フェイエノールトはFC ユトレヒトを下してKNVBベーカー クワルトフィナーレ進出を決めた。木曜夜にデ･カイプドームステーデリンゲン相手にトニー･フィレーナのゴールによって1-0で勝利。ジョヴァンニ･ファン･ブロンクホルストのチームは試合を支配し、先制後も多くのチャンスを作ったが、それをモノにできなかった。
フェイエノールトが支配
現ベーカーウィナーとしてウィンターストップ後もベーカー戦を続けたいフェイエノールトにとって、アハストフィナーレスは重要な試合。十分に埋まったデ･カイプはヘルメス･ハウス･バンドによって温められ、試合開始直前の素晴らしい雰囲気作りに続いてフェイエノールトがアフトラップから支配。
ただフェイエノールトはフィニッシュに運が無かった。スタメンに戻ったファン･ペルシはFKからバーを叩き、サム･ラーソンは2回ユトレヒトのGK ダヴィド･イェンセンに阻まれる。1回目はこのGKがスウェーデン人のFKからクロスバー真下でボールを弾き出し、直後にはサンバ･サムのヘディングをゴールライン上でセーブ。
フィレーナが均衡を破る
トニー･フィレーナが30分過ぎに均衡を破る。ラーソンからのパスでゴール前に飛び出すと、一度は至近距離でイェンセンにセーブされるも、リバウンドを自ら詰めて1-0. フェイエノールトは特にHT明けに楽しい攻撃を存分に披露したが、それを決めることができず。
後半はチャンスは次々と続き、その中にはスティーヴン･ベルフハイスと代わりに入ったルイス･シニステラのポスト直撃も含まれる。そのリバウンドからファン･ペルシのシュートは高く外れ、直後にイェンス･トールンストラのシュートはイェンセンが弾き出した。ヨルディ･クラーシとロビン･ファン･ペルシに代わってレナート･ターピアとニコライ･ヨルゲンセンが入ってもデ･カイプは緊張感が残ったまま。
FC ユトレヒトの最後の攻撃
最終盤になってついにFC ユトレヒトも力を見せる。ティモ･レッチェルトのヘディングはイェンス･トールンストラがライン上でクリアし、ニック･フェーネマのヘディングは枠外に。ディック･アドフォカートが指揮するユトレヒトからの訪問者たちにゴールが生まれても、それは全く相応しいものでも無かっただろう。
ドローは土曜日
この勝利によってフェイエノールトはKNVBベーカー クワルトフィナーレス進出を決めた最後のチームに。土曜に次のラウンドのドローが行われる。当たる可能性があるのはフィテッセ、アヤックス、フォルトゥナ･シッタルト、sc ヘーレンフェーン、AZ、FC トゥエンテ、ヴィレムII.
Feyenoord - FC Utrecht 1-0
27' Tonny Vilhena 1-0
Scheidsrechter: Björn Kuipers
Gele kaarten: Willem Janssen, Tannane
Opstellingen:
Feyenoord: Vermeer; Nieuwkoop, Van Beek, Van der Heijden, Verdonk; Clasie (65' Tapia), Vilhena, Toornstra; Berghuis (46' Sinisterra), Van Persie (81' Jørgensen), Larsson.
FC Utrecht: Jensen; Klaiber, Letschert, Janssen, Gavory; Van Overeem, Emanuelson (71' Venema), Gustafson; Kerk (78' Görtler), Van de Streek (58' Bahebeck), Tannane.
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/wedstrijdverslag-feyenoord---fc-utrecht-20122018
ジョヴァンニ･ファン･ブロンクホルスト
「今日の我々はかなり良いプレーをしたと思う。我々は試合をコントロールしていた。ただ試合を終わらせるチャンスが十分あったのに、それをしなければ相手を試合に残してしまう。終盤は上手く凌いだシーンがまだ何度もあった。チャンスを決められなかったことは自分たちを責めることができる点だが、ピッチプレーについては私はもの凄く満足」
「ロビンのクオリティはみんな知っているし、彼のテクニックはもちろん卓越している。今日は数回ネット･ニートだったが、彼がチームにもたらしているものは誰の目にも明らか。我々もこの前の日曜より遙かに上手く試合に入っていたと思う。常に相手と競り合いに持ち込めていたし、今日は我々はとても良くやった」
「イェンスがその走力とフィジカルでチームに貢献しているものを見れば、彼も賞讃されるべき。とても賢いプレーをしていたシーンが何度もあった。今日のイェンスはとても多くのものをチームにもたらしていたと思う」
https://www.fr12.nl/nieuws/49207-gio-looft-van-persie-je-ziet-wat-hij-de-ploeg-brengt.html
https://www.fr-fans.nl/nieuws/38512/van-bronckhorst-onder-de-indruk-de-techniek-die-hij-bezit-is-natuurlijk-uitstekend
トニー･フィレーナ
「僕らはかなり多くのチャンスを作ったけど、全部ネット･ニートだった。それを決めていれば全く違う試合になっていた。前半は上手くコントロールしていたけど、後半は彼らがより出てきて僕らはよりそれを止めないといけなくなった。緊張感のある終盤で、どう転んでもおかしくなかったけど、僕らは上手く試合を終わらせたと思う」
「日曜の試合が良くなかったのは僕らみんな分かっている。だから今日は自分たちが良いということを見せないといけなかったし、僕らはそれをやった」
https://www.fr12.nl/nieuws/49206-vilhena-ik-denk-dat-we-het-goed-hebben-uitgespeeld.html
ロビン･ファン･ペルシ
「気持ちいい勝利とは言わないよ。2-0や3-0にしていたらそう言えただろう。快適では無かった。僕らは良いプレーをしたけど、自分たちに報いないといけない」。僕も今日は何度も外したし、いくつかは決めないといけなかった。上手く決まってくれなかったし、それで緊張感が残ってしまった」
「日曜のことは残念。このまま続けてリズムに乗りたい。最初の11～12試合で僕は良い感じでやれていたし、よりフィットして力強くなっているのを感じている。それを続けられることを願っているよ。日曜の後はお休みに入るけど、それも良いかもしれない」
「PSV戦前半のようなプレーを毎週するのはかなり難しい。でもこのグループにはああいうプレーをする力があるし、それをもっとコンスタントに出さないといけない。本当に争いたいなら、毎週力を発揮できないといけない。難しいけど、それを目指さないと」
「次のドロー？アヤックス-thuis. それが楽しいと思うよ」
https://www.fr12.nl/nieuws/49209-van-persie-je-wilt-doorpakken-en-in-je-ritme-komen.html
イェンス･トールンストラ
「勝てば次に進める、それは事前に分かっていたこと、シンプルだ。僕らは良い流れに乗っていたけど、日曜はああいう試合をしてしまって恥ずかしい。だからいまはべーか0が目指せるタイトルというのも分かっている」
「出だしはお互いに慎重だったと思う。その後は僕らが試合をコントロールしたし、今日は僕らの方が強かったと思うよ。特に観客の声援があり、夜の試合、プレーするには素晴らしい雰囲気だからね」
「日余蘊試合で自分がいたら違っていたと言うつもりは無い。先に進むしか無いし、僕は常に自分のできることをする。いつだって100%を出すようにするだけ。今日は競り合いでちょっと慎重になっていたけど、痛みは無くプレーできた。エメンではハムストリングを軽く捻ってしまって、僕にとってはハッピーな試合では無かった」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/38514/ik-merk-dat-ik-een-beetje-voorzichtig-ben-in-duels
サム･ラーソン
「次の相手？僕はカンブールではやりたくないね。あそこは楽しくは無い。人工芝にいつも寒い。僕はあそこでは楽しいフットボールはできない。一番格好悪いシャツ？それもカンブールかな、ハハ。でも彼らに別に敵意は無いよ。ADOのシャツも格好悪いしね。馬鹿にはしていないけど、美しいとは思わない」
https://www.feyenoordpings.nl/nieuws/eerste-elftal/204734/larsson-verbaasd-het-is-een-rare-manier-om-frustratie-te-uiten
好調のユトレヒト相手にdkdkのベーカー戦でしたが、相手があまり良い出来では無くほぼ問題無く圧倒。出だしはさすがに慎重でしたが、特に後半は大きなチャンスはかなりあったので、普通に決めていれば3点差くらいは余裕でついたはずですが･･･ 結局またベルフハイス、クラーシと怪我人を出し、最後はフェーネマが入って妖しい雰囲気の中でヒヤヒヤの勝利。まぁ内容的には良かったですし、ベーカー戦なので勝てばそれで良し。
ファン･ペルシとイェンスが入るとやはり違いはもの凄く大きいです。シニステラは45分間と長い出番を得ましたが、大きなアピールはできず。凄く悪いとは思いませんす、動き自体は良い気がしますが、足元でボールを受けた時の質はそれほどでもないような･･･
