Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ヴィレムIIに勝利してベーカーフィーナリスト (KNVB Beker: ヴィレムII-thuis)

フェイエノールトはクラブ史上17回目のTOTO KNVB Bekerのフィナーレに進出。水曜夜のデ・カイプで行われたハルフェ・フィナーレでヴィレムIIをすて、ロビン・ファン・ペルシ、トニー・フィレーナのゴールによって3-0で問題無く破った。

 

主導権
ケヴィン・ディクス、スフェン・ファン・ベーク、リチアーノ・ハプス、ロビン・ファン・ペルシ、ジャン・パウル・ボエチウスがスタメンに並んだフェイエノールトは1分目から主導権を取る。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは序盤 ハプスとエル・アマーディから危険なシーンを作るも、左バックのシュートは枠を外れ、キャプテンのシュートはヴィレムIIのGK マタイス・ブランデルホルストによってセーブされた。

 

21分目にネットが揺れる。ハプスは左サイドを突破して低いボールを入れると、ニコライ・ヨルゲンセンがスルーして中に入ってきたスティーヴン・ベルフハイスにシュートチャンスを譲る。このバイテンスペーラーがトリガーを引き、ボールはブランデルホルストの指先を経てゴールに決まり、1-0.

 

後半のチャンスの雨
HTまでもボエチウスやファン・ペルシらにまだ小さなチャンスがあったが、フェイエノールトに本当に次の決定機が次々と生まれたのはHT明け。凍える寒さにも関わらずデ・カイプに大挙したヘット・レヒューンは例えば52分にファン・ペルシのゴールを見れたかと思われたが、ベルフハイスのクロスにつま先の長さが僅かに届かず。

 

数分後にはベルフハイスが自らの2-0のチャンスを逃し、ヴィレムIIにまだ同点ゴールの希望を持たせてしまった。エルモ・リーフティンクが60分にミドルシュートでそれに最も近づいたが、フェイエノールトのGK ブラッド・ジョーンスが反応してボールを最終ラインに弾き出した。

 

ファン・ペルシが2点差に
それに続くCKからフェイエノールトがカウンターで2-0に。ペナルティエリア内からボールをクリアした後にボエチウスがボールを持つと、右サイドから左バック ハプスへパス。ボールを受けて駆け上がったハプスがファン・ペルシに繋げ、このベテランがスコアボードを2-0とした。これによってオランイェの歴代トップスコアラーのプロキャリア通算300ゴール目に。

 

フェイエノールトの勝利はこの寄り2点目の後の残り30分間でもう危うくなることは無かった。ホームチームは85分にヴィレムIIをさらに引き離すことにも成功。トニー・フィレーナが数回の体のフェイントでペナルティエリア内に侵入し、フリーでシュート。ボールはポストの内側に当たってゴールラインを超え、3-0.

 

17回目のフィナーレ
この素晴らしい勝利によってフェイエノールトTOTO KNVB Bekerのフィナーレにクラブ史上17回目の進出。フィナーレは4月22日日曜日にデ・カイプで行われる。対戦相手はAZ. アルクマールダースは水曜夜にFC トゥエンテを4-0で破った。

 

Feyenoord - Willem II 3-0
Scoreverloop:
21' Steven Berghuis 1-0
59' Robin van Persie 2-0
84' Tonny Vilhena 3-0

 

Scheidsrechter: Kevin Blom
Gele kaart: -

 

Opstellingen:
Feyenoord: Brad Jones; Kevin Diks (75' Bart Nieuwkoop), Sven van Beek, Jan-Arie van der Heijden, Ridgeciano Haps; Karim El Ahmadi (61' Renato Tapia), Robin van Persie (81' Jens Toornstra), Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen, Jean-Paul Boëtius.
Willem II: Mathijs Branderhorst;
Damil Dankerlui, Darryl Lachman, Freek Heerkens, Jop van der Linden (41' Giliano Wijnaldum), Elmo Lieftink; Thom Haye (46' Bartholomew Ogbeche), Ben Rienstra, Pedro Chirivella, Mo El Hankouri (73' Ismail Azzaoui); Francisco Sol Ortiz

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-willem-ii-netherlands-knvb-beker-cup-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「今日の勝利は嬉しい。クラブにとって非常に重要な勝利。絶対に勝たなければならなかったし、それを我々が実行できたことが嬉しい。今日は激しさを持って上手く試合に入れた。この数週間常にそうだった訳では無かったからね。今日の我々は良いプレーだったし、良い攻撃と美しいゴールが見れた」


「ロビンのプレーを楽しんでいるよ。今日はチーム全体のプレーを楽しめた。彼のボールトラップや選手の動かし肩を見れば、我々にとってとてつもなく重要な選手。多くのクオリティを持った選手であり、それを今日はしっかり見せてくれた」


「これでフィナーレに進んだが、まだ目標を達成した訳では無い。我々はベーカーを獲りたいし、今からそれに全力を尽くす。ただリーグ戦の重要度が低くなったという訳でも無い。特にエールディヴィジで自信を築いていななければいけない」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-we-hebben-ons-doel-nog-niet-bereikt
https://www.fr12.nl/nieuws/46298-gio-we-moesten-winnen-dat-hebben-we-gedaan.html

 

カリム・エル・アマーディ
PSV戦とは全く違った。今日の僕らは1分目からトーンがしっかり整っていたと思う。何度も良い攻撃があった。見た目も良かったし、フットボールも良かった。PSV戦では組み立てが確かに悪かったから、僕らはそれを分析して今日は良くなった」
「ベーカーが今シーズンの救いになるかは複雑。獲れれば3シーズンで4つ目のタイトルになるし、これはフェイエノールトでは長くなかったこと。でも現実的でもなければいけない。僕らはリーグ戦で低すぎる。サポーターにとってベーカーを獲れれば素晴らしいことだけど、それで十分じゃ無いのは僕らは頭の中で分かっている。批判も正当。フェイエノールトのようなクラブでこの低すぎる順位は相応しく無い」
https://www.fr12.nl/nieuws/46295-el-ahmadi-blij-maar-we-moeten-ook-realistisch-zijn.html

 

スティーヴン・ベルフハイス
「なぜリーグ戦でこれができないのか、それは僕にも分からない。今日は自信と活気がチームあった。プレーはいつも良かったわけでもまだ無いけど、十分良かった。プレッシャーはあったよ。でもそれは良いことでしかない。昨年の僕らはティートルを争ってとてつもないプレッシャーがあった。こういう試合を経験できるのは楽しいことでしかない」
「AZとのフィナーレになったのはスペシャル。AZには温かい気持ちを持っているからね」
https://www.fr12.nl/nieuws/46299-berghuis-het-geloof-en-de-beleving-zat-in-het-team.html

 

リチアーノ・ハプス
「数回嫌な怪我をしたし、不運な怪我もあった。でもまたフィットしたよ。マラシアのプレーが見れたのは彼にとってもチームにとっても素晴らしいこと。フェイエノールトのようなトップクラブでは競争は常にある。だから僕もマラシアに驚いてはいないよ」
http://feyenoord.netwerk.to/wedstrijden/news.php?b=639#i42962

 

いろいろ心配な状況でしたが、終わってみれば久々の良い内容で快勝。まぁ今回も相手が悪かったという気もしますが、-17℃の冷え込みの中で声援を送り続けたヘット・レヒューンは素晴らしかったです。

 

今日はハプスとカリムが特に良く、ボエチウスも悪くなかったのでいろいろ自信になったでしょう。これがリーグ戦でも繋がって4月のベーカーフィナーレまで多少なりとも上り調子になるのを期待・・・ AZがかなり良いので、正直現状だと良い日でもちょっと厳しいはず。