エールディヴィジCVがリーグ戦の形式を改良するために2016年以来長らく話し合いを続けてきたが、水曜日の全体ミーティングで最終的に否決、現在のフォーマットを継続させることに決まった。ミーティングではリーグの新フォーマット以外に人工芝問題とTV放映権分配方式についても議論されているが、未だ何らかの解決は見えていない。
2018/2019シーズンからのリーグ戦フォーマット変更を目指して実際に提案されていた改革案はエールディヴィジのクラブ数を16に減らし、リーグ戦終了後に上位6クラブでPOを行ってカンピューンスハップを決定するベルギー方式。このフォーマットではリーグ全体で年間約50milの収入アップが見込めると計算されていた。さらに18クラブを維持したままトップ・ゼスで1回総当たり方式のPOを行う案も作られていたが、試合日数が増える割に金銭面の利益が少ないと賛成意見がほとんど無かった。
各メディアのアンケートでもほとんどのファンが反対していた16クラブ&カンピューンスハップPO案に対して行われた投票の結果は各メディアの報道によると賛成は18クラブ中わずか8クラブ止まりで否決。VIによるとヴィレムII、エクセルシオール、NEC、スパルタ、ローダJC、ADOデン・ハーグ、FC フローニゲン、ヘラクレス・アルメロ、ゴー・アヘッド・イーグルスと弾き出される可能性があるレヒターライチェのクラブが軒並み反対に回り、最終段階で人工芝撤廃の合意が得られなかったことを理由にフェイエノールトが反対に回ったとのこと。この報道によれば賛成していたのはアヤックス、PSV、AZ、トゥエンテ、FC ユトレヒト、フィテッセ、ヘーレンフェーン、PEC ズヴォレということになる。
反対意見を押さえるためにトップクラブは15miの再分配の案を用意したが、PECを除いたレヒターライチェはトップとサブトップの差がさらに開くだけだと意見を変えることは無かった。