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エールディヴィジ、大改革は今回も起きず

木曜のエールディヴィジCVは育成の保護、試合条件の統一、プロ・フットボールの経済的価値の向上、リーグの設計変更、TV放映権料のより均一化という大きな議題が複合的プランとして議論されたが、結局16クラブ案や人工芝撤廃など最大のトピックでの改革は今回も合意に至らず、いくつかの小さな変更に留まった。ヘーレンフェーン会長 ルーク・アイセンハ「象の誕生のようなもの。ハードなお産だったが、何とか小さなことを一つ産み出せた」

 

今日の決定は実際の導入に2年間の移行期間が設けられ、2020/2021シーズンから新プランが実行されることになる。

 

16クラブ
エールディヴィジに他のフォーマットは導入されず、18クラブのまま。16クラブに減らす案は2/3の賛成票を得なかった。

 

昇降格
直接枠を1つ増やして2つにすることは合意。この変更にはエールステ・ディヴィジ(CED)の合意が必要だが、大きな障害は無いと見られている。

 

欧州戦
リーグ戦のスケジュール設計で欧州戦参加クラブは期間中試合開始時間を考慮されることに。さらに欧州戦参加クラブはベーカー戦の欧州戦参加クラブの登場ラウンドを1つ遅らせて第2ラウンドからにすることで合意。放映権料ランキング1位と18位の差は5.3倍から4.8倍に僅かに縮小。

 

共同基金
欧州戦参加クラブがUEFAから得た全収入の5%を共同基金に入れ、他のクラブに欧州戦ボーナスとして分配。冬越えをした場合は3,75%に減額。さらにFOXの放映権料の内全体の5%を均一分配。

 

人工芝
人工芝を敷かないクラブにシーズン毎に共同基金から35万ユーロの助成金を出し、天然芝やハイブリッド芝への移行を奨励するが、義務化はされず。

 

紳士協定
ベストの育成クラブであるAZ、アヤックスフェイエノールト、FC ユトレヒトPSVフィテッセで紳士協定を結び、お互いのタレントを引き抜かないことで合意。エールディヴィジ間でのユースのタレントの移籍に対する育成補償費の金額を大きく増やし、育成補償費が必要になる年齢を12歳から11歳に引き下げ。さらに全てのエールディヴィジクラブが自分のユースを持つことを義務化し、必要があればアマチュアとの提携は可能。

 

https://www.vi.nl/nieuws/revolutie-blijft-uit-in-eredivisie