リック・カルスドルプがフェイエノールトを去る。ランズカンピューンは22歳の右バックの移籍についてAS Romaと合意に達したことをクラブサイトで発表。デ・カイプでの契約がまだ2021年まで残っていた彼は7月1日付けてセリエ Aのトップクラブに移籍し、5年契約にサインする。
この移籍でカルスドルプは自分が育ったクラブでの年月に終わりを迎えることになった。彼はE-pupilでファルケノールトに加わり、2014年にトップチームで公式デビュー。翌年には監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのもとで右バックとして不動のスタメンになった。
フェイエノールト1での3年間でカルスドルプは公式戦101試合に出場、1得点を記録。その中でランズティートル(2017)、KNVB ベーカー(2016)を獲得した一方、代表選手にもなり、ここまでオランダ代表で3試合に出場している。
テクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘール:「リックはフェイエノールトで素晴らしい活躍だった。クラブで育てられた選手としてトップチームの不動のスタメンにまでなり、ベーカーとランズティートル獲得に重要な貢献をしてくれた。さらにオランイェの代表選手にまでなった」
フェイエノールトにとってカルスドルプの移籍はクラブ史上最大の移籍となる。これまでの最大の移籍は2015年のヨルディ・クラーシのSouthampton行きだった。「我々はリックという優秀な選手を失うが、これは我々が満足できる取り引き」とファン・ヘール。「リックにとってセリエ Aというトップリーグの素晴らしいクラブでキャリアを続けられるのは素晴らしいことだし、我々も彼の大きな成功を願っている」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rick-karsdorp-van-feyenoord-naar-as-roma
というわけで順当にリックを売却。AS Romaの発表で移籍金は14mil+ボーナス5milだそうで、基本額が多少低すぎますが、頑張ってボーナス全額持ってきて無事に「クラブ史上最高額」になってくれることを期待しますか・・・
というか本当にディルクの移籍金はクラーシよりも低かったんですねぇ。果たして初の20mil超えは誰になるやら。
右バックはディクスをレンタルしつつバルトが普通にスタメンで落ち着くでしょうし、これでアムラバト獲得をさっさと決めて、問題の左バックを早めになんとかしたいところ。まだまだファン・ヘールの忙しい夏が続きます。