ヨルディ・クラーシは15年間過ごしたフェイエノールトを去る。クラブはこの24歳のMFの移籍についてSouthamptonと合意、彼は直ちにイングランドのプレミア・リーグのクラブへと移ることを決めた。クラーシはそこで2014年にSouthamptonに映ったロナルド・クーマン、グラツィアーノ・ペッレと再会することになる。クラーシは水曜にイングランドでメディカル・チェックを通り、5年契約にサインした。フェイエノールトとクラーシの契約は2018年まで残っていた。
クラーシの移籍はフェイエノールトにとってクラブの子を失う事を意味する。ハーレム生まれの彼は2000年にF-pupilでフェイエノールトのユースに移り、A1にまで到達。エクセルシオールへのレンタル・シーズンの後、2011-2012シーズのプレシーズンでフェイエノールトのトップチームでのチャンスを得ると、このMFはそれを両手でしっかりとつかんだ。クーマンのもとで彼は即座にスタメンをモノにしただけでなく、フェイエノールトの支柱にまで成長。
ヘット・レヒューンの間でもクラーシが人気者となるのに時間はかからず、デ・カイプの外でも人々がそのパフォーマンスに注目が集まるように。Aセレクションでの2年目でオランダ代表にデビュー。ボンズコーチ ルイ・ファン・ハールのもとでクラーシは2014年に初めてのWK出場、オランイェと共にブロンズ・メダルを獲得した。フェイエノールトではその当時すでにキャプテンに任命されており、フェイエノールダーとしてその役目を自身の最後の試合まで誇りを持って全うした。
「ヨルディはフェイエノールトで素晴らしい活躍だった」とテクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘール。「彼はこの4年間不動のスタメン選手であり続け、キャプテンとしてクラブの正真正銘の案内板だった。昨シーズンの後、彼はキャリアの次のステップの用意ができたと表明していたし、そのキャリアをプレミア・リーグという大きなリーグで続けられるのは彼にとってファンタスティックなこと。我々はヨルディという優れた選手を失うが、これは両者にとって良いことを考えられる素晴らしい結果。そして早い段階で我々はヨルディの移籍に備えてマルコ・ヴェイノヴィッチを獲得していた」
クラーシはフェイエノールト1での4シーズンで計155試合に出場、内訳はリーグ戦131試合、ベーカー戦6試合、欧州戦18試合。その155試合で彼は8得点を記録している。一方でフェイエノールト期間でオランダ代表として代表12試合に出場。
来週の7月23日木曜にクラーシはすぐにヘット・レヒューンにお別れをする機会を獲られる。この日、MFは自分の新しいクラブの一員としてフェイエノールトと対戦するために満員のデ・カイプに戻る。ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームにとってはSouthampton戦は新シーズンの伝統のオープニング・ヴェーツトライト。試合は20.00開始。
http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/jordy-clasie-verruilt-feyenoord-voor-southampton
予想通りオープニング・ヴェーツトライト前に決まって良かったですね。近年珍しい本物のフェイエノールダーで、素晴らしい選手、素晴らしい人物でした。彼がコールシンゲルに立てずに去るのは非常に残念・・・
イングランド挑戦はいろいろ大変でしょうが成功を祈ってます。移籍金は報道マチマチですが、とりあえずボーナス抜きで12,8milという話。移籍金の額を上げて行くにはカンピューンスハップかCLしかありません。