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アルクマールで圧勝(第16節:AZ-uit結果)

フェイエノールトはFenerbahçe戦の失望から見事に立ち直った。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはAZとのアウエーゲームに0-4で圧勝。スティーヴン・ベルフハイス、ヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデン、ニコライ・ヨルゲンセンが前半の内に大量リードをもたらし、後半にはトニー・フィレーナがさらに点差を広げた。

 

ロッカールームに向かうホームチームにAZの観客がブーイングを浴びせたことが、前半のフェイエノールトのプレーに対する最大の賞賛だったと言えるだろう。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは最初の瞬間からアルクマールダースに襲いかかり、彼らに自分たちのプレーをする余裕を一瞬も与えなかった。

 

これは木曜夜にZenit St. Petersburg相手に死力を尽くしたELの試合をしていたAZには正しい戦術だったことが明らかに。フェイエノールトも欧州戦を行っていたが、それでも遙かにフレッシュな状態でこの日を向かえていた。その代表例がスティーヴン・ベルフハイスのパフォーマンス。11月6日(ゴー・アヘッド-uit)以来のスタメン出場(ディルク・カイトがベンチ・スタート)となった彼は、古巣相手に素晴らしい印象を残すプレー。

 

ベルフハイスはフットボールの上手さを11分目に証明。右サイドから切れ込むとヨルゲンセンとのコンビネーションから利き足にパーフェクトなパスを受けると、強烈なシュートをゴール右隅に突き刺した。

 

ヨルゲンセンは8分後にもフェイエノールトの2点目をアシスト。このスピッツが今度は見事なボディフェイントで対戦相手数人をかわしたヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンと連携を見せると、ヨルゲンセンの戻したパスでGKと1対1になったファン・デル・ハイデンは多少幸運もありつつ、ロッテルダマースでのリーグ戦初ゴール。

 

このリードがフェイエノールトに自信を与えたものの、HT直前までプレーがやや淡泊にもなる結果に。チームはチャンスシーンを数回雑なプレーで逃し、AZに危険な状況を作らせてもしまっていた。しかしHT直前にファン・ブロンクホルストが試合直前に予想していた切り替えシーンでフェイエノールトは試合出だしのシャープさを再び示す。イェンス・トールンストラとフィレーナを経たカウンターの最後をヨルゲンセンが冷静に決めてリーグ戦12ゴール目。

 

後半フェイエノールトは多少ガスを抜くものの、それでも簡単に楽々と状態は変わらず。ブラッド・ジョーンスが多々1回だけダブネイ・ドス・サントスの危険なシュートをセーブしたが、それ以外でロッテルダマースの守備陣が冷や汗をかくことは無かった。反対側ではフェイエノールトは数多くの得点チャンスを逃し続けたが、69分にフィレーナがエルジェロ・エリアからのパスを左足で突き刺して4点目。

 

これでチームは11月半ば(N.E.C.-uit)以来初のアウエー勝利を手中に。さらにここまで首位争いで重要な意味を果たしている得失点差の面でも好結果を収めた。ただチームは終盤さらに何度もぜったたいt劇なチャンスを逃しており、もっと大差でアルクマールを去ることはできた。

 

AZ - Feyenoord 0-4

**Scoreverloop: **

11. Berghuis 0-1

19. Van der Heijden 0-2

45. Jørgensen 0-3

69. Vilhena 0-4

 

Scheidsrechter: Björn Kuipers

Gele kaarten: Van der Heijden (Feyenoord)

 

Opstellingen:

AZ: Sergio Rochet; Mattias Johansson, Derrick Luckassen, Stijn Wuytens, Ridgeciano Haps (60. Thomas Ouwejan); Joris van Overeem, Robert Mühren, Ben Rienstra; Iliass Bel Hassani (46. Alireza Jahanbakhsh), Wout Weghorst, Muamer Tankovic (46. Dabney dos Santos).

Feyenoord: Brad Jones; Rick Karsdorp (75. Bart Nieuwkoop), Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Miquel Nelom; Karim El Ahmadi (76. Renato Tapia), Jens Toornstra, Tonny Vilhena; Steven Berghuis (78. Bilal Basacikoglu), Nicolai Jørgensen, Eljero Elia.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/az-feyenoord-netherlands-eredivisie-2016-2017/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「チームを楽しんだよ。今日の我々はフットボールのあらゆる面でベストだった。ボールを持った時のプレーが非常に良く、中盤のポジショニングも良かった。適切なタイミングでプレッシャーを掛け、ボールを持ったらすぐに奥行きを作り、試合を完全に手中にしていた。さらに何度も良いカウンターがあったし、HT直前の3点目が非常に大きかった。我々は素晴らしいプレーをした。誰がベストだったかを言うのは難しいが、チームとしてとても上手くやったと言える。この勝利はチーム全体を賞賛する他無い」

 

「我々は自分たちに向けて良いシグナルを出せた。木曜のガッカリな試合の後でしっかりとボタンをかけ直し、良い、重要な勝利を収めることができた。昨年の我々はここで辛い敗戦を喫したが、その経験から学んでいることを示せた。AZは攻撃的に試合に入ると思っていたが、それほどでもなく、おかげで我々がボールをキープできた。木曜の後とは対照的に、この結果はメンタル面で弾みになる」

 

「私はニコライにはとても喜んでいるし、彼は今日もまた重要な仕事をしてくれた。彼はゴールを決めるだけでなく、他の選手に尽くすこともできる。ベルフハイスのゴールでファンタスティックなボールを出したし、あれで我々は試合に乗ることができた。あの瞬間が自信とエネルギーを与え我々によって簡単な夜になったんだ」

 

スタメンの選択について

「難しい選択は私は毎週しなければいけない。今日もそうだったし、水曜もそうだろう。選手たちはピッチ上の11人だけでなくベンチのメンバーも精力的。難しい選択はフットボールには付きもの」

 

終盤プレーが軽薄になってチャンスを逃し続けたことについて

「不必要なミス。エリアは試合後ロッカールームで謝罪もしていた。4-0だったが、相手がすでに打ち倒されているなら、もっとゴールを決め続けなければいけない。今日の唯一のマイナス点はまだあれだけ多くのチャンスがあったのに決められなかったこと」

 

ファン・デル・ハイデンの出場停止について

コンゴロが今日ベンチに入ったのは伊達では無い。彼は今日90分で無くても試合の一部なら出ることはできた。来週はヤン・アーリーが出場停止になるし、テレンスがプレーできるだろう」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-genoten-van-het-team

http://www.fr-fans.nl/nieuws/27921/van-bronckhorst-we-kwamen-op-het-juiste-moment-voor

http://www.fr-fans.nl/nieuws/27931/van-bronckhorst-ook-boos-elia-verontschuldigde-zich-na-de-wedstrijd-in-de-kleedkamer

https://www.fr12.nl/nieuws/40216-kongolo-kan-van-der-heijden-vervangen-hij-is-inzetbaar.html

 

イェンス・トールンストラ

「前半の僕らのプレーはとてもエネルギッシュで、AZにかなり上手くプレッシャーを掛けることができていた。それがこの勝利のベース。僕らはかなり多くのエネルギーを注いだ。AZを倒すにはそれが必要でもるんだ」

 

「この試合は今シーズン前半の僕らのベストゲーム トップ・ドリーには間違いなく入るだろう」

 

「中盤でプレーできて楽しかったよ。前線がとてもダイナミックで流動的だから、ボールの出しどころが多くてフットボールがかなり上手くいった」

 

「メディアでは『危機』か『コールシンゲル』の見出しばかり。僕らは普通にティートルを争うというシグナルを出した」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/40206-toornstra-dat-voetbalt-gewoon-heel-lekker.html

http://www.fr-fans.nl/nieuws/27920/toornstra-we-waren-heel-erg-energiek

 

スティーヴン・ベルフハイス

「綺麗なゴールだったでしょ?またプレーできて嬉しかったよ。この時をずっと待っていた。臀部の怪我でほぼ1ヵ月外れていたけど、でも最近の出場期間は僕からしたらあまりに少なかったからね。チャンスを貰えて嬉しい。聞いたのは今朝になってから。チャンスを貰えれば準備はできていた」

 

「早々のゴールがプラスαの勢いを与えてくれたけど、試合の出だしから僕らは良かった。今シーズンの僕らのベストゲームだったと思う。特にボールを持った時がね。でもフットボール面はもっと良くできるし、これはその積み上げのための素晴らしいステップだと思う」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/40208-berghuis-blij-met-treffer-heb-lang-moeten-wachten.html

http://www.fr-fans.nl/nieuws/27923/ik-ben-hard-blijven-trainen-en-was-daardoor-klaar-voor-vandaag

 

ニコライ・ヨルゲンセン

「アシスト数でも僕が1位なのは知らなかった。とても嬉しいよ。FWとして他の選手にアシストするのも仕事だからね。CostaもAubameyangもとても偉大な選手。シーズンが終わって彼らと同じ領域にいられたらとても誇りに思う。彼らがプレーしているリーグは違うけどね」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/40209-mvp-j%F8rgensen-een-aanvaller-moet-ook-anderen-bedienen.html

http://www.fr-fans.nl/nieuws/27926/jorgensen-we-praten-daar-nog-niet-over-maar-natuurlijk-zijn-we-dat

 

ヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデン

「僕らにとってはとても良い試合だった。低調な時間帯も時々あったと思うけど、自信はあったよ。AZはとても良いチームだけど、僕らは支配して正当な勝利を収めた。高いレベルでプレーできるのはシーズン全体でもそう何度もあることじゃないけど、自分をシャープに保とうとしないといけない。今日より低調なこともあるだろうけど、僕らはみんなに良いシグナルを送れた。僕らは強い相手にも1分目から支配して圧倒できるというところを見せたんだ。この最終スコアは僕らの力強いプレーをしっかり反映していないとさえちょっと思えるくらいにね」

 

「僕のゴールはちょっとラッキーだった。ワン・ツーの後でボールが離れてしまった。でも決まれば問題ない。とても嬉しいし、もっと決められるのを願ってるよ」

 

「決まった後にどうするかは正確には考えてなかったけど、変わった喜び方をしようとプランを立てていたんだ。”ヤン・スハーリー”のニックネームを貰ってるから、ファンのために鋏ポーズで祝えたら面白いと思っていた」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-der-heijden-%E2%80%98dolblij%E2%80%99-met-eerste-feyenoord-goal

https://www.fr12.nl/nieuws/40211-van-der-heijden-juicht-met-schaartje-als-bedankje-voor-de-fans.html

http://www.fr-fans.nl/nieuws/27925/van-der-heijden-juicht-met-schaar-leuk-om-een-goal-en-bijnaam-zo-te-vieren

 

エルジェロ・エリア

「これは僕らのベストゲームでは無かったけど、最も簡単な試合の一つだっただろう。全てが上手く行った。こんな簡単にいくとは思ってなかった。でもAZに勝つとは思ってたけどね」

 

「これは正真正銘 チームパフォーマンス。全員がボールを要求し、お互いのためにファイトした。木曜のガッカリな試合の後でこういう試合ができたのは本当に素晴らしいこと。Fenerbahceの内容よりもこのチームにもっと力があるのは僕は分かっていた。それをAZ相手に見せられて良かったよ。みんなが自信を強く持っているのも見えただろう」

 

「デ・コールシンゲルはまだまだ遙か遠くにある。僕らは1週間1週間でやっていかないといけない。結論を出すにはシーズンはまだまだ長い。でも僕らは上手く行っている」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/40217-elia-genieten-van-nu-want-de-coolsingel-is-nog-h%E9%E9l-ver-weg.html

 

 

AZ-uitでまさかの圧勝です。多分あと4点くらいは取れた勢い。いろいろありましたが、まぁ端的に言うとELで死力を尽くしたチームとそうでないチームの差がそのまま出たか。AZが自信を持ってもっとイケイケで来るというのが最悪の予想でしたが、ありがたいことにそれほどでもなく、中盤のスペースもかなりあったので多少組み立てに苦しんでも中盤で競り勝てるので、結果としてフェイエノールトとしてはかなりやりやすい部類のお手頃な相手に。序盤こそお互い雑だったものの、ニコライの仕事で2点差にし、その後AZが多少試合に入ってきたかなという時間帯の後にカウンターで3点差にして前半を終えられたのが決定的でした。後半はもう完全に試合になってなかったですね。ちゃんとフィニッシュを決めていればアルクマールで歴史的大勝もできたでしょうが…

 

で、ディルクを外してイェンスが10番、ベルフハイスが右バイテンに。フットボール面での差は明らかでしょう。ベルフハイスも久しぶりのアルクマールで良いプレーをしていたので、このレベルのプレーが続くならシーズン後半戦こそ大きな価値が出るはず。イェンスとニコライの連携も非常に良いので、後半戦はいよいよディルクの出場時間が大きく減る可能性が…