フェイエノールトは日曜午後にデ・カイプを訪れたFC ユトレヒト相手に1ー0で大きな勝利を収めた。チームは優勢だったが、引き金を引いたのはようやく最後の数分になってから。キャプテン ロビン・ファン・ペルシが怒り3分でジェレマイア・シン・ジュステのクロスからヘディングでネットを揺らし、解放感をもたらした。
フェイエノールトの勝利は相応しいと呼ぶ以上のもの。ずぶ濡れのデ・カイプでチームはほとんどボールを持ち(64%)、かなり多くのチャンスも得た。前半最も危険なフェイエノールダーだったファン・ペルシは計7本のシュートを放ったが、彼のシュートは不運にも枠を外れ、さらにGK ダヴィド・イェンセンに数回セーブもされた。スティーヴン・ベルフハイスやヨルディ・クラーシらのシュートもこのGKが立ちはだかった。
前半1つのチャンスも無かったFC ユトレヒトだが、後半に入ると牙を剥き始める。その中でエリック・ボテギンがゴールライン上でボールを何とか掻き出し、さらにヨリス・ファン・オーフェレームが自らシュートせず横パスを選んだことでヘット・レヒューンは安堵のため息。
60分過ぎにジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストはイェンス・トールンストラに代えてスピッツ ニコライ・ヨルゲンセンをピッチに投入。このデンマーク人スピッツは残り15分でファン・ペルシのパスからヘディングの大チャンスを得たが、頭に当てたボールは枠外に消えていった。さらにサム・ラーソンの強烈なシュートもイェンセンの拳に弾かれ、次第に時間が迫る。
それでもフェイエノールトは良い結果を信じ続け、それによって残り3分で遂に報酬を得る。ベルフハイスが見事なハックで掛けたがってきたシン・ジュステにボールを出すと、この右バックが上げた正確なクロスをファン・ペルシがゴール左隅にヘディングで決めた。
こうしてフェイエノールトはユトレヒトとのホームゲームで最後の最後に重要な3ptsを掴み、これによって再びヘラクレス・アルメロを抜いて3位となり、アヤックスとPSVを追い続けている。フェイエノールトは次の木曜にKNVB ベーカーでVV ヘメルトとのアウエーゲームを行う。
Feyenoord - FC Utrecht 1ー0
Scoreverloop:
87' Robin van Persie 1-0
Scheidsrechter: Dennis Higler
Gele kaarten: Malacia,
Opstellingen:
Feyenoord: Bijlow, St.Juste, Botteghin, Van der Heijden, Malacia; Clasie, Toornstra (62' Jørgensen), Vilhena; Berghuis, Van Persie (88' Tapia), Larsson. #FEYutr
FC Utrecht: Jensen; Klaiber, Letschert, Janssen, Guwara; Gustafson, Van Overeem, Gavory (88' Gortler); Kerk, Dessers (71' Venema), Tannane.
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/wedstrijdverslag-feyenoord---fc-utrecht-2018-2019
ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「ハードファイトだったが、相応しい勝利。前半の我々は素晴らしいプレーだった。多くのチャンスを作り、ペナルティエリア内で良いシュートチャンスが何度もあったが、結局自分たちに報いることができなかった。後半はカウンターを受けて何度も危ういシーンがあったが、我々は信じ続けて最後はまた自分たちも危険なシーンを作れた。勝つために全てのエネルギーを注ぎ、勝利を得られたのはとても嬉しい。この3ptsは非常に大きい」
「ユトレヒトが組み立てでほとんどリスクを冒さずにロングボールを蹴っていたのは見えただろう。だから我々も高い位置でプレッシャーを掛ける必要は無かった。常にセカンドボールを取れていたし、そこから連携で突破できていた。前半我々がやり残したのは得点を取れなかったということだけ。1点だけでは無く何点も取れたはずだし、決めていれば別の試合になっていた。最終的にはファン・ペルシとヨルゲンセンが一緒にプレーしてやりやすくなったと思う。ニコライはフィジカル面とフットボールの賢さという面でチームを助けてくれた。途中出場で素晴らしい仕事をしてくれたし、ますますフィットしてきている」
「組み立ては先週よりかなり良かったと思う。特にユトレヒトのプレッシャーの掛け方を見ればね。我々は主に右サイドから楽にフットボールをやれていた。シン・ジュステは良い試合をしたと思う。ケルクに対してとても警戒しつつ、良いタイミングを選んで奥行きを作っていた。髪型?私にはあまり理解できないよ」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/gvb-feyutr-230918
https://www.fr12.nl/nieuws/48310-van-bronckhorst-dat-was-al-beter-dan-vorige-week.html
ロビン・ファン・ペルシ
「今日の僕はもう数点取れただろう。スティーヴンからのボールのように、良いボールを何度も貰えたからね。2,3点は決めないといけなかった。
早々に先制すればもっと簡単な試合にできたのに、そのチャンスを逃してしまった。前半の僕らは良いプレーだったと思うし、チャンスを決めればチームに落ち着きが生まれていた。何とか上手く決まってくれて良かったけど、もう少し簡単に得点を決めたいしもっと早く試合も決めたい」
https://www.fr12.nl/nieuws/48307-van-persie-opgelucht-gelukkig-is-het-goed-gekomen.html
サム・ラーソン
「間違いなく僕らは勝利に相応しかった。多くのチャンスを作ったけど、もちろんそれを決めないといけない。得点できなかったせいで長い時間試合にグリップを失ってしまった。最終的にはロビンのゴールの後にコントロールを取り戻せた」
「先週の交代ようなことは時にあるもの。ああいう事が自分を強くしてくれるし、集中し続けるのが技術」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/37355/larsson-dit-soort-dingen-maken-je-sterker
ニコライ・ヨルゲンセン
「観客の前でまたプレーできたのは素晴らしいこと。久しぶりだ。楽しめたし、これからまたたくさん試合に出れることを願っている。スタメン出場の準備はできてるかって?それに近い常置だと思う。多分まだ90分は無理だと思うけど、スタメン出場はできるだろう。ハードワークしてすぐに本来のレベルに戻りたい」
「夏の移籍市場は怪我もあったから残留するつもりだった。昨年は山あり谷ありのシーズンだったからね。移籍間近だったということも無かった」
https://www.fr12.nl/nieuws/48313-jorgensen-over-transferzomer-mijn-intentie-was-om-te-blijven.html
タイレル・マラシア
「僕らはフェイエノールト。常にカンピューンスハップを目指さなければいけない。まずは自分たちに目を向けるべきだし、毎週3ptsを取らないと。そうすれば自ずとティートルを争える。サポーターが批判的なのは分かるけど、僕らはカンピューンスハップを視界から消すべきじゃない。僕らはPSVやアヤックスと対応?ああ、そうだ。僕らはフェイエノールト。とても大きなクラブだ。常に1位を目指さなければいけない」
https://www.fr12.nl/nieuws/48314-malacia-gelijkwaardig-aan-psv-en-ajax-ja-tuurlijk.html
前半はなかなか良かったと思います。出だし大雨の中雑なミスが続いて心配しましたが、20分過ぎくらいから良くなって、エネルギッシュにハイテンポなプレーでした。ただいつもなら決めてくれるファン・ペルシが今日はなかなか決められず、端的に言えばこれが苦戦の原因に。
そしてHTを挟んだらまた雑になり、結局前半のレベルに戻らないまま終盤という残念な試合に。最後にファン・ペルシが決めたので良かったですが、今シーズンは良いプレーをする時間が短すぎるのでまだまだ不安定極まりない感じで、AZ-uitで1-1、ユトレヒト-thuisで1-0と、サブトップ相手に苦戦しているのが現状。
問題は今週もはやり中盤で、今日は頼みのトニーも雑だったので3人とも不十分な出来。こういう状況でもアユプに出番が無かったのはどういうことなのか心配になります。ニコライがフィットすればファン・ペルシが10番で、少なくともイェンスは中盤には居場所が無くなりますが・・・ クラーシも相変わらずあまり大きなプラスにはなってないので道のりは険しいです。
良かったのはマラシアが非常に力強いプレーでタナーネとのマッチアップに勝っていたことですね。
次はアマチュアとのベーカー戦。入れ替えて苦しむというのが定番ですが、まぁさすがに入れ替えはするでしょう。