フェイエノールトは日曜午後にFC ユトレヒトとのアウエーゲームに3-2で敗れた。ジョヴァンニ･ファン･ブロンクホルストのチームはウルビー･エマヌエルソンとサンデル･ファン･デル･ストレークのゴールで2-0にビハインドを負い、後半サム･ラーソンとロビン･ファン･ペルシのゴールで同点に追いついたが、最後の数勝でティモ･レッチェルトが決勝点を決めた。
試合前にはユトレヒトでの悲劇の犠牲者たちへの追悼が行われ、発煙筒、歌、横断幕で相応しい追悼に。これによって両チームとも多少興奮状態でスタートし、数分後にはあわやゴール。
フェイエノールトがサム･ラーソンによって最初のチャンスを得たが、上手く抜け出すもGK ダヴィド･イェンセンとの1対1を決めることができず。その直後にもファン･ペルシが見事に相手をかわして先制ゴールを決めるかに思われたが、足を滑らせてこのチャンスも消えた。
ユトレヒトはトニー･フィレーナのファールによってペナルティエリア際でのFKを得ると、エマヌエルソンがこのチャンスを決め、彼のシュートはポスト内側を叩いてゴールの中に入って1-0.
後半にはケネト･フェルメールが蹴ったボールが相手の足元に届き、そこからパスを受けたファン･デル･ストレークが決めて2-0.
フェイエノールトはスタメンを外されていたスティーヴン･ベルフハイスがピッチに入ると、数秒後にすぐに決定的な仕事。彼のアクションからラーソンが締めくくって2-1. 残り15分にはフィレーナのシュートをイェンセンがキャッチできず、こぼれたボールをファン･ペルシが決めて2-2に。
フェイエノールトがより攻撃的になってリスクを冒したことで、終盤両チームともさらにチャンスを得たが、最後の数秒でリチェドリー･バズールのシュートがポストを叩き、そこからティモ･レッチェルトがヘディングで決勝点。フェイエノールトは何も得られずにロッテルダムに戻ることになった。
この敗戦でフェイエノールトはAZに3位を奪われ、3pts差で追う結果に。
FC Utrecht - Feyenoord 3-2
Scoreverloop:
33' Urby Emanuelson 1-0
59' Sander van der Streek 2-0
64' Sam Larsson 2-1
75' Robin van Persie 2-2
95' Timo Letschert 3-2
Scheidsrechter: Serdar Gözübüyük
Gele kaart: -
Opstellingen:
FC Utrecht: Jensen; Klaiber, Letschert, Janssen, Gavory; Bazoer, Van Overeem, Emanuelson (79' Strieder), Van de Streek; Kerk (88' Venema), Bahebeck (76' Kramer).
Feyenoord: Vermeer; Martina, Van Beek, Botteghin (63' Berghuis), Haps; Clasie (82' Ayoub), Vilhena, Van Persie; Toornstra (88' Kökcü), Jorgensen, Larsson
https://matchcenter.feyenoord.nl/fc-utrecht-feyenoord-2018-2019
https://www.rijnmond.nl/nieuws/180026/Feyenoord-verliest-in-laatste-seconden-van-FC-Utrecht
ジョヴァンニ･ファン･ブロンクホルスト
「ああいう最後の攻撃でボールがゴールに入るのだから、どんなことでも起こり得るということが分かる。最後の最後の数秒で我々は試合を無駄にしてしまった。我々は上手く試合に戻り、勝ち越すチャンスもあったが、今回は反対側に決まった」
「ケネトは非常に優秀なGKだが、ああいうことはフットボールでは起きるもの。故意にやった訳では無い」
「我々は最初の15分間で先制すべきだった。あの時間帯で自分たちに報いることができたはずだが、我々はそれをしなかった」
「ベルフハイスの最初のアクションは素晴らしかった。HTに試合に戻れるようなら同じやり方で続け、その後選手交代をすると約束していたが、2-0にされた。ベルフハイスは最初のアクションですぐに素晴らしいクロスをあげ、我々が試合に戻るのを助けてくれた。その後全力で勝利を目指したが、最後の最後で失点したのはとても残念」
「ベルフハイスがベンチスタートだったの規律違反。数日前のトレーニングでの出来事でスタメンで出さないことを決めた。処分期間？それはまだ分からない。この試合に向けてのことで、我々は今週また次の試合に向かって取り組む」
https://www.fr12.nl/nieuws/50292-gio-geweldige-actie-berghuis-helpt-ons-in-de-wedstrijd.html
https://www.rijnmond.nl/nieuws/180038/Van-Bronckhorst-weet-nog-niet-of-Berghuis-zijn-straf-heeft-uitgezeten
ロビン･ファン･ペルシ
「最後の数秒でああいうゴールを決められればコメントするのは簡単じゃ無い。僕らはもっと良い結果に相応しかったと思う。何度か良いプレーをしてたくさんチャンスを作っていた。多分引き分けがよりフェアな結果だった。今日の僕らは良いプレーをしていたから残念。素晴らしい攻撃で試合に戻った。それでこうやって負けるのは辛い」
https://www.fr12.nl/nieuws/50291-van-persie-gelijkspel-was-misschien-eerlijker-geweest.html
スティーヴン･ベルフハイス
「ベンチスタートだった事について、問題を片付けたい。監督が棋王僕を外すと言った。実際のとこを罰を受けたんだ。先週トレーニングでちょっとあってね。僕にとっては処罰するほどのものではなかったけど、監督にとってはそうだったということ。だから受け入れた」
「試合前にこの話をすれば君らはいま質問する必要はなかっただろう。だからいま僕は話してる。大きな爆弾にする必要は無いよ。でも僕は自分のための話しておきたかったんだ。僕のフィーリングの問題。いまこうして話せて良い気分。後は先に進むしかない。クラブはもうかなりプレッシャーがかかっているし、この事も間違いなく助けにはならない」
https://www.fr12.nl/nieuws/50293-bankzitter-berghuis-gestraft-voor-incident-op-training.html
代表戦期間の後で何か変わるかと思いましたが、それなりに守備の安定感はあったもののFKと個人のミスで失点し、フットボールは低調なままといういつもの試合で最後に失点して敗戦。ということでスタメンを外されたベルフハイスの話に関心が集まっており、何があったのかよく分かりませんが、1試合で処分が終わらない可能性もあるということで、ファン･ヘール退任の発表後もなかなか悪い雰囲気からは抜け出せず。いよいよ3位陥落で先の見通しがだいぶ暗い残り7試合です。
