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後半立て直してデ・フラーフスハップに勝利(第28節デ・フラーフスハップ-thuis結果)

フェイエノールトは土曜夜のデ・フラーフスハップ戦で力強い後半によって5連勝を収めた。ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはHTにまだ0-1のビハインドを背負っていたものの、後半に反撃。ミヒル・クラーメルとエルジェロ・エリアのゴール、そしてタイス・バウマのオウンゴールでスーパーブーレンを3-1で下している。

 

主審 バス・ナイハイスがデ・カイプで前半終了の笛を吹く数秒後にはトニー・フィレーナに大チャンス。しかしエルジェロ・エリアのパスを受けたこのMFのシュートはGKの手に収まり、前半最後の15分間のフェイエノールトを象徴するシーンだった。

 

ファン・ブロンクホルストのチームはこの時間帯に何度もチャンスを作ったものの、最後のところでシャープさに欠けていた。ディルク・カイトの出場停止でチームに戻ったシモン・グスタフソンのシュートは枠を外れ、フィレーナは3回のシュートをセーブされ、CKからミヒル・クラーメルのヘディングはGK ヒデ・ユルユスに弾かれて完全にはゴールラインを超えなかった。

 

この時間帯までにフェイエノールトはすでにビハインドを背負う展開。チームはここまでの数試合とは対照的に前半30分間守備組織が機能せず、デ・フラーフスハップに数回GK ケネト・フェルメールへの攻撃を許していた。その結果 リック・カルスドルプを抜き去ったとロビン・プロッペルにネットを揺らされている。

 

後半 同点ゴールを狙うフェイエノールトはシモン・グスタフソンに代えてビラル・バサチコグルを投入。そして10分もせずにクラーメルのエヒテ・スピッツゴールでそれを実行することができた。ミケル・ネロムのパスにこのFWがつま先でのワンタッチでボールをコントロールし、GKを抜いて1-1.

 

ゴールが生まれたこの時間帯、フェイエノールトは自分たちのホームを完全に支配。怯えていたかのような前半に比べ、後半はボールテンポが上がり、奥行きを作るプレーも増えた。それが生まれたほとんどはエリアとバサチコグルが絶えずアクションを起こし続けたサイドからだ。

 

残り15分でフェイエノールトの2点目を決めるベースになったのもこの二人のバイテンスペーラーだった。先週のフィテッセ戦でも途中出場で重要な働きをしたバサチコグルが挙げたボールがGK ユルユスの上を超え、エリアは押し込むだけで良かった。

 

後半のデ・フラーフスハップはもう自分たちの陣内から出てくる力がほとんど無かったため、このゴールでフェイエノールトの復活は完了。残り5分にはクラーメルのヘディングにタイス・バウマが不運な形で足に当てたボールが自陣ゴールに入って最後の疑念も消えた。

 

Feyenoord - De Graafschap 3-1

Scoreverloop:

26’ Robin Pröpper 0-1

55’ Michiel Kramer 1-1

76’ Eljero Elia 2-1

82’ Thijs Bouma (e.d.) 3-1

 

Scheidsrechter: Bas Nijhuis

 

Opstellingen:

Feyenoord: Kenneth Vermeer; Rick Karsdorp, Sven van Beek, Eric Botteghin, Miquel Nelom; Karim El Ahmadi, Simon Gustafson (46’ Bilal Basacikoglu), Tonny Vilhena; Jens Toornstra, Michiel Kramer en Eljero Elia.

 

De Graafschap: Hidde Jurjus; Bart Straalman (46’ Thijs Bouma), Robin Pröpper, Ted van de Pavert, Jeroen Tesselaar; Karim Tarfi, Mark Diemers, Youssef El Jebli (72’ Dean Koolhof), Andrew Driver (67’ Nathan Kabasele); Vincent Vermeij en Cas Peters.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-de-graafschap-netherlands-eredivisie-2015-2016/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「最初の30分間は良くなかった。我々はやってはいけないことをすべてやり、デ・フラーフスハップが試合に入るのを助けてしまった。相応しい失点をしてからようやくテンポが上がり、チャンスを作ることができるようになった」

 

「自分たちであまりに難しくしてしまっていた。ボールテンポを高く保ち、スピーディにサイドを変えるなど約束事をいろいろしていたが、それが実行されなかった」

 

「HTにビラルに替えてシモンを入れたのは我々のプレーに満足していなかったから。サイドから脅威を作り、中盤をプント・ナール・アハテレンでプレーしたかった。交代後の我々は粘りが増し、テンポも上がった。我々がゴールを狙おうと全力を尽くしていたのは見えたはず。同点ゴールを決めたことで試合がやり易くなり、あとはもっとゴールを待つだけだった」

 

「ビラルは良くやってくれたし、違いを作ってくれた。私の選択を次第に難しくしてくれているよ。彼と途中から投入できるのは嬉しいこと。トニーも30分過ぎからボールを追った選手の一人。彼は競り合いの強さとパスで重要な存在だ」

 

「エリックは波打ち際の岩。それは今日も見えた。我々にとって重要な選手だ。前進守備をすべきシーンもあるが、そこは取り組んでいるし、今日も良くなっていた」

 

「終わってみれば我々は60分間良いプレーをしたし、相応しい勝利。だが次の試合では最初の30分間から今日の後半のようなプレーをしなければいけない」

 

「勝って重要な勝ち点を取れたことは嬉しい。これで代表戦休みを待つことになるが、まずは木曜にスパルタとのチャリティのためのダービーがある。その後はエクセルシオール戦へ向け、怪我でまだ無理なテレンス以外の全員がフィットして戻ってくるのを期待しよう」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98hebben-het-onszelf-te-moeilijk-gemaakt%E2%80%99

https://www.fr12.nl/nieuws/36490-van-bronckhorst-bilal-maakt-het-mij-steeds-mo.html

 

カリム・エル・アマーディ

「前半は低調だった。失点の仕方も馬鹿げた形。ビラルが入って後半はより前に勢いが出て、簡単にゴールを決めることもできた。前半のような怠惰はあってはならないことだけど、僕らにはそれが何度も起きてしまっている」

 

「カイトの不在?特に彼の握手が無いが寂しいね、ハハ。いy、確かにカイトは何度も僕らを助けてきたけど、後半の僕らはカイト抜きでも勝てることを見せた。ポジティブさを失わずに全力で3位を目指さないと」

 

「ビラルはまだ20歳。彼は信頼に値するよ。この数週間はとても良くやっているし、年齢を考えれば彼への批判は多すぎると思う。毎日ビラルと一緒にやっていれば、多くのクオリティを持っているのは分かる。彼は毎試合ベストを尽くしている。外からフェイエノールトに来た選手は時間が必要。特に若い選手はね。彼は毎日ハードワークしているし、それが何より大事なこと」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/36486-el-ahmadi-zag-gemakzucht-het-overkomt-ons-vak.html

https://www.fr12.nl/nieuws/36492-el-ahmadi-ik-vind-dat-hij-te-veel-kritiek-kri.html

 

ヒル・クラーメル

「エヒテ・スピッツゴールかって?そうだね、そう思うよ。それにとにかくとても重要なゴールでもあった。あのゴールでチームに自信が戻り、僕らはまだ楽にフットボールができるようになった。後半は終わってみれば僕らはデ・フラーフスハップより良かったのは明らか。でも僕らはまたかなり奥行きを作らなければいけなかったし、僕からしてみれば全く余計だったと思う」

 

「最初の30分間は全くベストでは無かった。眠いようなプレーで、それではデ・フラーフスハップのようなチーム相手にも苦しくなる。前半最後の30分間でプレーが良くなり始め、幸運にも後半に試合をモノにすることができた。でもこういう試合はもっと楽に勝たなければいけない」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/kramer-%E2%80%98na-mijn-goal-kwam-het-vertrouwen-terug%E2%80%99

 

ビラル・バサチコグル

「内心スタメンのつもりだったし、スタメンで無かったのはガッカリだった。でも僕はポジティヴさを失わなかったし、途中出場でチームに貢献できて嬉しいよ。いや、監督から説明は無かった。でもそれが大人の世界。その中でしっかりやるしかない。自分が試合開始からでもやれるということは疑ってないよ。僕はずっと自分を信じているし、フィーリングも戻ってきた。これが僕だ、というフィーリングを持てている」

 

「僕はもちろんまだ若いし、大きなクラブに適応するのに時間は必要。フェイエノールトではいろんなところを注目される。カイプ恐怖症と言われるけど、僕自身はそれを信じたことは無い。でも多くのプレッシャーがあるのは確か。フェイエノールトでの批判はヘーレンフェーンでのよりずっと激しい」

 

'’Utrecht, Utrecht, Bilal komt eraan’‘のチャントに

「観客が僕の名前を歌ってくれるのは嬉しいもの。プラスαの勢いを与えてくれる。ヘット・レヒューンが僕を支えてくれたのはこれが初めてだと思う。これで3試合価値を示せた。代表戦休みに入ってしまうのが残念だ。スタメンでややれると十分示せたと期待してる、相手が疲れてなくても僕は相手を抜き去れるよ、ハハ」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/36487-bilal-ik-kan-dit-ook-vanaf-de-eerste-minuut-d.html

https://www.fr12.nl/nieuws/36491-bilal-eerste-keer-dat-het-legioen-zo-achter-m.html

 

エルジェロ・エリア

「デ・フラーフスハップが良かった?僕はそうは思わない。僕らが彼らのレベルに合わせてしまったことで問題が起きた。前半最後の15分間から僕らは自分たちのプレーを始め、上手くいったんだ」

 

「僕は若手にいつも『観客を気にするな』と言ってる。そうでなければ混乱するからね。そうやって彼らの力になりたいんだ」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/36489-elia-ik-zeg-altijd-laat-het-publiek-niet-in-j.html

 

 

案の定ドタバタしつつ、なんとか勝利。まぁ前半は酷いもんでしたが… 相変わらず走らないクラーメルと存在感の無いシモン、相手を抜けないエリア、とこれだけアタッカーがgdgdだとやっていてチームに自信が生まれないのもしょうがないですが、あと6節こんな感じでやってくしかないわけで、ビラルがここに来て台頭してきてるのはありがたい話。3milの移籍金がプレッシャーになってかなり厳しく扱われてきたので、カリムのコメントがじんわりきます。スタメンでも十分やれそうな雰囲気が出てきてますが、左サイドで見たいような。

 

クラーメルはゴール前にチャンスボールが来ればそれなりの確率で決めることを証明してますが、実際それ以外の仕事をほとんどしておらず、スパルタ戦でアナスやヤーリの出番が観たいですねぇ。