フェイエノールトはヨルディ・クラーシをSouthamptonからレンタルすることが決まったとクラブサイトで発表。27歳のMFは今シーズン愛するフェイエノールトに戻ることになった。
クラブの子がデ・カイプに戻る。クラーシは2000年にF-pupilでフェイエノールト・アカデミーに加入し、ユースでA1まで上り詰める。エクセルシオールへレンタルされた1シーズンの後、2011-2012のプレシーズンでトップチームでのチャンスを掴むと、そこからはあっという間だった。即座にスタメンを勝ち獲ったクラーシはヘット・レヒューンの人気者となり、ロッテルダムでの最後のシーズンにはキャプテンマークも巻いていた。
クラーシはフェイエノールト1での4シーズンで計155試合に出場し、8得点。2012年には21歳でオランダ代表にデビューしており、フェイエノールト在籍中にオランイェで代表戦計12試合に出場し、その数字は現在17まで増えている。
2015年夏にクラーシは15年間過ごしたフェイエノールトを去りSouthamptonへ移籍、3シーズン目にClub Bruggeへレンタルされていた。クラーシは新シーズンで再びフェイエノールダーと呼ばれることを喜んでいる。「戻って来れてファンタスティックな気分。このクラブが僕にとってどれだけ大きな存在かは誰でも知っている。フェイエノールトのことはもちろん常に追っているし、今でもかなり多くの選手を知っているよ。すぐにセレクションに加わるのがとても楽しみだし、デ・カイプに戻れるのも楽しみ。あのスタディオンでプレーできるのは魔法のようなもの」
テクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘールもクラーシの加入を喜んでいる。「すでにクラブを隅々まで知り尽くしている選手が加わるのはいつだって良いこと。我々にとってこのをレンタルでヨルディを今のセレクションに加えられるのは絶好のタイミングでもあった。お互いにとってwin-winの状況だ」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/ras-feyenoorder-jordy-clasie-keert-terug-in-de-kuip
カリムの穴埋めとしてずっと噂になってましたが遂にクラーシが帰還。感情的にはファンの誰もが望んでいたことで、何も言うことはありませんし、コントローラーとして最適なのも間違いありません。レンタルなのが残念ですが、本人の希望を考えれば1年後に完全移籍の可能性も十分あるはず。
しばらく出場機会が限られていたのでコンディションが問題無いことを願いますが、順調に行ってくれれば即スタメンでキャプテンマークを巻くことになるはず。一挙両得の補強でジオも嬉しいでしょう。
問題は怪我のターピアは置いといても、アムラバトの立場がこれでどうなるか。WK明けで合流が送れた間にヴェールマンにだいぶ差を付けられた感はあります。