分の展開になると、素晴らしい試合をしていたクヴァスが右サイドから完璧なシュートを逆サイドネットに決めて逆転。残り5分を切ってフンテラールにベストチャンスもカストロが立ちはだかり、ロスタイムにはツィエクのFKをカストロが何とか弾き、フンテラールがリバウンドを狙って枠外に。残り時間はポルマン・スタディオンに今シーズン最初の”Helemaal niets in Amsterdam”が響いてそのまま終了。

 

ヘラクレスは対アヤックス戦52年ぶり勝利という歴史的シーズンスタートに。

 

ジョン・ステーヘマン

アヤックスには良い結果を得るだけのチャンスが十分あったが、彼らはそれを決められなかった。我々は後半ほとんどチャンスが無かったが得点できた。それがとても嬉しいよ。クヴァスがとても良いキックを持っているのは我々は知っている。我々は粘りを示すことができ、アヤックス相手にこういう結果を出せたのは本当に素晴らしいこと。しかし一方でこの勝利は何でも無い。シーズンは34試合続くんだ。アヤックスに負けていても我々は全く何も失わない。これは我々にとってボーナスポイント。普通に計算すれば我々が勝ち点を得られる試合では無いからね」

「プレシーズンはかなり苦労してチーム構成をどうするか探し続けていた。今日も改善点が多く見つかったが、素晴らしいと思うシーンもいくつもあったよ」

 

20:45 Vitesse - NAC Breda 4-1

2’ Thomas Bruns 1-0 / 20’ Bryan Linssen 2-0 / 31’ Tim Matavz 3-0 / 69’ Thierry Ambrose 3-1 / 77’ Milot Rashica 4-1

 

フィテッセはJCスハールからスタメン変わらず、今週加入したカスタイニョスはベンチから。NACは右バック ホルスフィールド、CB マリ、左バック アンジェリーノ、スピッツ アンブロース、左バイテン ガルシアとCitye組が並び、エールディヴィジ初のスペイン人3人のスタメン。

 

開始2分でビュートネルのクロスをブルーンスが決めてフィテッセが先制。その後もフィテッセが圧倒し、ラシーチャのクロスをマタフスが流してリンセンが蹴り込んで2-0. 30分過ぎにはマタフスが頭で決めて新加入の3人のゴールで早々に勝負あり。

 

フィテッセが大きく点差を付けることはできなかったものの、”CityB”にレベルの違いを見せつける内容で快勝スタート。

 

ヘンク・フレーザー

「サポーターに勝利を見せたいと望む試合だった。ホームでのこういう初戦は負けたくないもの。勝つための唯一の方法は1分目から全力でやることだ。我々の観客はフットボールに対して厳しいが、最初の30分間のプレーは間違いなくまずまず以上のものだった。だが全体的に見れば多分もう2,3点は決めなければいけなかった。昨シーズンの我々は下がってしまい、エネルギーを注がなくなる時間帯が多くあったが、今日もそれが見えた。特に自分たちの約束事をもう守っていなかった。自分たちの試合を勝手にする選手がおり、ボールを持った時の組織が機能しなくなっていた。リーグ戦でも欧州でもそんな余裕を持てない相手は多くいる。これがオランダの我々が持つナイーヴさであり、我々は今も変わっていない。だが一方でシーズン初戦でまずまず以上のプレーをできたことは賞讃にも値する」

 

スタイン・フレーフェン

「我々はエールディヴィジにいる、そういうこと。別のテンポ、別の激しさ。我々はジュピラーカンピューンでのこの半年間よりも賢くなった。これが良い目覚ましになる。このレベルで楽にやれると思っていた選手たちにこれが厳しい授業になって欲しい」

 

zondag 13 augustus 2017

12:30 PEC Zwolle - Roda JC Kerkrade 4-2

22’ Simon Gustafson 0-1 / 45’+1’ Dirk Marcellis 1-1 / 53’ Adil Auassar 2-1 / 62’ Simon Gustafson (str.) 2-2 / 66’ Mustafa Saymak 3-2 / 74’ Bram van Polen 4-2

 

PECはGKに戻ってきたブール。エイジブエを右バック起用でマルセリスとサンドラーのCBデュオ。契約延長したトーマスが10番に入り、前線は新加入のナムリとパルツィシェクにモクタール。ローダはGKにユルユス、10番にグスタフソン、スピッツにベルギーのタレント ファンカンプとレンタル組組。

 

PECがボールを持ってフットボールをする展開。10分にPECの組み立てのミスからファンカンプに最初の決定機が来たがブールがセーブ。この夏張り替えられた人工芝にクムが足を取られて膝を悪い角度に曲げて早くも最初の犠牲者かと思われたが幸いにも大事には至らず。20分過ぎにサイマクのバックパスが弱く、再びローダに決定機が来ると今度はグスタフソンが冷静に決めて先制。ローダのプレッシャーをPECが全くかわせなくなって低調な展開の中、前半終盤にはスタンドから大ブーイングが起きたが、HT直前にようやくPECが攻勢に立つとCKからマルセリスが頭であわせて同点に。

 

ローダはHTに人工芝の犠牲になったクムに代えてアウアサルを投入。しかし出だしからPECが圧倒してローダを押し込むと、ファン・ポーレンのクロスをアウアサルがオウンゴールで2-1. 防戦一方だったローダもロシュヘウフェルが抜け出した決定機にファン・ポーレンのタックルがPK判定で同点としたが、数分後にサイマクがトーマスのロングボールに飛び出して再びリードを奪うと、ファン・ポーレンのミドルシュートで勝負あり。

 

PECは組み立てに問題を残すも昨シーズンより遙かにコンディションが良く快勝スタート。ローダはグスタフソンが違いを作ったが全体のクオリティの差は明らかな完敗。

 

ジョン・ファン・スヒップ

「前半は伸び伸びとしたプレーはしていなかった。ちょっと緊張して自分たち相手にプレーしてしまっていたと思う。普通ならするはずの選択をしていなかったし、相手が我々を上手く捕まえてきた時に答えを出せなかった。後半は目に見えてかなり良くなった。何度もとても良いプレーをしてチャンスを作っていたが、ローダにも何度かチャンスがあった。逆の結果になっていてもおかしくなかったが、試合全体のチャンスの数を見れば相応しい勝利」

 

14:30 Feyenoord - FC Twente 2-1

23’ Nicolai Jørgensen 1-0 / 38’ Frederik Jensen 1-1 / 61’ Steven Berghuis 2-1

 

ランズカンピューン フェイエノールトジョーンスがフィットせず、19歳バイローがスタメンデビュー。トゥエンテはGKにブロンデール、6番にホラ、スピッツにクファシーナと新加入組。

 

コンパクトに守るトゥエンテ相手になかなかボールを運べなかったフェイエノールトだが、ボテギンのロングパスにボエチウスがワンタッチでテル・アーヴェストをかわし、クロスにヨルゲンセンがタイミングよくゴール前に入ってワンチャンスで先制。トゥエンテにほとんど攻撃を許さずに試合をコントロールし、次第に押し込んでいったフェイエノールトだが、FKの流れからフレデリク・イェンセンの素晴らしいミドルシュートで同点に。

 

後半はトゥエンテが盛り返して五分五分の展開になり、フェイエノールトがゲズブユクの笛にフラストレーションを溜めるも、FKにファーのベルフハイスが飛び込んで2-1. スペースが広がった終盤 フェイエノールトはトールンストラに代えてアムラバト投入で安定感を増し、大きな問題無くそのまま逃げ切り。

 

ルネ・ハーケ

「最終的にはフェイエノールトが相応しい勝利だが、我々は最後まで試合にすることができた。それはグループへの大きな賞讃に値すること。得に守備面はしっかり組織されていた。コンパクトさを保ってフェイエノールトの組み立てを妨害できていた。セットプレーから2-1にされたのが悔しい。終盤の最後のチャンスは決めなければいけなかったし、1ptかすめ取ることもできただろうが、試合全体を見ればそれは相応しく無かっただろう。だがチームの見せたパフォーマンスは誇りに思う」

 

14:30 Willem II - Excelsior 1-2

30’ Wellenreuther (e.d.) 0-1 / 52’ Zakaria El Azzouzi 0-2 / 66’ Fran Fran Sol 1-2

 

ヴィレムIIはGKにヴェレンロイテル、右バックにルイス、左バックにチミカス、中盤にクラウリーとチリヴェラが並び、前線はアサウイ、カウリバリーと新加入7人。エクセルシオールはGKにダーメン、フェースとマソップのCBデュオ、前線はブラインス、エル・アズジ、エルベルス。

 

30分にFKからマソップのヘディングがポストを叩くと、リバウンドがヴェレンロイテルに当たってオウンゴール。後半出だしにはエル・アズジがヴィレムIIDf陣の間でドフリーになって0-2. ヴィレムIIもソルのゴールで追い上げ、同点の大チャンスもあったが決められず、エクセルシオールもエルベルスがトドメのチャンスを逃してそのまま終了。

 

エクセルシオールはクラブ史上3回目の初戦勝利で好スタート。

 

ミチェル・ファン・デル・ハーフ

「とても嬉しいよ。大きな勝利。負けで始まって次に難しい相手は大変だからね。我々はまだ改善が必要。まだ90分間全力でやれない選手たちもいる。今日も試合の最後は多くの選手が消耗しきっていた。誰を代えるかよく考えないといけなかったよ」

 

16:45 FC Groningen - sc Heerenveen 3-3

6’ Morten Thorsby 0-1 / 40’ Reza Ghoochannejhad 0-2 / 53’ Lars Veldwijk 1-2 / 82’ Mimoun Mahi (str.) 2-2 / 86’ Morten Thorsby 2-3 / 88’ Mimoun Mahi (str.) 3-3

 

フローニゲンは右バックにテ・ヴィーリク、左バックにワルメルダム、中盤にドーアン、前線はマヒーの隣にフェルトワイクと新加入組がスタメン。ヘーレンフェーンはGK ハーン、右バック ドゥムフリース、CB ヘーフ、左バック ヴァウデンベルフと新加入組がスタメンに並び、サム・ラーソンの代わりにザネリとエーデーガールとの両バイテン。

 

ヘーレンフェーンは開始5分でドゥムフリースからトルスビーが決めてあっさり先制も、ハーンが喜びの余り右肩を外してvdステーンと交代に。お互いに高い位置でボールを奪って主導権を取ろうとするも、ミスが多くドタバタした展開。ヘーレンフェーンは再びトルスビーに決定機も枠を外し、フローニゲンもマヒーとフェルトワイクにそれぞれ至近距離でのシュートチャンスも決められず。前半終盤にヘーレンフェーンが圧倒すると再びドゥムフリースのクロスにオフサイドライン上のホーチャネヤドがあわせて0-2とし、ほとんど何もできなくなったフローニゲンに対してスタンドから大ブーイングが起きつつHT.

 

後半序盤にドロストのパスを受けたフェルトワイクが単独でヘーレンフェーンの守備陣をかわして1-2. さらにマヒーがペナルティエリア内でファン・アーケンにあからさまに引っ張られるもファン・ブーケルがスルー。数分後には反対側のペナルティエリア内でエーデガールトがワルメルダムに引っ張られたがこれもスルー。後半優勢のフローニゲンは残り30分を切ってドーアンに代えてファン・ヴェールトを投入。チャンスを決められずに時間が経過したが、残り10分にドロストがヴァウデンベルフに倒されてやっとPK判定で同点に。残り5分、スハールスのファールからのカウンターをロハス→フェールマン→トルスビーで勝ち越すも、ファン・アーケンの腕を掴んだフェルトワイクがファン・アーケンにシャツを掴み返されてのPK判定で3-3. ユーロボルフのスタンドが久しぶりに大盛り上がりのスペクタクルな展開でそのまま終了。

 

フローニゲンは未完成な部分が多いものの後半攻撃的なプレーを見せて今シーズンに期待が持てる内容。ヘーレンフェーンも攻撃的な両バックでフットボールに厚みが。

 

エルネスト・ファーベル

「我々は信じられないほど大きな粘りを示した。ビハインドを背負った後は道を見失い、さらに失点もした。ボールをキープすることも相手にプレッシャーをかけることもかなり苦労したが、観客のサポートで立て直すことができた」

 

ユルヘン・ストレペル

「3-3は良い結果だが、0-2リードし、終了直前に2-3にしたなら3-3にされたのはもちろんとても悔しい。痛い結果、というのがシンプルな表現。もちろん我々はこのカードは勝たなければならないが、両チームともハイレベルな試合では無かった。楽しく、魅力的な試合で、我々は何度か素晴らしいフットボールをしていたがね。前半の最後の15分間は十分楽しめた。相手は全くボールに触れていなかった。得にエーデガールトのラストパス。あれこそフットボールに見たいもの。しかし我々はもっと良くなれるし、こういう試合に楽に勝つにはもっと良くならなければいけない。今日も勝てたはずだったからね」

 

ワルネル・ハーン

「ボールが転がって来た時に冷静に寝そべって止めたけど、その時に肩に違和感があった。僕らのゴールの後にそれが酷くなったんだ。喜んだ時にこれは良くないと感じた。幸いにも肩の骨はすぐ元に戻ったし、すぐに快復すると期待している。今はもうだいぶ良いよ。痛かったけど大した怪我じゃ無い」

 

Stand

1 VITESSE 1 (1 0 0) 4-1 +3 3pt

2 FC UTRECHT 1 (1 0 0) 3-0 3 3pt

3 VVV-VENLO 1 (1 0 0) 3-0 3 3pt

4 PEC ZWOLLE 1 (1 0 0) 4-2 2 3pt

5 PSV 1 (1 0 0) 3 2-1 3pt

6 EXCELSIOR 1 (1 0 0) 2-1 1 3pt

7 FEYENOORD 1 (1 0 0) 2-1 1 3pt

8 HERACLES ALMELO 1 (1 0 0) 2-1 1 3pt

9 FC GRONINGEN 1 (0 1 0) 3-3 0 1pt

10 SC HEERENVEEN 1 (0 1 0) 3-3 0 1pt

11 AZ 1 (0 0 1) 2-3 -1 0pt

12 AJAX 1 (0 0 1) 1-2 -1 0pt

13 FC TWENTE 1 (0 0 1) 1-2 -1 0pt

14 WILLEM II 1 (0 0 1) 1-2 -1 0pt

15 RODA JC KERKRADE 1 (0 0 1) 2-4 -2 0pt

16 NAC BREDA 1 (0 0 1) 1-4 -3 0pt

17 ADO DEN HAAG 1 (0 0 1) 0-3 -3 0pt

18 SPARTA ROTTERDAM 1 (0 0 1) 0-3 -3 0pt