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デン・ハーグで自分たちの首を絞める(第11節ADO-uit結果)

フェイエノールトは日曜午後にエールディヴィジの首位争いから後退。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはキオセーラ・スタディオンでよりアグレッシブだったADO デン・ハーグに敗北。後半 CBのスフェン・ファン・ベークが不運なオウンゴールにより1-0に終わった。

 

フェイエノールトは前半かなり下がったADO デン・ハーグに対してボールを持ってコントロール。ただロッテルダマースには大勢で守るハーヘナールス相手にゴールを決めるだけの創意工夫が無く、シモン・グスタフソンが2回シュートポジションに入っただけで、それも成功せず。

 

対するADOのプレーもフェイエノールトの雑なパスによるミスを待つだけ。30分過ぎにホームチーム陣内でのボールロストからエドゥアルド・ドゥプランが素早いカウンターを仕掛けたが、最後にボールが届いたマイク・ハーフェナールのシュートは幸運にもフェイエノールト・ゴールの枠を捉えなかった。

 

堅い人工芝で後半開始からは別のADOが姿を見せる。ホームチームは殻を破り、フェイエノールトにプレッシャーをかけて押し戻し、2回のCKを得る。1回目はティモシー・デライクにフリーでヘディングを許し、2回目はハーフェナールがバーを直撃。フェイエノールトはこれによって警告を受けたものの、ADOがその後もピッチ上で最も危険なチームであり続けた。

 

ケネト・フェルメールは元フェイエノールダー ルーベン・スハーケンのカウンターは止めたものの、残り20分にチームメイトによってゴールを破られてしまう。再び(オフサイドポジションにいた)スハーケンのクロスから、ファン・ベークによるクリアが不運な形でボールに当たり、残念ながら自陣ゴールへと転がっていった。

 

コリン・カジム・リチャーズとビラル・バサチコグルの投入で終盤に追いつこうとしたフェイエノールト。カジム・リチャーズにフリーでのヘディング・チャンスが来たが、ボールはマルティン・ハンセンの手に阻まれ、リバウンドを狙ったグスタフソンのシュートにもこのADOのGKが足で反応。ドゥプランはバサチコグルのふくらはぎを強く踏みつけてレッドカードでピッチを去った後、フェイエノールトは最後の攻撃に出たが思うような効果は得られなかった。

 

ADO Den Haag - Feyenoord: 1-0

 

Scoreverloop:

69’ Sven van Beek (e.d.) 1-0

 

Scheidsrechter: Kevin Blom

Rode Kaart: Duplan

Gele Kaart: Duplan, Malone (ADO), Vejinovic, Gustafson, El Ahmadi (Feyenoord)

 

Opstellingen:

ADO Den Haag: Martin Hansen: Dion Malone, Vito Wormgoor, Gianni Zuiverloon, Aaron Meijers; Kevin Jansen (79’ Tom Beugelsdijk), Timothy Derijck, Danny Bakker; Ruben Schaken (90’ Gervane Kastaneer), Mike Havenaar, Édouard Duplan.

Feyenoord: Kenneth Vermeer; Rick Karsdorp (74’ Bilal Basaçikoglu), Sven van Beek, Jan-Arie van der Heijden, Terence Kongolo; Karim El Ahmadi, Simon Gustafson (84’ Jens Toornstra), Marko Vejinovic; Dirk Kuyt, Michiel Kramer (65’ Colin Kazim-Richards), Eljero Elia.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/programma/ado-den-haag-feyenoord-netherlands-eredivisie-2015-2016/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「最初の1分目から雑で、全力を出さず、多くのミスを犯した。標準レベルをはるかに下回っていたのだから、この結果は完全に自分たちの責任」

 

「水曜のベーカークラシケルの後でこの試合の重要性はかなり強調していたが、それでも勝とうとするフェイエノールトは私には見えなかった。私には理解できないし、怒っている。ほぼ全ての競り合いに負けていたし、ボールキープも足りなかった」

 

「数回のセーブで我々を試合に留めてくれたフェルメール以外は誰一人本来のレベルに達していなかった。それは選手たちにも伝えたし、だから早めの交代も行ったが、できるならもっと多く替えたかった。今日の我々は最低レベルを下回っていた。私はもっと高いところを期待していたんだ」

 

「これはメンタルの問題。ADOは下がって我々のミスを待っていたのに、我々はその要求を満たしてしまった。だからADOの方が良かったのは当然。我々は雑で、ポジショニングが良くなく、パスも悪かった。これまでの試合のように後半立ち直ってファイティング・スピリットが出るのを期待したが、後半も前半と変わらなかった。試合になったのはケネトのおかげ」

 

「公式戦8試合無敗の後にこういう形で敗れるのは予想外だしとても残念。我々はコレクティーフとして失敗した。本当にトップを争いたいのならこういう試合は絶対に勝たなければいけない。我々はこれから学ばないといけない」

 

「ファン・デル・ハイデンを選んでいるのは組み立てのクオリティを考えてのこと。左利きと右利きを並べたいからね。その方が上手くいく。今日は右利き二人でも低調だっただろう」

 

「CKのトレーニングはしているが、なぜ試合でも実践できないのか私には分からない。もちろん今日も練習したことは上手くいかなかった」

 

「我々がPKを与えられるべきだったかどうか、失点の前にオフサイドがあったかどうか、私はコメントしない。問題でもないし、私は自分たちのことだけを見ており、我々は酷かった。追いかけるのは我々は慣れているが、残念ながらこの試合は落としてしまった。死ぬほど悔しいよ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98dit-was-ver-ondermaats%E2%80%99

http://www.fr-fans.nl/nieuws/20668/boze-van-bronckhorst-dit-is-een-mentaal-probleem

 

ディルク・カイト

「今日の僕らは普通に不十分だった。全てを出せれば上手くいくけれど、僕らにはそれが足りなかった。特にHT明け10分間、ADOは僕らのミスを待っていたのに、そこに僕らはあまりにも多くのミスを犯してしまった。今の僕の顔が多くを物語っているよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/34214-kuyt-het-was-gewoon-niet-goed-genoeg-vandaag.html

 

スフェン・ファン・ベーク

「自分でもどうしてこうなったのか分からない。何もわからない。僕らはゴール前に6人いて、僕はボールを上手く蹴れなかった。地面に崩れ落ちることもできたけれど、プレーを続けなければいけないのも分かっていたし、ひっくり返すために全力を尽くすしかなかった」

 

「僕らはチームとして100%を出せなかったし、それではここでは苦戦するのは誰でも分かる。本当に何もかもが失敗した午後。水曜の試合のように今日もそれを見せたかったけど…できなかった」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/34220-ben-nou-al-een-paar-keer-de-sjaak-geweest.html

 

ヒル・クラーメル

「ここで負けてしまえばここで歓声をあげることもできない。僕らはボールを持った時に雑すぎたし、テンポが低すぎてADOに抵抗させてしまった。あまりにもミスが多かった。僕は毎試合勝ちたいし、ここでは勝たなければけない。残念だし、悔しい」

 

「僕はこれまでの試合とそれほど変わっていないと思うけど、これまではゴールを決めることもアシストもできていた。これまでの試合と比較すればFWが低調だったように見えるだろう。僕はもっとやれるはずだし、チームとしてももっと機能できるようにしないといけないだろう」

 

ヴォルムホールにつかみ倒されたシーンについて

「クロスが上がった時にADOのDFがボールの方を見ていたとは思わない。僕の方だったはず。僕らにPKが与えられるべきだったといま言うのは簡単だけど、主審がPKにしなかったのだから、それで終わりだ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/34221-kramer-als-hij-geen-strafschop-geeft-is-het-k.html

 

カリム・エル・アマーディ

「残念だけどまた地に足を付けてやらなければいけない。ADOのせいではなく、それよりも僕ら自身の問題。あまりに雑で、メンタルも良くなかった。だから次の試合はまだ別の試合になるだろう。シーズンはまだ序盤だけど、6pts差になる可能性もできてプレッシャーは大きくなったけど、僕らはプロフェッショナルとしてそれを乗り越えないといけない」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/34223-we-staan-helaas-weer-met-beide-benen-op-de-gr.html

 

ルーベン・スハーケン

「テレンスを相手にするのは大変だったよ。彼は力強く、ファンタスティックな左バック。オランダ最高の左バックの一人だと思う。僕は楽じゃなかった。彼は優秀だし、お互いよく分かってるからね」

 

「放出された痛みは消えたよ。フェイエノールトはファンタスティックなクラブだし、僕は今でも定期的に訪れている。クラブの成功を祈っているし、アヤックス戦の勝利には僕も鳥肌が立った。素晴らしいクラブだし、フェイエノールトに復讐の気持ちなど全く無い」

 

「ゴールシーンの僕がオフサイドだったと聞いたけど、おそらく事実だろう。奥行きを出そうとしてぎりぎりにいたと思う。僕らにとって今回はラッキーだったということ。これがフットボールだ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/34216-schaken-kongolo-een-van-beste-linksbacks-van.html

 

 

トップゲームの後の格下相手の人工芝なんて、だいたいこういうところで落とすんですよね~という条件が揃いまくった典型的な試合でしたが、やっぱり今回も駄目でした。こういう試合で勝てるようにディルクに牽引役を期待してるんですがね~。なぜ直らないだろうか…

 

やなーりーのポジショニングがどうしても下がってしまう分で中盤のスペースが空いて機能しなくなる流れが例のごとく最初からありましたが、ジオはこのまま使い続けるようなので本人に勇気を出してもらうしかないですね。まぁとにかく今日はみんな悪かったです。正直ADOじゃなかったら何点取られていたかという印象。そして一人フェルメールだけ鬼神のようなセーブぶりで感動的な活躍でした。

 

だいぶ良くなってきた気がしていた一方でまだそんなに良い試合をしたわけでもないのもまた事実。来週末はまたテンション高くデ・クラシケルです。