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ヘット・カステールで早々のビハインドを追いつけず(第25節:スパルタ-uit結果)

フェイエノールトは日曜午後に今シーズン2敗目。同じ街のスパルタ・ロッテルダムとのアウエーゲームにおいて監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは試合開始早々のマティアス・ポグバのゴールにより1-0で敗れた。

 

難しい午後の輪郭はヘット・カステールで最初の笛が鳴った直後、開始1分も経たずに歓喜が爆発したことに表されている。左サイドからのクロスにマティアス・ポグバがヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンとテレンス・コンゴロの間で競り勝ち、ヘディングでのシュートにブラッド・ジョーンスはノーチャンス。

 

これにより早々にビハインドを背負ったフェイエノールトはおそらく想定以上に守備的に固めることができるスパルタを相手にしなければならないという最も望んでいなかったシナリオに進むことに。前半のフェイエノールトはコンパクトに構えるスパルタを驚かせる力が無く、1週間前にPSVを序盤圧倒したチームの影も無く、相手の守備を切り裂くにはあまりもプレーのテンポが低かった。

 

前半スパルタ・ゴールにシュートを浴びせたのはトニー・フィレーナとスティーヴン・ベルフハイスだけであり、GK ロイ・コルトスミットが大きな問題に陥ることは無かった。エルジェロ・エリアとベルフハイスの両バイテンスペーラーが対面の相手をほとんど抜けず、早めのクロスもほぼ届かなかったためにニコライ・ヨルゲンセンもほとんどプレーに絡めなかった。さらに逆風になったのはテレンス・コンゴロが30分で怪我によりピッチを後にしなければならなかったことであり、代わりにミケル・ネロムが投入された。

 

ファン・ブロンクホルストの2回目の交代も必要に迫られてのもの。完全にフレッシュな状態は無かったエリアに代わりHT明け直後にビラル・バサチコグルがピッチに入ったが、この投入も攻撃面で望んだような効果には繋がらず。残り15分でディルク・カイトがベルフハイスとの交代でピッチに入ってようやく、フェイエノールトは戦い疲れたスパルタをさらに押し込むことに成功。バサチコグルに大チャンスがあったがシュートはバーの上に跳び、その直前のイェンス・トールンストラのシュートもコルトスミットによって弾かれた。

 

終盤大詰めにフェイエノールトはさらにプレッシャーをかけるも、チームは結果を得ることはできなかった。スパルタDFによってゴールラインの後でクリアされたシュートがあったものの、先週とは違いフェイエノールトを助けることができたはずのゴールラインテクノロジーは無し。ロスタイムにもヨルゲンセンのシュートがセーブされ、ヘット・カステールへの訪問は大きな失望に終わり、フェイエノールトはカンピューンスハップ争いでとてつもなく高く付く敗戦を喫した。

 

Sparta Rotterdam - Feyenoord 1-0

Scorverloop:

1’ Mathias Pogba 1-0

 

Scheidsrechter: Danny Makkelie

Gele kaarten: Denzel Dumfries, Roy Kortsmit (Sparta), Rick Karsdorp, Karim El Ahmadi (Feyenoord)

 

Opstellingen:

Sparta Rotterdam: Roy Kortsmit; Denzel Dumfries, Rick van Drongelen, Michel Breuer, Sherel Floranus; Mart Dijkstra, Ryan Sanusi, Paco van Moorsel; Jerson Cabral (79’ Roland Bergkamp), Mathias Pogba (72’ Martin Pusić), Craig Goodwin (68’ Florian Pinteaux).

Feyenoord: Brad Jones; Rick Karsdorp, Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Terence Kongolo (28’ Miquel Nelom); Karim El Ahmadi, Jens Toornstra, Tonny Vilhena; Steven Berghuis (68’ Dirk Kuyt), Nicolai Jørgensen, Eljero Elia (53’ Bilal Basaçikoglu).

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/sparta-rotterdam-feyenoord-netherlands-eredivisie-2016-2017/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「ガッカリな試合。1分も経たず早々にビハインドを背負い、その後も試合に入れなかった。前半は全く脅威を作れず、全くフェイエノールトらしからぬ姿だった。全ての”50/50ボール”がスパルタに渡っていたのも我々が全く試合に入れていなかったから。どれだけ多くの選手が痛みを訴えていたかを見れば、競り合いに全力でいかなければいけなかったし、警戒していればもう一歩踏み込めたはず。選手たちはフィットしており、この試合に疲労は関係無い。平日に試合をしたスパルタの方が激しさがあった」

 

「自分たちの良い部分をやれず、ボールを持った時に間違った選択をしていた。過去の我々が見せていた奥行きのあるプレーが今日は無かった。これは怠惰さとは無関係。スパルタを倒せるほど十分良くなかったということ」

 

「エリアのコンディションを後からどうこう言うのは安易。エルジェロはフィットしていると言っていたし、それを私も信じた。テレンスが大腿部により30分で交代しなければならなかったのが残念。あれで早々に交代枠を一つ使ってしまった。ビラルはすぐに足首を蹴られて70%でプレーしなければいけなかったし、ニコライも蹴られて痛んでいた。私もあまり待たずにディルクを投入したかったために残念ながら終盤はもう交代ができなかった。できるならクラーメルも投入したかった・だがそれを弁解にはしたくない」

 

「非常に苦しい試合だったが、最後の20分間はまだ自分たちにゴールが生まれる感じはあった。ボールがラインを割ったかどうかのあのシーンについて不満を言うべきでは無い。受け入れるしか無い。我々にできるのは自分たちを見つめることだけ。ティートルレースにもあまり目を向けたくない。我々はこの敗戦をしっかり分析して来週のAZ戦に繋げないといけない。我々は1週間1週間でやっていく。今日は十分では無かった。とてもガッカリな午後」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-we-moeten-naar-onszelf-kijken

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29227/van-bronckhorst-we-leven-van-week-tot-week-en-vandaag-was-niet-goed-genoeg

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29228/van-bronckhorst-het-liefst-had-ik-ze-allebei-gebracht

 

カリム・エル・アマーディ

「自業自得の敗戦。スパルタの方が競り合いで遙かに強かった。特に前半の僕らはシャープでは無く単純にあまりに弱々しかったと思う。今日はカンピューンに相応しく無かった。今週も激しいトレーニングでしっかり鍛えていたし、スパルタは首位を倒そうとしてくるとしっかり意識しようとしていたけれど、弱々しい出だしで下がってしまった。だからこの結果は自分たちを責めなければいけない」

 

「これでまたティートルレースに緊張感が出てくるけど、僕らは自分たちのことをするだけ」

 

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29225/el-ahmadi-het-wordt-weer-spannend-maar-dat-hebben-we-zelf-gedaan

 

ディルク・カイト

「僕らは常に勝つために試合に入っているし、だから勝ち点を取るかどうかは自分たち次第。ここまで素晴らしい連勝だったけど、今日の試合を見れば全力でのプレーでは無かったし、数%でも足りなけれ僕らはば脆い。スパルタはすぐに得点を決めてアグレッシブなプレーだった。それで僕らは後退してしまった。この結果に弁解を探すべきではないし、自分たちの責任にしないといけない」

 

「この結果で僕らが揺らぐことは無いよ。今日は自分たちの力を見せられなかったけど、明日からはまた先に進む。自分たちを見失わないようにしないといけないし、もうこういう事が起きないように今日の出来事から学ばないと。今日でタイトルが台無しになった訳じゃ無い。最後に今いる位置にしっかりいることが大事」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/feyenoorders-leggen-schuld-bij-zichzelf-na-nederlaag

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29229/kuyt-we-moeten-bij-onszelf-blijven-en-leren-van-wat-er-vandaag-gebeurd-is

 

エリック・ボテギン

「僕らは多くの競り合いに負け、選択ミスをした。前半は酷く低調だった。後半多少良くなったけど、十分では無かった。今日は何もかも逆風。でも先に進まないと。あと9回フィナーレが残っている」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/41376-botteghin-er-zijn-nog-negen-finales.html

 

 

いくらなんでも6年ぶりのヘット・カステールでまた負けないだろう・・・とか思ってましたが、普通にまた負けました。メンタル面の問題という見解が多そうですが、単純に今回も相手の5-3-2と4-3-3の切り替えに全く付いていけずに戦術負けな気が。開始1分のボテギンがカブラルに外につり出されてゴール前テレンスの前でポグバにあわせるというゴールは相手からすれば完全に計算通りの形。5-3-2が想定外でそれは仕方なかったとしても、その後も修正が利かなかったのがテクニカル・スタッフの限界を感じないでも無いような・・・ まぁグッドウィンを始めスパルタが良すぎたのはありますが、戦術勝負ではまだユトレヒト-thuisも残っているのでもうちょっと何とかして欲しいところ。

 

で、幸か不幸か020も引き分けたので5ps差が4pts差になる程度の傷で済みました。020が落とす計算が立つユーロボルフでの試合だったので、今週は是非とも良い結果が欲しかったところだけに残念。ここからいよいよAZ-thuis, ヘーレンフェーン-uit, 020-uitと勝負の1ヵ月です。