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デン・ハーグで10人で引き分けて2018年終了 (第17節: ADO-uit)

フェイエノールトはカレンダーヤール 2018年をADOデン・ハーグとの引き分けで締めくくった。カールス・イェーンス・スタディオンでのリーグ戦は2-2で終了。スティーヴン・ベルフハイスとサム・ラーソンがジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームのゴールを決め、アブデナセル・エル・カヤティがホームチームのゴールを共に記録した。

 

ファン・ブロンクホルストはベーカー戦だけでなく、エールディヴィジでもこの1年を良い形で締めくくりたいと願っていた。それだけに早々に1-0にされたのは余計に厳しい衝撃。バルト・ニューコープがADOデン・ハーグのFWを引き倒し、開始4分でいきなり主審 ケヴィン・ブロムがイエローカードを提示、さらにアブデナセル・エル・カヤティがそのボールをゴール上隅に突き刺した。

 

素早い立ち直り
フェイエノールトは試合に入れていなかったものの、徐々に主導権を掴んで数回チャンスも。スティーヴン・ベルフハイス、レナート・ターピア、ロビン・ファン・ペルシが遠目からシュートを放ったが、ADOのGK ロベルト・スヴィンケルスを苦しめに派至らず、全て枠を外れた。

 

前半最後の1分でフェイエノールトは良い攻撃からスヴィンケルスを破ることに成功。サム・ラーソンのパスで奥に走り込んだファン・ペルシがベルフハイスにお膳立て。このバイテンスペーラーが強烈なシュートをゴールに決め、今シーズン自身リーグ戦5ゴール目でHTのスコアは1-1に。

 

ラーソンの見事なシュート
後半のフェイエノールトは遙かに良いスタートで、ファン・ペルシとニューコープから1-2にするチャンスも。そのどちらもスヴィンケルスの好セーブに阻まれたが、68分のラーソンのシュートには彼も答えを出せず。このスウェーデン人が左サイドから中に切り込んでゴールの右ポスト内側を直撃するシュートを決めた。

 

これによってフェイエノールトはデン・ハーグに来た目的: 3ptsで2018年を良い形で締めくくることができたかに思われたが、それは実現せず。15分を残してニューコープがペナルティエリア内のファールによって2枚目のイエローカード。ビデオ審判の介入でも結果は変わらず、エル・カヤティがPKを決めて2-2.

 

勝利の最大のチャンスはADOではなく10人のフェイエノールトにあった。途中出場 オルクン・コクチュがベルフハイスのパスからフリーのシュートチャンスを得たが、再びスヴィンケルスがセーブでホームチームを救った。この結果試合は引き分けで終了。フェイエノールトは順位表でコップローパー PSV(12pts)と2位アヤックス(10pts)との差をさらに広げられた。


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/verslag-adofey-1819---231218

 

ADO Den Haag - Feyenoord 2-2

Scoreverloop:
4' Abdenasser El Khayati 1-0

45' Steven Berghuis 1-1

68' Sam Larsson 1-2

77' Abdenasser El Khayati 2-2 (str.)

 

Scheidsrechter: Kevin Blom
Rode kaart: 77' Bart Nieuwkoop
Gele kaarten: Beugelsdijk, Nieuwkoop, Berghuis

 

Opstellingen:
ADO Den Haag: Zwinkels; Troupée, Beugelsdijk, Kanon, Meijers; Bakker, Immers, El Khayati; Becker, Falkenburg, Lorenzen (78' Zhang)
Feyenoord: Bijlow; Nieuwkoop, Van Beek, Van der Heijden, Verdonk; Tapia, Vilhena, Toornstra (69' Kökcü); Berghuis, Van Persie (78' Geertruida), Larsson (89' El Hankouri)

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「正当な結果。我々の試合の入りはとても酷かった。彼らがああいうスタートをするのは分かっていたし、我々は競り合いに行こうとせず、ピッチを広くしなければいけないと言っていたんだ。しかしこうしてはいけないと言っていたスタートを我々はしてしまった。それで彼らに競り合いにいけるというフィーリングを与えてしまい、すぐにミスを犯し、自分たちでかなり難しくしてしまった」


「順位表は見ていないし、今日はこの試合だけに目を向けていたが、自分たちのスタートのせいでADOを楽にし、自分たちを難しくしてしまった。その後はかなり良くなり、良いタイミングで同点にできたし、後半はスティーヴンとサムをかなりインサイドでプレーさせ、そこからかなりコントロールを得て勝ち越しのゴールも生まれた」


「1-2にした後も同じやり方を続けなければいけなかったと思う。我々は完璧にコントロールしていたし、ADOはプレッシャーをかわせていなかった。あの時間帯に1-3にしなければいけなかったが、そこからあのPKシーンを与えてしまった。主審の判定は受け入れるしか無い」


「ベーカー戦は勝ち進んだ一方でリーグ戦は5ptsを失った。だからこの一週間は複雑な気分。今はもう休むしか無いし、シーズン後半戦に向けて充電する」


「自分の去就についてはまだ分からない。この3年半をもとに決める。私はまだ何も決めていない」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/reactie-gvb-adofey-231218
https://www.fr-fans.nl/nieuws/38557/van-bronckhorst-pissig-we-maakten-het-onszelf-veel-te-moeilijk
https://www.fr12.nl/nieuws/49237-gio-door-die-start-maken-we-het-ado-makkelijk.html

 

ティーヴン・ベルフハイス
「主にフットボール面の問題。主導権を取り、押し込んでボールを持ち続けたいけど、僕らは前に出るべきタイミングでボールを何度も戻してしまい、そのせいでADOは前に出れたし、僕らは何度も彼らを追いかけることになった。だから自分たちで難しくしてしまっている」
「人工芝?このピッチはスピーディでボールが滑りやすいからボールを通すのはとても楽。そこは疑うべきじゃ無い。僕らはよくその話をするけど、僕らはミスを繰り返してしまっている。クオリティの問題?いや、僕らは前にボールを通すのをずっと忘れているんだ。意識の問題で、前線も後方でも、常に前にボールを動かそうとしないといけない」
「順位表で孤立しているけど、僕らはプレースタイルという面で得るものが多くあると思うし、その部分でまだまだ多く前進しないといけない。こういうクラブ相手にもね。ADOはバトルをしようとするけど、普通に良いフットボールでそれを封じないといけないんだ」
https://www.fr12.nl/nieuws/49236-berghuis-dan-maak-je-het-jezelf-zo-moeilijk-elke-keer.html

 

イェンス・トールンストラ
「こんなに不安定な理由?それが分かればね。僕らは上手くやる力があるけど、それをもっと長く見せないといけない。毎試合15分間は良いだけでは不十分。それがまだ出てしまった」
「シーズン残りはこれだけ大きな差があれば難しくなる。もちろんいつだってもっと良くなりたい気持ちはあるけど、実際昨シーズンとまた同じ状況。ウィンターストップ周辺で脱落するのはあまりに早すぎる」
https://www.fr12.nl/nieuws/49239-toornstra-eigenlijk-weer-hetzelfde-seizoen-als-vorig-jaar.html

 

バルト・ニューコープ
「ファール2つで2失点。これはとても悔しい。1回目は自分でファールをしたのは分かっていたし、エル・カヤティがそれを決めた。2回目は自分ではファールでは無く、上手く競り合ったという感じだった。最後に掴んだ場所を見ればPKでもしょうがないだろう。映像を見返せばどちらもあり得るけど、PKでもしょうがない。悔しいけど、この映像を見れば理解はできる判定」
「後半最初のチャンスはイェンスから良いボールを貰ったし、決めていればヘルトだった。2018年のこの終わり方はとても残念」
https://www.fr12.nl/nieuws/49240-nieuwkoop-het-is-van-beide-kanten-maar-hij-kan-m-geven.html
https://www.fr-fans.nl/nieuws/38560/nieuwkoop-baalt-om-2018-zo-af-te-sluiten-is-erg-zuur

 

問題のアウエーで人工芝でターピアがスタメンと嫌な予感がする条件が揃った試合。案の定非常に低調でしたが、それでも早々の失点以降はそれなりにチャンスも作れ、上手くHT直前に同点にできたので想定内ではかなり良い前半。そして後半は良くなってほとんど問題無く、勝ち越しもできて大丈夫そうでしたが・・・結局サイレンが鳴る中でセットプレーの連続で押されてまた余計なファールで引き分けというどうにもならない試合に。

 

ベルフハイスの戦術的見解が実に的を射ています。リーグ戦はほぼやることがなくなってユトレヒトに追いつかれないように気をつけるだけというところ。特にアウエーではモチベーションが難しい後半戦になりそうです・・・

 

ターピアは最後の試合お疲れさまでした。